シプリア寝室1 シーンテキスト

シプリア
「ん……くちゅっ、ちゅる、れるっ、んんぅ……っ♪」

俺の両腕に抱え上げられたシプリアは、
目をつむって幸せそうに口づけを甘受していた。

そんな彼女が舌を絡めるのに夢中になっているうちに、
俺は寝台へと歩み寄り、そこに彼女の身を横たえる。

シプリア
「……え? お、王子、これは――ひゃあッ!?」

事情を察したらしいシプリアが顔を赤らめたのと同時に、
俺は豊満な乳丘を覆う邪魔な布をずり下げた。

たぷん、と揺れて顔を出した乳球を両手で包み、
極上の滑らかさを誇る柔肌の感触を愉しむ。

シプリア
「ひゃうッ!? ちょ、お、王子……ぁ、ふぅん……っ。
い、いきなりなにを……って――はふぅうぅンっ!」

膨らみはじめた乳頭におもむろに吸い付くと、
シプリアの身体がビクンと引きつった。

シプリア
「や、そ、そこ、吸っちゃ……ひゃ、ぁ、あぅぅッ!
やめ、ろ……ンっ……そんな……ふぁあっ……、
ち、乳首……乱暴に、す、吸うなぁあ……っ!」

ならこっちの方がいいか、と言って
少女の白い下腹を覆う赤い下着のような布をずらす。

露出させた恥部の割れ目を開いて
淡色の花弁がしっとりと濡れているのを確認すると、
同じく露出させた自らの剛直の先をそこにあてがった。

シプリア
「ま、待て……まだ……ひぃッ……こ、心の準備が……」

こんな際どい恰好で誘っておきながらなにを言う、
と俺は彼女の言葉を一笑に付す。

クリスマス――恋人たちにとって特別なこの夜に、
シプリアはプレゼントの箱の中に潜み、開けた俺に
プレゼントは私だ、と自ら宣言したのだ。

――抱いてくれ、と言っているようなものではないか。

シプリア
「ち、ちがっ……わ、私は別に、誘ったわけじゃ――ひッ!?」

膣口にごく浅く亀頭の先を咥えさせると、
シプリアの口から切迫した悲鳴が漏れる。

シプリア
「ま、待って、挿れちゃ……あぁぁっ!
だ、ダメだ……ぁっ、い、いま挿れられたら、私……」

シーツの上でたじろぐシプリアの脚を大きく開かせ、
ヒクつく牝穴に問答無用で肉棒を突き入れる。

シプリア
「んひゃあッ!? あ、はぁ、ぁ……あぁぁあぁッ!
い、いきなり……くふぅっ……奥、までぇ……っ!」

悩ましげに眉根をひそめ、
小刻みに総身を震わせるシプリア。

その姿に、今この瞬間のシプリアは
俺だけのものなのだという
幸福な感慨がしみじみと胸を満たす。

シプリア
「んっ……お、王子……動かないのか?」

深く繋がりあったまま膣内の快い熱さに酔い痴れていると、
眼下のシプリアがやるせない表情で俺の顔を窺ってくる。

その言葉に彼女も快楽を求めているのだと知ると、
めちゃくちゃに乱れさせてやりたくなった。

シプリア
「ひゃンッ!? き、急に動くな……ぁ、はぁあ……ッ」

シプリア
「だ、ダメだそこは……ンンっ……や、やめ……ひぁあッ!
あ、浅いトコ……んぁあっ……こ、擦り上げるなぁぁ~ッ!」

陰核の裏側あたりのザラつきを
亀頭の段差でこそぐように執拗に刺激すると、
それだけでガクガクとシプリアの腰が揺れる。

唾液で濡らした指で
小さく円を描くように慎ましい雛先を撫でてやると、
湧き水のように愛液が溢れ、シーツに淫らな染みを作った。

シプリア
「ひぁあッ! アッ、あはぁあッ!
ダメッ……んぁあッ! クリだめぇッ!
挿れながら、そこ、イジられたらぁ……あ、あぁあンッ!」

シプリア
「ふぁあぁあぁ……む、ムリっ……こんなのムリぃいいッ!
イクっ……も、す、すぐイっ……イっくうぅぅうぅッ!!」

絶頂を告げる切なる叫びと共に、
ガクン、と大きくシプリアの腰が跳ねる。

その衝撃で抜け出た肉棒と赤く充血した膣口の間に
二人分の分泌液が透明な糸を引いた。

すかさず俺はまだ微かに波打っているシプリアの腰を掴み、
湯気が立ちそうなほど熱い膣内に自身を再び突き入れる。

シプリア
「んぁあッ! お、王子、待って……んぅんんンッ!
わ、私、まだ……はぁあッ! い、イったばかりでぇ……っ!」

シプリア
「あっ……イくっ! またイクからぁっ……アッ、あぁンッ!
やめッ……んンンッ……も、や、休ませてぇ……ッ!」

嫌だ、何度でもイかせてやる――。

そう囁き、ゆったりとした動きで
膣道の天井を強く擦り上げながらペニスを往復させる。

今宵のシプリアは俺だけのものなのだ。
他のことを考える余裕もなくなるほど、
意識の隅々まで俺で埋め尽くしてやる。

シプリア
「ず、ずるいよ……ンぁっ……あ、あんた……。
私は……あぅぅっ……あ、あんたともっと……、
キス、したり……んンンッ……したいのにぃ……っ!」

シプリア
「はぁぁっ……でも、も、ムリ……ムリぃいぃッ!
こんにゃ……ンはぁあっ……な、何回も……、
