花嫁姿の召喚士ファルネ寝室２　シーンテキスト

ファルネ
「い……挿れるだけだからね？
絶対に……んっ……う、動くのは無しだから……っ」

ドレスを纏った総身を小刻みに震わせながら、
ファルネは仰向けになった俺の腰に跨り、腰を落としていく。

濡れた花弁をかき分けて、
ぐぷり、と亀頭が膣内に収まると、
得も言われぬ暖かさが総身に染み渡っていった。

ファルネ
「ひぅっ……んっ……ど、どう？
全部……ふぁっ……は、入ったかしら……？」

どうやらファルネの側からは、
スカートに遮られて結合部の様子が視認できないらしい。

それをいいことに、
まだ根本まで入っていないと告げた俺は、
彼女の腰を掴んで固定し、勢いよく腰を突き上げた。

ファルネ
「――きゃあぁあアンッ！？」

コツン、と先端が行き止まりに触れた途端、
可憐な悲鳴がファルネの口を衝いた。

その愛らしい反応に背筋がゾクゾクと震え、
沸き立つ情欲をぶつけるように、
飛沫を散らす膣口を何度も垂直に貫いていく。

ファルネ
「ちょっ、まッ――んぁっ、あぁあッ！
や、突いちゃ……あぁンッ！　ダメ、ダメだってばぁッ！」

ファルネ
「ひぁあッ、あっ、い、いきなり激しっ……ひぃンッ！
だ、ダメっ……んゃあッ、アッ、お、おうじぃぃッ！
ホントに……おち○ぽ、ズポズポしちゃダメぇえッ！！」

そう言う割にはいつもより締め付けが強いじゃないか、
と俺が半ば冗談交じりに返すと、

ファルネ
「やぁあアンッ！　い、言わないでぇえっ！
これ以上、気持ちよくなっちゃったら、あたし……」

ファルネ
「きゃあぁんっ！　だ、ダメぇ……っ！
ンっ……ドレス、せっかく綺麗なのに……、
ふぁ、あぅうっ……し、シワになっちゃうぅッ！」

そう漏らしたファルネの腰が、
小さな円を描くようにくねり始める。

ヌチュッ、ヌヂュッ、と垂直に出入りするペニスに、
無数の膣ヒダが渦を巻いて絡みつくと、
おぼろげだった射精衝動が明瞭な形を成しはじめた。

ファルネ
「はぁっ、はぁっ……な、なに言ってるのよ？
ダメよ……ンぁあっ……いま、射精されたらぁ……っ」

ファルネ
「い、いくらあたしのために作られたドレスでも、
汚したり、ニオイ付けちゃったりしたら……」

ファルネ
「この恰好で、エッチなことしたって……、
ふぁっ、はぁぁっ……ば、バレちゃうじゃない……っ」

ぷるぷると気持ちよさそうに揺れる双乳のすぐ先で、
やるせなく蕩けた瞳をこちらに向けるファルネ。

ドレスを汚すことを厭うなら、と
俺が思いついた妙案を彼女に告げると、

ファルネ
「ば……バカッ！　なに言ってるのよ？
中に出せば汚れも臭いも付かない、なんて……」

ファルネ
「――ひぅッ！？　ま、待って……んゃあッ！
や、やめッ……んぁあッ、ほ、ホントにダメぇえッ！
アッ、イヤぁ……奥っ、ズンズン突かないでぇえっ！」

ファルネ
「だ、だって……んうぅンッ！
あ、あたし……今日、ちょっと危ない日だからぁっ！
もし……んぅっ……いま、射精されたらぁ……っ！」

そうだったのか、と俺は
蕩けるような肉壷にヌルヌルと出入りする
愚息の心地よさに意識を集中させながら呟く。

しかし、それならばなぜ
ファルネは俺が既に動きを止めているにもかかわらず、
自ら腰を振ってペニスを射精に導こうとしているのか。

ファルネ
「――ふぇっ！？
ち……違うのっ！　これは、そのぉ……」

指摘を受けて驚いたファルネは、
しかし燃え上がった情欲を抑えることはできないらしく、

ファルネ
「や、やだ……なんで、腰、止まんないのぉ……っ？」

ファルネ
「ふぁぁあっ、あっ、あぁあアン……っ♪
だ、ダメぇ……おち○ぽ、硬くて……んんンっ、
おま○こ、グチュグチュするの……止まんないぃ……っ！」

すっかり蕩けた瞳にはもはや理性の光はなく、
ネジを巻かれた自動式人形のように、
ファルネは性器に刻まれる快楽を一心に貪り続ける。

ファルネ
「ハァッ、はぁっ……ん、くぅぅぅん……っ♪
おへその奥っ……硬いのが、コンコンって当たって……っ♪」

ファルネ
「やぁあっ……おち○ぽ、ナカでプクって膨らんで……。
来てる……王子の精子、上がってきちゃってるぅぅっ！！」

お前の腰使いが良すぎるせいじゃないか、と
腹の上で淫らに腰をくねらせる少女に苦笑を返すと、

ファルネ
「ふぁあっ、はぁっ、はぁっ……だ、だってぇ……っ、
あたし……今日、変なの……なんかおかしいの……」

ファルネ
「んっ……ダメなのに……赤ちゃん、できちゃうのにぃ……っ。
はぁっ、ハァッ……あ、あんたのおち○ぽ、いつもより、
硬くて、熱くて、太くて……すっごく、気持ちよくて……っ」

