エルン寝室1 シーンテキスト

相談がある、とだけいわれ待っていると、
エルンが寝室にやってきた。

エルン
「ごめんなさい。王子も忙しいのに……」

こちらの様子を伺うように見上げる彼女に、
かまわないと告げる。

彼女は最初言おうか迷っているようだったが、
やがて意を決したように口を開いた。

エルン
「その……自分が堕天使って気づく前は
普通に人間として暮らしてたせいか、
力の使い方がうまくなくて……」

エルン
「だから能力の覚醒が分からないんです……」

元々街娘として過ごしていたせいか、
彼女の不安は無理もないだろう。

周りが戦で活躍していく中、
どこか彼女自身のなかで劣等感が
あったのかもしれない。

エルン
「私、どうしたら……」

今にも泣きそうな表情の彼女に、
俺はふとある提案をする。

エルン
「…………危機的状況……、ですか?」

それは、彼女を追い込むことで覚醒させる
というものだった。

自分に危機が及ぶと分かれば、
それに力が反応するのではないか?
と話すと、彼女がなるほど。と頷いた。

その方法として、俺は思いつきで彼女を押し倒した。
あまりの突然の出来事に彼女が目を丸くする。

エルン
「あの、王子……? これはいったい……」

不安の色を見せる彼女に、俺は危機的状況だ。と
一言告げ、彼女の服を無理やり破る。

エルン
「……!? 王子、何をっ……、やめてくださ……」

彼女の言葉を最後まで聞くことなく、
その素肌に触れていく。

エルン
「まっ……! 王子! 離してくださいっ!
王子っ!」

先ほどの不安な表情が恐怖の色に変わり、
必死に腕から逃れようともがき始める。

エルン
「王子っ! あの、もう大丈夫ですからっ!
だれかっ、誰かたすけ……っ」

必死にもがき助けを呼ぼうとするが、
彼女のか細い声で助けが来るはずもなく、
彼女の目から涙がこぼれる。

ベッドに這うような形になり、腕から逃れようとする
彼女の腰をつかみ尻を持ち上げた。

エルン
「何を……、や、やめ……っ」

怯える彼女の表情に俺の中で何かが湧き上がってくる。
まだ濡れていない膣内に、俺は硬くなったペニスを無理やり
挿入した。

エルン
「ひぃっ……! ぅぁッ……、
いた、い……っ!」

エルン
「何で、こんなこと……!
抜いて、くださいっ!」

ぎちぎちと中に入れ込み、その圧迫感からか
彼女が声にならない声を漏らす。

エルン
「あっ……、がッ、ぅあ……ッ!
やめ……!」

ベッドのシーツを握り締め
必死に痛みに耐える彼女に、
俺はかまわず律動を開始する。

濡れていないせいか、スムーズとはいかないが、
それでもゆっくりと動かしていく。

エルン
「ふぎぃっ……、うごか、ないでください……っ!
ぅぁあっ!」

みちみちと中を押し広げていき、肉壁がペニスを
追い出そうとしているのか迫ってくる。

しかしそれは逆効果で、より俺に刺激をもたらすだった。

エルン
「ふぁ、ぁっ、なんで、王子がこんな、ことを……!」

彼女の羽は弱弱しく垂れ下がっている。
目からは大粒の涙がこぼれ、シーツをぬらした。

俺は徐々にスピードを上げていき、
より奥へとペニスを進めていく。

するとしばらくして、結合部からぐちゅっと
愛液の混ざる音が響きはじめた。

エルン
「ひぁっ……、んぁッ、アッ……」

それは徐々にペニスの動きを早めていき、
彼女の口からは甘い声がこぼれだす。

エルン
「んっ、あぁあっ、あンッ……、
ぁあッ……」

犯されているにもかかわらず感じているのか、
彼女の顔は痛みから快楽へと変わっていく。

エルン
「奥の、方が……っ、
感じて……、ひゃあんっ!」

エルン
「あんっ! あっ、あっ……、
すご、いぃいっ」

きゅうきゅうっとまるでもっとペニスを求めるように、
奥へと導くように離さない。

肉壁はペニスに迫り、俺は精液を彼女の中で吐き出した。

エルン
「ぁああんッ……! なんだか、熱いものが……
私の、中にぃっ……」

どくどくと最後まで中で吐き出し続け、
ペニスを引き抜く。

しかし、彼女に覚醒の変化が見られたようには
感じなかった。

エルン
「こんな無理やりされるなんて……」

エルン
「でも……こういうプレイも、私悪くないと思います……」

少し照れながら息を吐く彼女は、秘部から精液を
垂れ流しながらうっとりとした表情でそういった。