カリオペ寝室 シーンテキスト

カリオペ
「もう、王子ったら……こんなにガチガチにしちゃって、
そんなに私のワンピース姿に興奮しちゃったのかしら?」

俺を押し倒してズボンをズリ下ろしたカリオペは、
既に醜く膨れたペニスを取り出して、淫らに微笑む。

何の気まぐれか、いつもとは異なる出で立ちで
カリオペは俺の部屋へと訪れていたのだが、

俺はというと、
そのあまりの可愛さに見惚れてしまっていたのだ。

カリオペ
「……で、気づけばドキドキが、
興奮のムラムラに変わってしまったと……そういうことなのね?」

勝手知ったると言った体で俺の内奥を見透かしながら、
カリオペは赤黒い亀頭に小さな唇を寄せてキスをする。

カリオペ
「ちゅっ……ん、ふぁ……」

軽く触れられただけなのに、
雷魔法を打ち込まれたかのようにペニスがビクンと跳ね上がる。

カリオペ
「うふふっ、今日も元気ね……♪」

カリオペ
「でも、今日はこういうことしに来た訳じゃないんだから、
さっさと終わらせちゃうわよ?」

言いながら、彼女は舌舐めずる。

――カリオペがそう言うのも無理はない。
何故なら、つい先ほどまで彼女は
俺を外へ連れ出そうとしていたのだから。

だというのに、節操なしの愚息は
カリオペの可憐さに魅了された為か、
この通り恥ずかしげもなく勃起していたのだ。

カリオペ
「いいわよ、別に気にしなくたって……んっ、
ちゅっ……れろ……れろぉ…………いいわよ……」

両手で竿と亀頭を撫でながら、
カリ首を下から舐め上げられ、
ぞくぞくと興奮が膨れあがっていく。

いつになくカリオペの攻め方は淫らで、
同時に、安堵してしまうほどに優しげだった。

カリオペ
「デート中に押し倒されるより、
ここでしちゃった方が何倍もマシだからね」

かつて、姿を消す魔法を使用して
人混みの中で性行為に及んだカリオペにとってそれは、
やけに貞淑さに満ちた台詞だった。

カリオペ
「失礼ね……れろ……れろるぅ……私だって……、
ちゅっ……ちゅぷ……こういうオシャレしてる時くらい、
二人っきりでイチャイチャしたいって思うのよ」

彼女にしては珍しく素直な物言いに、
純粋な刺激による快感以上の愛しさが胸に満ちていく。

カリオペ
「んっ、はぁ、ぁっ……ん、ちゅっ……ぺろっ、れろ……、
ふふっ……またおっきくなってる……♪」

カリオペ
「じゃあ、もっと私も頑張らないとね……」

そう言うなり、カリオペはゆっくりと口を開いて、
頬にかかる美しい金髪を耳掛けしながら、
肉棒を口内へと含んでいった。

カリオペ
「はぁ、む……んっ、ちゅ……ぷぁ……」

カリオペ
「ずちゅっ、じゅぷっ、ちゅぷるるっ……」

頬張った男根をより深い部分にまで招き入れたかと思うと、
次の瞬間にはゆっくりと亀頭部分まで吸い上げていく。

緩慢な所作だというのに、驚く程に艶めかしい口淫が、
その光景と相まって有り得ないほどの心地よさを与えてくる。

カリオペ
「ずちゅっ、じゅぷるるっ、ちゅ…………ぷぁっ……、
はぁ、はぁ……やっぱり、根元まで入れるには、
王子のは大きすぎるわね……」

少しだけ照れくさそうに微笑んでから、
カリオペは唾液で滑った肉棒を両手でおもむろにシゴき始める。

カリオペ
「でも、こうして両手なら……しっかりご奉仕できるわよね♪」

ぬちゅぬちゅっと淫らな音を立てながら、
俺を試すような視線を送るカリオペ。

カリオペ
「どう? こうやってぎゅっぎゅって両手で
丁寧にシゴかれてると、すぐにイッちゃいそうでしょ?」

上目遣いで俺を見つめながらも、
愚息をシゴく手の動きが激しくなっていく。

時々垂らされる彼女の唾液が、
先走る粘液と合わさってより滑らかに
手による奉仕の快感を膨れあがらせた。

カリオペ
「んっ……すごい、ビクンビクンって、手の中で、
跳ね回ってる……ふぁっ、ぁ……」

カリオペ
「ふふっ……イキそう、なのね……?
はぁ、ハァ……いいわ……服が汚れないように、
私の口の中で、思いっきりだしなさい♪」

そう言うなり、カリオペは肉竿のシゴきを止めぬまま、
亀頭部分を桃色の唇で食み、口内で鈴口を舐め上げた。

そんな彼女の上質な奉仕に耐えきることなど出来るはずもなく、
俺は彼女の口の中で盛大に欲望をぶちまけてしまう――。

カリオペ
「――んんんっ!? ん……んぅっ、んく……んく……」

最初こそ射精の勢いに驚きはしたものの、
カリオペはすぐに冷静さを取り戻して、
けなげにも吐き出される精液を飲み下していく。

そして、射精の勢いが収まるのに合わせて、
彼女の手による奉仕もゆっくりなものになると、
最後の仕上げとばかりに亀頭を吸い上げた。

カリオペ
「ちゅぷるるっ……ちゅっ、ん……ふ、ぁ……はぁ、はぁ……、
これで、全部……出たわね……♪」

カリオペ
「もう、最近は随分と忙しかったみたいだけど、
こんなに溜め込むなんて身体に毒よ、王子?」

仕方ないだろ、と少しだけ羞恥を交えて彼女に返しながらも、
イヤな顔ひとつせずに俺へ奉仕してくれたカリオペに
素直に礼を述べる。

カリオペ
「何よ、別にあなたとは初めてってわけじゃないでしょ?
急に、しおらしくされても困るって……」

そう言いながらも、カリオペも頬を染め、恥ずかしそうに微笑む。

カリオペ
「ふふっ……でも、これも久しぶりに
オシャレした効果ってことかしらね?」

カリオペ
「私に対する王子の反応が、何だか新鮮なものに感じるわ♪」

言いながら、彼女はゆっくりと身を起こして、
着崩れた衣服をささっと直していく。

カリオペ
「さて、と……手を洗って、口をゆすいだら、
今度こそちゃんと二人でお出かけよ♪」

カリオペ
「いい、王子?
逃げたりなんかしたら許さないからね?」