春着の聖女イリス寝室1 シーンテキスト

イリス
「あぅぅ……ほ、本当にしないといけませんか?」

華やかな振袖をはだけ、上下の恥部を晒したイリスが、
仰向けに寝そべったまま涙目で俺を見上げている。

イリス
「た、確かに……これ以上変なところに
墨を塗らないでください、とは言いましたけど……」

イリス
「で、でも……王子が見てる前で、
お、おまたを、いじるなんて……」

なんでもすると言っただろう、と俺は意地悪く返す。

東の国で新年に遊ばれる伝統的な遊びの一つに、
敗者は勝者によって身体の任意の場所に落書きをされる、
という罰則付きのゲームがあるという。

そのゲームにおいて俺に負け続け、
なんでもするからこれ以上落書きするのはやめてほしい、
と訴えたのはイリス自身なのだ。

イリス
「ぐす……わかりました。
そのかわり、あんまり見ないでくださいね?」

観念したような涙声がそう告げると、
震える指先が恥丘の隅にたたずむ小さな突起に触れた。

イリス
「ンっ……ふぁ、あっ、んんん……っ」

クリクリと円を描くように指先が陰核を愛撫すると、
少女の口から甘い官能の響きが漏れはじめる。

イリス
「あっ……お、王子……んっ……、
こ、こんな感じで……いいですか?」

普段通りで構わない、と告げつつ、
俺はイリスの痴態がもっとよく見える位置に移動する。

イリス
「ふぇっ!? お、王子っ、ダメですっ!
そんな……や、じ、じっくり見ないでください……」

早くしないと誰かが来て、
お前が自慰しているところを見られてしまうぞ、
と動きが止まってしまったイリスに忠告する。

イリス
「うぅ……それだけはイヤですぅ……っ。
王子……どうすれば終わりにしてもらえますか?」

もちろんイリスがイクまでは続けてもらう、と返すと、
ほのかに上気した顔に一層赤みが増していった。

イリス
「本当に……すん……見ないでくださいね?
恥ずかしくて、死んじゃいそうなんですから……」

かすれた声でそう訴えながらも、
イリスは恥部に据えた指を再び淫らに動かしはじめる。

イリス
「んっ……ふぅぅ、んん……ふぁ、あっ、あぁぁ……っ」

いとけない性器はいつしか透明な蜜を漏らしはじめ、
クチュクチュとはしたない響きが指によって奏でられる。

イリス
「はぁっ、はぁっ……や、エッチな音、響いて……」

イリス
「あぁぁ……そんな、王子、見ないでください……っ。
ドキドキして……んっ……頭、変になっちゃいますぅ……っ」

なら早くイったらどうだ、とニヤニヤしながら囁くと、

イリス
「うぅ……今日の王子、イジワルですぅ……。
はぁ、はぁっ……ひゃっ、ンっ、ふぅ……んっ」

早く達しなければと思ったのか、
イリスの空いている方の手が小さな胸の膨らみの頂点に触れる。

イリス
「ふわぁ、あっ、ぁぁっ……む、胸、ピリピリ、してぇ……っ、
や、だめっ、んっ……ぁっ、んんン……っ。
こ、こんな気持ちいいの、らめ、なのにぃ……っ」

イリス
「で、でも……あっ、や、あぁん……っ。
は、早く……んっ……気持ちよく、ならなくちゃ……っ」

なるほど。
イリスはいつもこんな風に自慰をしているのか。

イリス
「はぇぇっ!? ち、ちがっ……んんンっ!
お、王子が、しろって、言ったからぁ……あぁンっ!」

俺は普段通りにしろと言っただけだぞ、と
勝ち誇った笑みを浮かべながら返す。

乳首と陰核の同時責めとは、
聖女イリス様もなかなか研究熱心ではないか。

イリス
「ち、ちがいましゅ……ひぁ、あっ、あぁぁ……っ。
お、王子が、早くイけっていうからぁ……あっ、あっ、
し、仕方なく……ふぁ、あ、あはぁぁ……っ」

イリス
「あっ……く、来るっ……キちゃいますっ!
王子、イ、イクっ……あっあっあっ……いっ――」

待て、と俺はタイミングを見計らった一言を発し、
やはりイクのは禁止だ、と告げた。

イリス
「ふぇっ? あ、あと少しだったのに……」

