着物レアン寝室2 シーンテキスト
――姫始め。
年が明けてから最初に営まれる男女のまぐわいを、
東方の国ではそう呼ぶことがあるという。
レアン
「だからといって……く、ふぅんっ……
い、いつもと違う体勢でする必要は……ふぁ、あぁっ……」
両手をベッドの上につき、尻を高く掲げたレアンは、
膣内のヒダを指でなぞられる感覚に震えながら言う。
レアン
「そ、それに、せっかく綺麗だと褒めてもらったのに、
こんな風に……んんっ……ぬ、脱がされては……あぁンッ!」
朱色の振り袖は、
もはや腰の帯でかろうじて留めているだけの状態だ。
普段は肌の露出が少ない服装を、
こうして裸に剥くことに得も言われぬ愉悦を覚える。
レアン
「き、綺麗だからこそ……、み、乱れさせたい?」
レアン
「……あっ、ふぁあっ……ンッ!
な、何でもいいから……はやく、そのたくましいものを……!
もう……あっ、あぁあっ、指じゃ……我慢、できないぃ……ッ」
懇願の声に導かれながら、
俺はゆっくりと、猛々しく反り返った
肉槍の先端をレアンの秘部に押し当てる。
レアン
「んんっ……は、入って……くるぅぅ……っ!」
ペニスを半分ほど埋めると、熱く潤んだ牝肉が
待ちわびていたとばかりにしゃぶりついてくる。
レアン
「んあぁっ……ま、まだぜんぶじゃ、ないのか……?
ん、んぅぅんっ……い、いつもよりおっき……いぃっ!」
レアン
「はぁ、はぁ……ど、どうだ?
全部……んんっ……は、入ったか?」
答えるかわりに、根本まで突き挿れる。
レアン
「ふあぁっ! あ、う、うそ……
いちばん奥、届いて……ふぁあああンッ!」
膣内のヒダを亀頭の段差でこそぐように意識して、
ゆっくりと腰を前後に動かし始める。
レアン
「んあぁんっ! ふぁあっ、あぁっ、あん、あぁんっ……」
レアン
「な、なんだ……これ、はぁ、アッ、あぁあっ……、
……いつもと……んんんっ……違うところが、
擦れて……ふぁ、あ、あぁあんッ!!」
レアン
「だ、ダメだ、王子……く、ふぅぅん……っ。
こ、この体勢は、感じすぎてしま……あぁあんっ」
抽挿するたびに結合部から愛液がこぼれ落ち、
シーツの上に淫らな染みをつくる。
いつにも増して淫らなレアンに俄然興奮し、
彼女の膣内を獣のように貪った。
レアン
「ま、待ってくれ……ん、くぅっ……ふぁ、あぁぁんっ……
だ、ダメだ、こんなの、すぐイっ……くぅぅぅぅンッ!」
顔こそ見えないが、
全身をこわばらせて必死に絶頂を堪えているのがわかる。
レアン
「い、イヤだ……こんな、無防備な体勢で……っ、
一方的に……イかされ……るうぅんっ……なんて……っ!」
長い金髪を振り乱し、
イヤイヤとかぶりを振るレアン。
そんな彼女に、
俺もそろそろ限界だと伝える。
レアン
「な、ならぁっ、ああっ、はやく……王子も、イッって……、
ふぁっ、あああっ、んぁぁああンッ!」
レアン
「わたし、もう……あたま、ヘンになって……んんぁっ、
はぁ、あぁあんっ、んっ、ふぁあんっ!!」
彼女の声が更に淫らに、
そして大きくなっていく。
同時に、彼女の熱くなりすぎた媚肉が、
愛おしさに任せて肉棒を遠慮なく締め付ける。
レアン
「あっ、あぁあっ、ぁああっ、んぁああンッ!
イ、イって、はやく……王子もぉ……あっ、あぁああっ……!
一緒……いっしょにぃッ……おうじぃ、やぁ、あぁああぁンッ!」
レアン
「も、もう……らめぇっ……わ、わたし……あっ、ああぁあッ!
んっ、んふぁあっ、あっ、らめなんだぁっ、おうじのオチ〇ポで、
イク、イかされ、ちゃぅ……あッ、イッ……くうぅぅ~~ッッ!!」
大きな嬌声と共に、
レアンがビクンと弓なりに背を反らす。
ぐぐっと膣が狭まり、
痛いほどに締め付けてきた。
だが、危うく搾り取られそうになるのを、
俺はすんでのところで耐えぬく。
レアン
「…………はぁ、ぁ……、
ふぅ、はぁっ、はぁ……っ」
レアン
「…………え? なんで、まだ……、
王子……射精して、ないんだ……?」
レアン
「そんな……私だけ、はしたなく、
イッてしまったなんて……は、恥ずかしい……うぅ……」
少しだけ意地悪なことをしたと思いつつも、
より彼女に気持ち良くなってほしいと、
俺は絶頂を迎えたばかりの彼女へ更なる抽挿を加える。
レアン
「ひゃうぅんっ!? ふあっ、あ……ああぁンッ!
