金光聖菩寝室2 シーンテキスト
金光聖菩
「ま、待て王子、なにをして――ひゃうぅッ!?」
明け方の寝室に満ちた冷めやらぬ熱気を、
組み伏せられた乙女の鋭い悲鳴が貫く。
優美な曲線を描く尻を両手で掴むと、
夜通し続いた情事の名残に泡立つ膣口に、
俺は無骨な肉勃起を強引に突き挿れていった。
金光聖菩
「――んぁああぁッ!?
や……やめろ、いますぐ抜けッ!
そのっ……んぅっ、な、生意気なモノを……っ!」
嫌だ、と返した俺は結合部付近を手で探り、
蜜濡れた肉芽を指で小刻みに愛撫する。
金光聖菩
「や、やめろ……そんな、とこ……ふぁあっ、
い、イジれなんてっ……命令して、ないぃ……ッ!」
思ったよりも陰核が敏感であるらしく、
指でなぞるたびにヒクヒクと愛らしく尻を引き攣らせる。
少しずつ荒くなっていく乙女の吐息と、
すがるようにペニスを締め付ける恥肉の感触――。
あの金光聖菩を感じさせられている、
という事実が無上の悦びと興奮をもたらし、
牡の象徴がさらに凶悪に猛り狂っていく。
金光聖菩
「はぁ、はぁ……ど、どうしたのだ王子?
んぁッ……い、いつもならもう、
さっきの一発で打ち止めのはずではないか?」
金光聖菩
「お前の中にはもう、
吐き出せる精は残っていないはずだ……」
金光聖菩
「なのに……んぅっ……な、なぜだ?
なぜ……未だこんなにも硬く、たくましいのだぁ……ッ!」
答える代わりに俺は、
おもむろに腰を突き出して
愛しい相手の膣道を最奥まで犯し貫いた。
金光聖菩
「――んひィぃンッ!?
こ、こらっ……ヤっ、ふぁ、あぁンッ!
い、いきなり奥を……んぅッ……突く奴があるかっ!」
金光聖菩
「というか……ゃ、あっ、あぁンッ!
ま、待てっ、勝手に……ひぅッ……ひ、人の膣中に……、
あぁっ……そんな、太いの……出し挿れするなぁあッ!」
いつになく余裕のなくなった金光聖菩を
ガチガチに勃起した肉槍で犯し貫きながら、
そういうわけにもいかないな、と囁く。
金光聖菩
「くっ……な、生意気な……ッ!
私、専用のッ……ど、奴隷のっ、分際でぇ……ッ!」
忠実な奴隷だからこそ、時には主人のためを思って
親愛なる主人の命令に背かねばならないのだ、と俺は告げる。
数え切れぬほどの逢瀬を経て、
いまや俺は神通力で肉体の自由を奪われずとも、
自ら進んで愛する主人に精を提供するようになっていた。
けれど、これまで彼女は一度も絶頂に達しておらず、
それが忠実なる奴隷を自認する俺の唯一の負い目なのだ。
金光聖菩
「だ……誰がお前ごときに気を遣るものか!
こんな……んぁあッ! ど、奴隷チ○ポなんかにぃぃッ!!」
イクのはまだでも感じてはいるようじゃないか、と
圧を強めた膣道を無理やりこじ開け、往復しながら囁く。
トロトロに熟した媚肉は先刻よりも明らかに熱を帯び、
むっちりと愚息に絡みついて無数のヒダで亀頭を弾く。
事前に死ぬほど射精させられていなければ、
俺のほうが真っ先に達していただろう。
金光聖菩
「だ……誰がお前のチ○ポで感じてなど――ひぅンッ!?」
金光聖菩
「ひゃっ、んんッ……や、やめろぉ、馬鹿者ぉ……ッ!
ち……乳を揉みながら、ゃっ、だ、出し挿れすりゅなぁあッ!!」
徐々に息を荒げ、呂律が回らなくなってきている
金光聖菩が可愛くてたまらず、意図せず律動を早めてしまう。
これまでなかなか触らせてもらえなかった、
手に余るほど大きく柔らかな乳房を
十指で存分に弄び、極上の手触りを堪能した。
金光聖菩
「ふぁっ、あっ、あぅぅっ……く、くそ……ッ!