膣中、ぐちゅぐちゅって、かき回されたらぁ……っ!」

シプリア
「はぁああぁ……アソコ、トロけて……っ、
も……んッ……あ、あんたの……オチ○チンのことしか……、
あぁぁあンッ……か、考え、られないぃぃい……ッ!」

そう白状したシプリアの腰が、
ペニスを奥へ奥へと誘い込もうとするかのように
こちらの律動にあわせて前後に動き始める。

ぬちゅっ、ぐちゅっ、と音を立てて
膣内を満たす淫蜜を泡立たせていくうちに、
突如として腰奥に湧出の気配を覚えた。

シプリア
「ひゃッ……な、ナカで……プクって膨らんで……ッ。
あぁぁ……で、出るの? 射精、するのか……?」

やるせない表情でこちらを見上げるシプリアに頷きで応じ、
先ほどから微かに当たるようになった子宮口に
亀頭の先をぐぐっと押し付ける。

シプリア
「ふぇっ!? ちょ……そ、そこはダメだ!
いま……ンぁあっ……膣中に、射精されたらぁ……っ!」

驚いたように目を見開き、抗議の声を上げるシプリアだが、
その言葉とは裏腹に膣道は期待するように締まりを強めた。

その淫らな牝の本能に報いるべく、
ここに射精するのだと告げるかのように
小刻みに腰を揺すって子宮口を亀頭で何度もノックする。

シプリア
「んぁあッ! あっ、あぁぁ……ダメ、ナカだめぇ……ッ!
い、いま……ンんッ……子宮に、熱いの射精されたらぁ……っ」

シプリア
「あはぁぁッ! らめっ、考えただけで……ッ、
そんにゃ、アッ……き、気持ちいいに決まってる……ッ!」

ぶるぶる震えるシプリアの唇にキスを落とすと、
脳裏に刻み込むように、膣中に出すぞと耳許で囁いた。

シプリア
「いやぁああぁンッ! らめっ、中出しらめぇえぇッ!
わたし……ンふぅンッ! お、おかしくなるぅうぅッ!
ぜったい……い、イきすぎちゃうからぁ……アッ、あはぁあッ!」

イヤイヤと暴れる腰を掴み、
ぐっと自分の腰に引き寄せて
牡の最先端を女の最奥部に密着させる。

そして、お前のここは俺のものだと主張するかのように
白熱した欲望のたぎりをシプリアの子宮に注ぎ込んだ。

シプリア
「ひぁあッ! アッ……はぁああぁあぁあぁんンッッ!!
あ……熱いぃいッ! 子宮……灼けちゃうぅうぅぅッッ!!」

信じられないほど甘い悲鳴がシプリアの口を衝く。

大きく脈打って白精をほとばしらせる愚息を、
さらに急き立てるように膣が幾度も収縮を繰り返した。

求められているのだという感覚が
射精の快感を途方もないものにし、
俺は愛する者を満たす幸せを心ゆくまで堪能した。

シプリア
「ふぁあぁぁぁ……あっ……い、イクっ……、
びゅーって、射精されて……ンんっ……ま、またイク……っ♪
ふぁ、あっ、はぁあんっ……も、もぅ、ダメぇ……っ♪」

断続的に訪れる甘い絶頂にすっかり蕩かされ、
うわごとのような言葉を垂れ流すシプリア。

桃色に上気し、微かな湯気すら立ちのぼる
その艶めかしい身体を抱き上げ、貪るようにキスをした。

シプリア
「んむっ……ん、ちゅっ、ちゅぷ、ちゅぴ……っ、
ふぁっ……ぁむっ……くちゅ、れりゅ、レロぉ……っ♪」

シプリア
「はぁっ、はぁぁ……っ。
お、王子……なんで、あんた……、
いつもより……ん、ちゅぅ……ふぁっ、は、激しく……」

限界を超えた羞恥と困惑で混乱した様子のシプリアに、
お前がこんな恰好で誘ってくれたんだから
いつもよりも興奮するに決まってるだろ、と返す。

シプリア
「だ、だから……私は別に、誘ってなんか……」

と不貞腐れたように言いかけたシプリアは、
しかし思い直したように途中で口を閉ざしたかと思うと、

シプリア
「……でも、結果的にはよかったかも」

シプリア
「あんたも……いつもよりいっぱい射精してくれたし、
私も……その、い、いつもより気持ちよかったし……」

シプリア
「すごく、満たされたっていうか……、
心も身体も、あんたのものになれた感じがして、
なんか、すごく嬉しいっていうか……」

シプリア
「は、恥ずかしかったけど……この服を着て、
あんたに自分をプレゼントして……よかった」

そう言って、すらりと長い四肢で甘えるように抱きついてきた。

全身で愛情を表現する、
その愛らしすぎる仕草に心を動かされ、
俺からもなにかプレゼントをしないとな、と呟く。

するとシプリアはふいに俺を見つめ、
迷うような間を置いたあと、おずおずと口を開いた。

シプリア
「……じゃあ、あ……あんたが欲しい……」

聞き違いかと思い、
思わず目の前の少女の顔をまじまじと見直す。

だが、シプリアはあろうことか、
恥ずかしがり屋の性分にも似ず、
俺の頬に両手を添えて正面から俺の瞳を見つめると、

シプリア
「……うん。私、あんたが欲しいよ、王子……」

そう囁いて、自ら俺の唇を奪ったのだった。