アーシェラ寝室3 シーンテキスト

アーシェラ
「私がこういう格好をしていると
……王子は嬉しそうな顔をする」

ベッドに横たわり、アーシェラは誘惑的な微笑みで俺を誘う。

彼女は両手を頭の後ろで組み、柔らかな乳房だけでなく、
滑らかなわきまでもを露わにした格好で、俺を見つめてきた。

アーシェラ
「……王子を信頼していると、示す格好だ。
ちゃんと、出来ているだろうか……」

両手を頭の後ろで組む姿勢は、以前に俺が教えたものだ。
生真面目なアーシェラは、そのことを覚えていてくれたのだ。

アーシェラ
「色々なことを、王子は教えてくれる……
この格好のことも、仲良くなる方法も……」

アーシェラ
「一緒に気持ちよくなる方法も……だ」

身をよじり、膝を抱えるように曲げるアーシェラ。

下着は既に、彼女自ら脱ぎ捨てており、
つややかに濡れた秘所が俺の目の前にさらされる。

アーシェラ
「王子は私に教えるだけでなく、
私を……強く求めてくれる……」

アーシェラ
「王子が私を欲してくれるのは……とても嬉しい」

俺はアーシェラの蕩けた表情と、期待する視線に応えるべく、
彼女を背後から抱きしめるように身体を寄せる。

アーシェラ
「ん……王子の、さきっぽが……あたってる……」

アーシェラは身じろぎし、亀頭に微かな刺激を与えてきた。

零れ出た愛液は恥丘までをも濡らしており、
ふにふにとした感触と共に俺を愉しませる。

アーシェラ
「……んんっ……王子……」

アーシェラの甘い吐息に、どうした、と問いかける。

アーシェラ
「……いれて、くれないのか……?」

やけにアーシェラが身体をよじらせると思っていれば、
両手を使えないなりに、俺を煽っていたようだった。

想定外にじらしてしまったことを詫びつつ、俺はゆっくりと、
アーシェラの潤んだ秘裂に肉棒を差し入れていく。

アーシェラ
「ひぁっ……んぁ……ぅ……、
王子のが……入ってくるの……わか……る……あぁあっ!」

最初から俺のものを収めるためだけに存在するかのように、
アーシェラの肉穴は男根を飲み込んだ。

アーシェラ
「段々と、王子の形に……なってきた気がする……」

身体を丸め、己の腹をじぃ、と見つめると
彼女は嬉しそうに、頬を緩めた。

アーシェラ
「……私と王子が仲良くなると、
私のここと、王子のここも……仲良くなるのだろうか」

そうかもしれないな、と俺は囁く。

アーシェラは膣口を締め付け、あるいは緩めて、
手の代わりに秘所を用いて
俺の形を確認しているかのようだった。

アーシェラ
「王子がいっぱい私を求めてくれるから……
きっと、ぴったり合うような形に……なったんだ」

感慨深げに呟く彼女の言葉に嬉しさを感じながら、
ゆっくりと腰を動かしていく。

アーシェラ
「んっ……ふぁぅ……ぁっ……、
お……かしい……な……ひぅあっ!?」

どうした? と問いかけつつ、
俺は抑揚をつけてアーシェラを突き上げる。

アーシェラ
「はじめて、したとき、より……んひぁっ
ずっと……きもち、よく……て……ぁあっ!!」

アーシェラ
「王子と……仲良くなるにつれて……んんっ……
……気持ちよさが、どんどん……はぁっ、ぁん……、
お、大きく……なってくみたいだ……」

嬉しそうに、アーシェラは身をよじる。

そんな彼女の耳元で、
俺は情愛に任せて甘やかな言葉を囁きながら
たわわに弾む乳房を両手でつかむ。

アーシェラ
「んひゃぅ……!? いき、なり……さわら、れる、と……
あぁあっ……あぅ……はぁ、ぁっ……!」

アーシェラ
「気持ちよすぎて……んぁっ、あぁ……、
おかしく、なってしまいそうだ……はぁ、んっ……」

何度、肌を重ねようと初々しい反応を見せる彼女が愛らしく、
その想いの衝かれるまま、アーシェラの美しい首筋にキスをする。

アーシェラ
「ふぁっ、ぁ……おう、じ……」

アーシェラ
「イく時は……王子と一緒……だから……んっ、ぁぁっ……」

繋がったままの膣壁が、
身をよじるアーシェラに合わせて柔らかく締め付けてくる。

小さな刺激のひとつひとつに、
アーシェラの身体は艶やかな反応を返す。

その様が、さらなる愛しさを生み、