あとで……ひゃふんッ……お……覚えていろよぉ……ッ!!」
悪態を吐きはするものの、
神通力で俺の乱暴な振る舞いを制すことを
思いつかない程度には理性を失っているらしい。
それをいいことに、
硬く膨らんだ乳首を摘み、こねくり回し、引っ張ったりして
さんざんに弄び、愛しい相手の羞恥心を煽っていく。
金光聖菩
「ひゃあああアンッ!
ひゃっ、ひゃめっ……ひゃめろおぉ~ッ!!
んぁあッ、アッ……ち、乳を引っ張るなぁあ~ッ!!」
引っ張られて紡錘形になった己の乳房を眼の前にし、
あまりの恥ずかしさにイヤイヤと首を横に振る。
つい先ほどまで俺を性的に虐めていた、
その相手が惨めに泣き叫ぶ姿に、
加虐的な性衝動が腰奥で激しく脈打った。
金光聖菩
「――ひゃぅンッ!?
お、王子……出るのか、射精しそうなのか?」
膣内で大きく跳ね上がって
湧出の前触れを示した愚息に、
美女の桃尻はビクンと震えて感応し、
金光聖菩
「あぁあ……王子、頼む……早く、射精してくれ……ッ!」
金光聖菩
「ンッ……い、一番奥っ……亀頭、押し付けて……、
好きなだけ……ふぁ、はぅんっ……注いで、いいからぁ……っ!」
あろうことか眼前の美女は、盛りのついたメス犬のように
大きな美尻をみっともなく揺すって射精をねだり始めた。
その健気な姿にムラムラと劣情が沸き立ち、
相手が自分の主人であることも忘れて、
お前がイったら射精してやる、と意地悪く囁く。
金光聖菩
「はぁっ……はぁっ……い、嫌だ……。
お前よりも先に……気を遣るのだけは……」
金光聖菩
「……な、なぜって、だって……。
気を遣れば……精が漏れてしまうではないか……」
――なるほど。
彼女のような仙人の強さの源である「気」。
その素たる「精」が絶頂により漏れるのは女も同じらしい。
仙人としての強さを極めるために
夜な夜な俺の「精」を奪い続けた彼女にとって、
それを漏らすのはなんとしても避けたいことなのだろう。
――だが、知ったことか。
今日こそ俺は金光聖菩をイかせると決めたのだ。
金光聖菩
「――ひゃぁああぁンッ!?
やッ……らめっ、奥ッ、ゴンゴンしちゃ……アッ、はぁあンッ!」
ぐっと相手の腕を引き、
同時に腰を押し出して勢いよく最奥を亀頭で打ち据える。
猛り尖った肉勃起で貫いては退き、貫いては退き……。
ズチュグチュと音を立てて互いの肉悦を掻き混ぜていく。
金光聖菩
「はぁ、ハァッ……い、イヤ……イきたくないぃッ!
イきたく……んンッ……ないっ、のにぃぃ……ッ!!」
金光聖菩
「んあぁっ、アッ……ダメ……おかひく、なるぅ……っ。
あはぁ、ぁっ、あんっ……あたま、クラクラしてぇ……ッ!」
金光聖菩
「くふぅぅ……いいっ、奴隷チ○ポ、気持ちいい……っ!
太いのが、ズポズポって……腹のナカっ、抉ってぇ……っ!」
金光聖菩
「アッアッ、あっ――ひゃぁああぁアンッ!!
い……イヤぁあッ! イきたくないッ! イきたくないぃッ!!」
追い詰められた獣のように
死に物狂いで暴れ、最後の抵抗を示す金光聖菩。
爆発寸前の射精欲に悶える亀頭で
小刻みに子宮を揺すってやりながら、
大丈夫だ、と震える声で告げる。
イく時は俺も一緒だ。
絶頂の際に漏らす精が惜しいのならば、
漏らした分以上に俺が注ぎ込んでやる。
金光聖菩
「ほ……ほんとぅ、だな……っ?
んゃあッ……い、一緒……いっしょ……なんだな?」
金光聖菩
「ハァッ、ハァッ……アッ、あ……はぁあンっ!
いっぱい、いっぱい……射精して、くれるのだな……っ?」
すがるような眼差しに心からの頷きを返し、
最後のひと押しとすべく抽挿を加速させていく。
と、安堵したような笑みが一瞬、
金光聖菩の秀麗な美貌をほころばせ、次の瞬間――。
金光聖菩
「ぁっあっアッ――はあぁああぁ~ンッ!!
イクっ、イクイクッ! イっクぅうぅぅ~~~ッ!!!」
ビクン、と引き攣ったように金光聖菩の尻が大きく跳ねる。
直後、絞るように締まりを強めた膣内に、
俺は満を持して己のすべてを注ぎ込んだ。
金光聖菩
「――ひぁあァンッ!?
