エミリア寝室1 シーンテキスト
静まりかえった寝室に、キィ……とドアの
開く音が響いた。
緊張の面持ちで現れたエミリアは
ここに来た意味を理解しているらしく、
俺と目が合うとわずかに視線を逸らした。
エミリア
「ここに呼ばれた意味は、理解している。
だがその前に王子には言っておく」
エミリア
「私は今戦うことしか頭にない……。
だから王子に奉仕することはできない」
エミリアは俺に向き直ると、はっきりと
そう言い放った。
真面目な彼女らしい言葉に俺は、
自分がリードをする、と返す。
エミリア
「い、いや、だがしかし……っ。
私はこういったことは……!」
経験がないのか、顔を赤らめつつ両手を
左右に振っている。
そんな彼女を優しく抱きしめ安心させる。
エミリアの早い鼓動を感じつつ、
そのままベッドへ促した。
エミリア
「だ、大丈夫なのか?
本当に私は何も知ら……」
彼女の口に指をあてて言葉を遮り、そのまま唇を
なぞるようにし深く口づけを交わす。
エミリア
「んんっ……!」
エミリア
「んっ、くちゅ……、ふぁ、んンっ」
舌を絡め、歯列をなぞりつつ彼女の
衣服をほどいていく。
鍛え抜かれ、ほどよく引き締まった体は
息を飲むほど美しく、より興奮を高めた。
エミリア
「あっ、ん……、王子、あまり見ないで、くれ……」
恥ずかしそうに顔を赤くする彼女に、
俺は足を持ち上げ、まんぐり返しの状態にする。
自分の性器が見えるようになり、
エミリアが顔をそむける。
エミリア
「こんな恥ずかしい格好……っ」
微かに震える彼女のその秘部にふっと息を
吹きかけると、わずかに体が反応する。
花弁を広げ、ぷくっと赤みを帯びた小さな果実を
指でつまんでみる。
エミリア
「ひゃあっ!」
初めての感覚に、エミリアが目を見開いて
顔を向ける。
まるで彼女に見せつけるように指で
愛撫していく。
エミリア
「そんな……触ったら……っ、
んぁッ、ぁあっ……」
自分の秘部をいじられるその様子に彼女も
興奮してきたのか、俺の下半身に手を伸ばしてきた。
エミリア
「……わ、私も王子を気持ちよく……したい……」
そういってペニスを取り出すと、
ぎこちない手で上下にしごき始める。
それに負けじと、俺も秘部に一本指を入れつつ
クリトリスを軽く指で弾く。
エミリア
「んぁあっ……、指が……中で……っ」
一本がやっとの狭さの膣内を、
ゆっくりと押し広げていくように
かき回していく。
つぅーっと透明の糸を引きながら、
出し入れを繰り返していく。
エミリア
「あぁ……っ、待って……そんなにっ……!
あっ、んぁッ」
快楽に侵されながらも彼女の手はペニスを
刺激し、時に強く、弱くしながら動かしていく。
エミリア
「どんどん硬く、大きくなって、いく……。
んッ……、気持ちいい……のか?」
彼女の手の動きが自然と早くなっていき、
それに合わせて俺の指も速さを増す。
すでにぐちょぐちょと音を立てる秘部に、
指を増やしてかき回していく。
エミリア
「ひぅ……、んぁあっ……あっ……ぁあッ、
そこは……っ! んぁああっ……!!!」
一際高い嬌声が響き、彼女の腰がびくっと浮いた。
その瞬間エミリアの手が俺のペニスを
ぎゅっと握り、それによって熱が外に吐き出される。
エミリア
「んんんッ……! あ、ぁあ……っ」
絶頂の余韻にしばらく浸っていたエミリアは、
やがて指についた精液を見つめる。
エミリア
「ん……れろ……っ、なんだか不思議な味がする……。
初めての味だ……」
舐め上げながらそう呟くエミリアは、
どこか満足そうに笑った。