より多くの口付けを彼女の身体へと刻んでいく。

アーシェラ
「んっ、んんっ……くすぐったい……ひゃぅ……んぅ……」

アーシェラの反応を愉しみつつ、
俺は緩めていた抽送を速めていく。

アーシェラ
「んぁああっ!? はげ、し……ふぁっ、ぁぁ……ッ」

一突き毎に漏れるアーシェラの甘い嬌声が、
俺の耳を心地よくくすぐった。

アーシェラ
「王子の……大きくなって……んぁあっ……
わた、しの……なかで……っ……あばれ、て……ふぁあっ!!」

アーシェラ
「そんなに……おおき、くぅ……!?
おおきく……なると……ふぁぁあんッ」

大きくなると、どうなるんだ?
俺はそう問いかけつつ、アーシェラの最奥を突き上げ続ける。

アーシェラ
「わたし……だけ……んふぁぅあああッ
イっちゃ……うぅ……ぅああっ!?」

アーシェラ
「おう、じを……きもちよく……っ、
させ、たい……のにぃッ……ふぁっ、あぁあんッ……!」

突き上げるごとに、アーシェラのたわわな胸が跳ね、
普段とは異なる彼女の嬌声が部屋に響く。

アーシェラ
「ふぁあっ、ぁっ……もう、らめぇっ……、
おうじぃ、私……イっちゃ……イッちゃうよぉ……っ!」

アーシェラ
「おねが、いぃッ……んっ、ぁっ、ぁあっ……、
王子も、いっしょ……にひぃっ……やぁっ、あぁんっ……、
いっしょにっ……イッてぇっ、あっ、ふぁぁぁあン……ッ!!」

艶やかな悲鳴と共に収縮した媚肉の抱擁の心地よさに任せ、
俺は彼女の求めるように、欲望を解き放った――。

アーシェラ
「ふゃぁあぁっ、ぁあっ、ぁぁあぁぁ……っ!
でて、るぅっ……王子のっ、アツイのっ……んっ、ぁぁぁ……、
だ、めぇっ……こんなの、気持ち良すぎるよぉ……ッ」

普段の彼女からは想像も付かないような甘い嬌声と共に、
アーシェラは何度も絶頂の快感に打ち震える。

そんな彼女を強く抱き締めながら、
愛しそうに吸い付いてくる子宮口へ、
精液を注ぎ込んでいった。

アーシェラ
「あぁっ、ぁ……はぁ、ハァ……だ、めぇっ……、
おうじの、溢れてきて……んっ、ふぁぁ……ッ」

アーシェラ
「ぜんぶ、受け止めたい……のにぃっ……はぁっ、ぁっ……、
おうじぃ……あっ、ぁぁ……ンンぅッ……」

繋がり合った部分から、愛し合った証である白精が
ゆっくりと零れ始めていく。

既に射精は止んでいたが、未だ繋がり合ったまま、
俺たちは温もりを確かめるように、互いの手を握った。

アーシェラ
「はぁっ……はぁ……おう、じ……んっ、ぁあ……」

アーシェラ
「また……私……こんなに、乱れて……」

アーシェラ
「うぅぅ……は、恥ずかしい……」

荒い息は未だ収まりを見せないが、
彼女は行為の終わりと共に、羞恥を色濃く声音ににじませた。

アーシェラ
「こんなに……淫らな姿を見られては……、
いつか、嫌われてしまいそうな気がする……」

心配そうに、その端正な顔を俯かせるアーシェラ。

そんないじらしい彼女の反応を愛おしく感じながら、
嫌いになるわけないじゃないか、と囁きかける。

アーシェラ
「本当に……?」

ああ、と頷きを返し、
もっと彼女の存在を感じられるようにと、
美しい身体を抱き寄せる。

アーシェラ
「うん……王子の言葉なら、信じる……」

小さな声だったが、そこにははっきりと喜悦の色が含まれている。

それは、少なくない時を共にしてきたからこそ生まれた
信頼の証左であることを実感すると、
例えようもない嬉しさが胸奥に込み上げた。

気づけば、未だ彼女の膣内に収まっていた愚息が、
再びアーシェラと愛し合いたいと訴えるように、
淫らな硬さを取り戻し始めていた。

アーシェラ
「んっ……も、もう……王子は、本当に元気だな……」

アーシェラ
「でも……嫌いじゃない……」

アーシェラ
「私を求めてくれる貴方が……こんなにも近くにいる……」

アーシェラ
「それが……今は、どうしようもなく……嬉しいんだ……王子」

大切そうに、そう言葉を紡いだアーシェラは、
瞳を閉じて唇を俺へと向ける。

そして、ゆっくりと唇が重なり合ったのを契機とし、
俺たちは再び、互いの情愛のままに肌を重ね合うのだった。