あ、あぁっ……あはぁああぁぁぁぁアァッッ!!」
子宮の底を直接、噴出した白濁が叩いたのと、
乙女の美しい肢体が飛び立つように天を仰いだのが同時。
金光聖菩
「はぁあぁぁ……アツっ……熱いぃぃ……っ♪
こん、な……んンッ……こんなに、王子の熱が……、
熱くて……ンぁっ、はぁあっ……心地いい、なんて……っ♪」
金光聖菩
「はぁっ、はぁっ……ふぁあ、だ、ダメだ……。
気持ちよすぎて……油断したら、急に……っ」
金光聖菩
「あぁぁ……漏れる、漏れてしまうぅ……っ。
王子、頼む……見るな、み、見ないで、くれぇ……っ」
――プシュッ。
と最初の飛沫が結合部の間近で散る。
それが文字通り呼び水となり、
熱い果汁が次々と、乙女の股間からほとばしり出た。
金光聖菩
「は、ぁぁ……出て、るぅ……っ。
あ、うぅ……射精されながら……お漏らし……っ。
恥ずかしい、のに……ふぁ、ぁっ……気持ち、いい……っ♪」
粗相を見られることの羞恥と、
それを上回る圧倒的な放出の解放感に、
桃色に火照った乙女の尻がヒクヒクと震え続ける。
全てを出し尽くし、深々と恍惚の溜息を漏らすと、
不意に彼女は思い出したかのように面を上げて、
金光聖菩
「くぅぅ……お、おのれぇぇ……ッ!
精を漏らさせただけでなく、
この私を……ここまで辱めるとは……」
金光聖菩
「許さん……許さんぞ、おう――んむぅぅンッ!?」
物凄い剣幕でこちらを睨んでいた美女の、
呪言を吐かんばかりの唇をやにわに奪う。
途端に鋭い眼光はトロンと濁り、
釣り糸を垂れるように舌を伸ばせば、
乙女はそれを貪るように吸いはじめた。
金光聖菩
「んんぅ……ちゅ、ちゅぅ、くちゅぅ……っ♪」
金光聖菩
「……ふぁっ、はぁ……はぁ……っ。
なぜ……唾液を分けてくれるのだ?」
お前がいつも欲しがっていたからだ、と
ゆでられたかのように紅潮した金光聖菩に返す。
情事が終わるたびに唾液をすすりたがる、
その理由は俺にはよくわからないが、
愛しい相手にキスできるなら、なんだっていい。
金光聖菩
「………………」
金光聖菩
「………………馬鹿」
ぽつり、とそう呟くと、
金光聖菩は身体をこちらに向けて俺を抱きしめてきた。
切なげに潤んだ瞳に間近で見据えられ、
心臓が痛いくらいに高鳴り始める。
金光聖菩
「……まったく、なんという男だ。
折角、私を満たすに足る男を我がものにできたと思ったのに」
金光聖菩
「……こんなに心地よいことを覚えさせられては、
私の方がお前の虜になってしまうではないか……」
不満か、と俺が訊ねると、
当然だ、と金光聖菩は不服そうに鼻を鳴らし、
金光聖菩
「だって、私は今後どうすればよいのだ?
いくらこの私でも、気が引けるではないか」
金光聖菩
「……は、初めて本気で愛した男から精を奪うなんて……」
ならば今後は、奪うのではなく互いに満たしあえばいい。
そう俺が告げると、
金光聖菩は眉根に寄せていたシワをふっと緩めて、
金光聖菩
「……そうだな。
一方的に奪うのではなく、互いに満たし合う――」
金光聖菩
「そのような関係性があるのだということを、
私は今日、お前に身体で教えてもらった」
金光聖菩
「……ふふっ、つくづく生意気なヤツだ。
たかだか数十年しか生きていないくせに、
仙人であるこの私に物を教えるとはな……」
そう囁くと、金光聖菩は俺の頬に優しく手を添えて、
金光聖菩
「王子、いま一度言わせてくれ」
金光聖菩
「私はお前を……愛している」
金光聖菩
「……否、いまこの瞬間から本当の意味で愛し始めたのだ、と」
ああ、と俺は微笑みながら頷く。
そして、想いを示すように寄せられた唇に己の唇を重ね、
しばしの間、互いの舌で情愛を伝えあうことに没頭したのだった。