どこか残念そうに漏らしたイリスに、
俺のせいで仕方なく自慰をしていたのだろう、と返す。

イリス
「で、でも、私……まだ、ドキドキして……」

なにかを請うような視線を向けるイリスに、
どうした、もう服を着てもいいんだぞ、と返した。

つかのま、二人きりの室内が沈黙に支配される。

だがその数秒後、
グチュグチュという淫らな水音がその沈黙を追いやった。

イリス
「ご、ごめんなさい、王子……ふぁ、あっ、あぁあン……っ。
わ、わたし……んんっ……ガマン、できません……っ!」

いつしかイリスの細い指は膣内深くまで入り込み、
内部のヒダをこねるように淫らにうごめいている。

イリス
「あぁぁ……見てる、王子が、見てるのにぃ……っ。
わたし、おまた、びしょびしょで……んんん……っ、
は、恥ずかしい……ひぁッ……のにぃ……」

イリス
「あっ、あっ、あっ……イイ、気持ちイイ……っ♪
やぁあん……らめ、こんなの、らめなのにぃ……っ、
指、ぐちゅぐちゅって……あぅぅ……と、止められません……」

指が出入りするたびにぴゅっぴゅっと愛液がしぶき、
濡れた陰唇の周囲には微かな湯気が立ちのぼっている。

聖女のくせにイリスはいやらしいな、と俺が囁くと、
彼女は瞳にたまった涙をふるふると震わせて言った。

イリス
「ひくっ……ご、ごめんらさい……っ。
イリスは……ふぁあっ、え、エッチな子ですぅ……っ」

イリス
「だ、だからぁ……アッ、あぁん……ゆ、許してくらさい……。
王子の前で……はふぅぅ……気持ちよく、なりたいんれすぅ……」

新年早々、俺の言いつけを破って
勝手に自慰でイクなんて悪い子だな、と俺が責めると、

イリス
「ご、ごめんらさい、ごめんらひゃい……っ。
あっ、あっ、クるっ……キちゃってます……っ♪
ムリ、も……んンっ……ゆび、とまりません……っ♪」

イリス
「あっあっ、あぁあっ! い、イクっ、イきまひゅっ……♪
やぁん……おうじ、見な、いでぇ……ふぁあッ!
い、イクとこ……見ちゃ、らめれすぅぅぅ……ッ!!」

ぐじゅじゅぶと容赦なく指が小さな牝穴を犯し、
引きつったような震えが何度か腰を浮かせたかと思うと、

イリス
「ふぁあッ、アッあっ、ぁ……あぁああぁぁああぁぁンッ!!」

一際高い歓喜の叫びが響き、
同時にイリスの背中が大きく反り返った。

その衝撃で指が抜け出た膣口から、
愛液が小水のような勢いで弧を描いて溢れ出る。

イリス
「はぁっ……はぁっ……あぅぅ……。
ご、ごめんなさい、王子、私……、
駄目って言われたのに、一人で気持ちよく……」

ヒクヒクと肩を揺らし、
泣き出しそうな表情で謝罪の言葉を告げるイリス。

そんな彼女をそっと抱き上げ、
よくやった、恥ずかしいのによく頑張ったな、と
背中を撫でてやりながら囁いた。

イリス
「……え? 王子、怒らないんですか?」

そんなわけないだろう、と俺は苦笑し、
新年早々いいものを見せてもらった、と囁く。

イリス
「王子……」

イリスは安堵したように俺の胸に体重を預け、
そのまま腕を回して俺を抱きしめてきた。

だが、その数秒の後、
イリスはハッとしたように顔を上げて、

イリス
「……王子、もしかして、
私にイジワルして楽しんでいたんですか?」

さて、なんのことかな、と俺が顔をそらすと、

イリス
「あーっ! やっぱり!
うぅ……王子、ひどいですぅ……」

悪かったよ、と俺は苦笑し、
お詫びになんでもひとつ願いを叶えてやる、と告げた。

イリス
「……え、なんでも?」

ちら、とイリスの瞳が俺を見上げる。

俺はごくりと生唾を飲み下し、ああ、と頷いた。

イリス
「で、でしたらひとつ、お願いがあるのですが……」

恥ずかしそうに俯いたイリスに、なんだ、と訊ねる。

すると彼女は俺に顔を寄せ、

イリス
「……今度は王子も、一緒に気持ちよくなってくれますか?」

そう、耳許で小さく囁いたのだった。