ファルネ
「いつもより、おま○こヌルヌルで……っ、
ダメ……ダメって、頭ではわかってるのにぃ……っ」

ファルネ
「はぁっ、はぁっ……んゃっ、あはぁあぁっ！
も、らめぇっ……イイの、気持ちイイのぉ……っ♪
ずっと、繋がってたいの……離れたくないのぉ……っ！」

可愛いことを言うファルネが愛しくてたまらず、
彼女の中で果てたいという欲望が俄然、膨らんでいく。

粘度の増した愛液に満ち満ちた熱い膣内で、
限界を訴えるかのように愚息が狂おしく跳ね回った。

ファルネ
「――ひぁあッ！？　だ、ダメ、射精しちゃダメぇっ！
お、お願い王子……んゃぁッ、も、もうおち○ぽ抜いてぇぇッ！」

――嫌だ。

そう返しざまに腰を突き上げると、
降りてきた子宮をぐっと押し返すような、
心地よい反発を己の先端に感じた。

ファルネ
「――ひぅぅうぅンッ！？
か、は……あぁっ……い、イくっ……、
あた、し……イクっ……い、イっちゃってるぅ……」

刹那、まるで麻痺したかのように、
ファルネの身体から震えを除く一切の動きが去った。

――と思った直後、
噛みちぎらんばかりの膣圧に襲われ、
押しつぶされた愚息が悶絶する。

ファルネ
「い、イヤ……おち○ぽ、ナカでビクビク跳ねて……。
あたし……イ、イってるっ……イっちゃってるのにぃぃッ！」

ファルネ
「あぁぁ……ダメ、射精しちゃダメぇ……っ！
いま射精されたら、あたし……ほ、ホントに、赤ちゃん――」

――構うものか。

そう呟くと、俺はファルネの柳腰を
しっかりと両手で掴んで引き寄せた。

そして、暴発寸前の亀頭を彼女の最奥に押し付け、
ここに射精するのだ、と宣言するかのように
小刻みに腰を動かして子宮を直接揺さぶっていく。

ファルネ
「ひぅッ！？　アッ、あっ、あっ……あぁああッ！」

ファルネ
「やッ……ひゃめっ、そこっ、し、子宮っ……だからぁっ！
い、イヤ……そんな、押し付けちゃ……あっ、あっ、アッ……」

ファルネ
「あっ、やッ……キてる、せいえき、上がってきて……、
ふあぁっ、だ、出されちゃう……赤ちゃん、できちゃ――」

その言葉を聞き終わらないうちに、
俺はヒクつくファルネの最奥に
叩き込むように熱情をほとばしらせた。

ファルネ
「――ひゃぁああぁああぁあッ！！！
あ、アツっ……熱いぃぃ……ッ！！
ふぁあっ……し、しきゅっ……溶けちゃうぅぅッ！！」

絶叫じみた嬌声が、
淫らな熱を孕んだ空気を切り裂いて響く。

同時に愚息が凄まじい強圧に襲われ、
甘い痺れのような快感を伴って、
濁精がファルネの子宮に次々と殺到していった。

ファルネ
「ふぁぁっ……ば、ばかぁ……っ♪
ナカはダメって、何度も言ったのにぃ……っ♪」

長々とした放精が終わっても尚、
物欲しげに膣口をヒクつかせながら、
ファルネはトロけた表情で恨み言を漏らす。

人のせいにするな、と苦笑しながら上体を起こし、
桜色に上気した彼女の身体を抱き寄せた。

ファルネ
「ん……だって、しょうがないじゃない」

俺の胸に頬を寄せながら、
ファルネは拗ねたように口先を尖らせる。

ファルネ
「ダメだって頭ではわかってても、
あんたとこうして繋がってると、感情で動いちゃうのよ……」

ファルネ
「あんたと気持ちよくなりたいとか、
ずっとこうやって繋がってたいとか……」

ファルネ
「……キス、してほしいとか、
…………あんたの赤ちゃん、ほしいとか……」

小声で呟かれた一言に、
思わず耳を疑った俺の視線を避けるように、
ファルネは切なげに目を伏せて、

ファルネ
「……でも、そんなのはダメなの」

ファルネ
「あんたは王子様だから、
あたしみたいな地味な女となんか釣り合わないし……」

――勝手に決めつけるな。

そう囁き、有無を言わせずにファルネの唇を奪う。

ファルネ
「――んんっ！？
ん、むぅ……ちゅっ、ちゅむぅ……」

ファルネ
「……ふはぁっ。はぁ、はぁ……。
ど、どうしたのよ、いきなりキスなんか……」

ファルネ
「……え？　いま幸せか、って……？」

ファルネ
「…………」

ファルネ
「…………ばか。
そんなの、言わなくても分かってるくせに……」

そう呟くとファルネは、
どこか吹っ切れたように表情を緩ませて、

ファルネ
「……ま、いいわ」

ファルネ
「未来がどうなるかなんてわからないけど、
少なくとも今は、あたしはあんたに抱きしめられてるんだから」

ファルネ
「その幸せを、今は大切にしなくちゃね♪」

屈託のない笑みを咲かせると、
ファルネは今度は自分から俺の唇を奪ってきた。

口内に踏み込んできた柔らかな舌を、
吸ったり、自分の舌を絡ませたりして存分に愛でる。

そんな風に甘い口づけを楽しみながら、
俺はぶっきらぼうだったファルネをここまで積極的にしてくれた
『ジューンブライド』に心の中で感謝するのだった。