だ、ダメだ、私、さっきイったばかりで……んあぁアンッ!」
レアンの片腕を取り、
手綱を引くように引っ張りながら再び腰を揺すり始めた。
レアン
「や、やめ……んやあぁぁんッ!
そんな、奥ぅっ、はげしくッ、突かれたら……ぅあぁアッ!」
レアン
「あっ、イ、イクぅッ……!
またイクぅぅッ、あ、あ、あぁあんッ……!
ダメ……ダメだ、って……いま、敏感で……っあああッ!」
ペニスを突き入れる毎に、
レアンの大きな身体が切なげに
何度も小刻みに震える。
その反応が途方もなく愛らしい。
戦場で常に俺を守ろうとする彼女の勇ましさを、
自らの醜い欲望がじわじわと征服していくようだ。
レアン
「ち、違うんだ……こんな……んあッ、ああぁあんッ。
こんなの……私じゃ……な……い……ふあぁぁンっ!!」
レアン
「こんな……後ろから、犯されて……んふぅんっ……
悦んでる、なんて……そんな、そんなぁ……やぁあンっ!」
うねりを増した膣内は、
単調な抽挿でも愚息を強烈に刺激してくる。
ふいに竿に一本の線が通ったような感覚を覚えた。
レアン
「はぁ、はぁあンッ……え? な、膣中に、出すのか?」
レアン
「ま、待って……ふあッ、あ、あぁあんんッ!
い、いま射精されたら私……おか、おかひく……っ」
レアン
「ら、らめぇぇっ! 抜いて、抜いてぇ……っ!」
必死の抵抗のつもりか、
膣にペニスを咥え込んだまま
弱々しく尻を振り始める。
だが、その動きは余計に
俺の射精感を高めただけだった。
レアン
「やぁっ、あぁッ、あっ、ぁああン……っ!」
そうして、膨らみすぎた肉棒を根本まで埋めて
亀頭を最奥の子宮口に接着させると、
新年最初の子種を遠慮無くレアンの子宮にばら撒いてやった。
レアン
「ふぁぁああっ……あッ、ああッ……そんなッ、
でてるぅッ、いっぱい……なかに、出されてぇ……ッ、
やああぁっ、王子ぃ、ひぁあああんンぅぅッ!」
一際高い艶声を上げ、レアンが射精と同時に達する。
レアン
「ふぁ、はぁっ、はぁぁ……んっ、んんんっ……!」
レアン
「あぁ……なんで、私……こんなに、
膣中に出されて……幸せな……ああっ……、
気分にぃっ、ぁあっ……ぁッ……ふぁぁ……」
くたりとベッドに突っ伏すレアン。
栓をしていたペニスが抜けると、
秘裂の奥からトロトロと白く濁った粘液が溢れ出した。
レアン
「……おうじ、んっ……あぁ……」
甘えるような声で俺を呼ぶレアンのそばに寝転び、
俺は彼女を仰向けにしてキスをする。
レアン
「んむぅ……ん、ちゅ、ちゅぷ、レロ、れるぅ……」
長いキスが終わると、
レアンは普段は決して見せないような、
蕩けきった表情を浮かべた。
レアン
「はぁ……はぁ……王子……」
レアン
「……あんな乱暴に責められて、
……こんなにも、感じてしまうなんて……
どうしようもないな……私の身体は……」
だが、そんな美しくも淫らな身体に、
俺はとことん惚れ込んでしまってる。
レアン
「……ふふっ」
レアン
「まったく、王子は……いつもそうやって、
不意打ちのように、とんでもない台詞を言うんだから……」
レアン
「おかげで、新年早々……こんなにも、
どきどきしてしまってる……」
レアン
「王子……私は、
君に抱かれるたびに女になっていくみたいだ」
レアンが俺の手を取り、自らの豊乳に押し付ける。
レアン
「だから……今年もたくさん抱いてほしい」
レアン
「今よりももっと女らしくなって……そして……」
レアン
「一人の女として、君を幸せにしたいんだ」
そんな彼女の言葉に
俺は思わず笑みを零す。
レアン
「な、なんだ……?
私はまた、何かヘンなことを言ってしまっただろうか?」
いや、と彼女の言葉に応じながら、
ならとことん幸せにしてもらわないとな、と言って、
彼女のその美しさを抱き寄せる。
レアン
「ああ、期待していてほしい……」
レアン
「だから……これからもずっと、
私と一緒にいてくれ、王子」