新春の癒し手イーリス寝室2 シーンテキスト
窓の外、遠い喧騒は止まないまま。
未だ、新たな年を祝う酒宴は続いているようだった。
彼らの元まで声が届くことは無いだろうに、
イーリスは己の唇に小さな手をあてて、声を必死に押し殺していた。
イーリス
「んぅぅぅっ……王子の……おっきくて……んぁぅっ!」
肉棒を飲み込んだイーリスの秘所からは、
愛液がしとどに溢れ、太腿を伝わり落ちている。
ゆっくりと最奥まで突き入れる度に、
大きな水音と共に、イーリスの口からは愛らしい嬌声が漏れ出した。
イーリス
「んぅっ……!!」
振り袖の布地を唇にあてて、イーリスは小さなうめきを零す。
どうして声を殺しているのかと問うてみると、
イーリス
「ど、どうしてって……、
だって、皆さんまだ起きていますから……」
イーリス
「……声、聞こえちゃったら……恥ずかし……んぁああっ!?」
一息に最奥を肉棒で突き上げると、
大きな水音と共に、可愛らしい喘ぎが飛び出した。
イーリス
「い、いじわるです……」
イーリス
「私の声が……可愛いから……?
そ、そんなこと言われても……んぅぁああっ!!」
恥ずかしがるイーリスとは反対に、
彼女の肉壷は肉棒を欲しがるように収縮し、刺激を与え続けている。
甘い刺激の連続、そして彼女の愛らしい反応を求めて、
抽挿の速度を徐々に上げていった。
イーリス
「んぅぅっ……だ、だめです、聞こえちゃ……んぅぅっ」
イーリス
「ひぁっ……奥の方……ぐりぐりするの……んぁああっ!?」
奥の方が良いと、
自己申告していることに気付いているのだろうか。
イーリスの求めに応えるように、
肉棒を深く突き入れたまま、円を描くように最奥を刺激する。
イーリス
「んぅぅぅっ!! ひぁっ……んぁああっ!!」
イーリス
「ど、うして、弱い所……ばかりぃっ……」
小さな収縮が、幾度も肉棒を締め付け、
甘い快楽が絶え間なくもたらされる。
イーリス
「は、恥ずかしいのにぃ……んぁああっ……
王子の、おち○ちん……気持ちよくてぇ……っ」
イーリス
「声……でひゃう……んぅっ……んぁあああ……っ!!」
イーリスの嬌声と重なるように、
彼女の秘所が幾度も小さく脈動する。
既に何度も達している様子でありながら、
未だ必死に声を押し殺そうとするイーリスの姿に、
微かな悪戯心が湧き上がる。
イーリス
「ひぁああっ!?」
はだけた着物の隙間から覗く乳房に手を伸ばし、
触ってほしそうに膨らんだ頂をくすぐる。
たわわな胸の先端でありながら、イーリスのそれは小さく、
しかし精一杯に、その存在をこちらへと主張している。
イーリス
「してません……っ!!
触ってほしい、なんてぇ……んぁっ……ひやぁっ!!」
では、触ってほしくないのだろうか?
イーリス
「ちが、違いますぅっ……!
触って、ほしいけど……今、触られ……ると……んぁああっ!!」
触ってほしいという言葉に応えて指先で乳首を弾くと、
急に強い収縮が、秘所に収まった肉棒に襲いかかった。
軽く達したのだろう、
イーリスは熱を帯びた表情でこちらをにらみ、
イーリス
「い、イっちゃうから……ダメって……言おうとしたのに……」
いじらしいその言葉に謝罪を述べながら、
未だひくついている蜜壺への抽挿を再開する。
イーリス
「あ、謝りながら動か……ひやぁあっ!?」
イーリス
「ら、めぇ……っ!
頭……真っ白に……ぃああぁあっ!!」
がくりと、イーリスの膝から力が抜ける。
慌ててその身体を抱きかかえると、
自然と結合が先程以上に深くなった。
イーリス
「んぅぁああああぁっ!?」
イーリス
「ふ、深く……て……っ……、
気持ちいいとこ、ぐいって、押され……んぃああっ」
イーリスの秘所は再びきつく収縮し、
強い刺激が幾度も肉棒を襲う。
精液を搾り取るような連続収縮を耐えられるのは、
こうして交わる前に、イーリスが口で奉仕をしてくれたからだろう。
イーリス
「んぅぅぅっ……ひぅっ……あぁ……。
んぁっ……ぅ……一番、奥……ひぁあっ……、
気持ち……良くて……ひぁっ……あぁぁああっ!!」
膝の力が抜けたままのイーリスは、
その体重を肉棒に預けたまま、身をよじる。
深くつながりあったままの肉棒には、
身をよじるその仕草すら刺激の波となり、
腰の奥の疼きがぐるぐると濃縮されていく。
イーリス
「んぁあっ……んぅぅっ……!!
それ、きもひ……い……ひやぁああっ!!」
倒れそうなイーリスを支えるべく、
深く肉棒を突き入れたままその身を抱きかかえると、
イーリスの身体がびくりと跳ねた。
イーリス
「ぎゅってされてるの……好きです……んぅぅっ
王子に……抱きしめられ……ひやっ……いる、と……、
どきどき……して……幸せ……でぇ……っ!!」
イーリスの言葉に応える様に、その身体を強く抱きしめる。
すると、きゅう、と甘い締め付けが、
抱き返すかのように愚息を締め付けてきた。
イーリス
「そのまま……ぎゅってしたまま……んぁああっ……!!
王子にぎゅってされているの……ひぁっ……ひやぁあっ……!!」
愛らしい声と言葉、そして達したままなのだろう、
幾度も収縮し続ける膣口の刺激に、
渦巻いていた快楽が、その出口を求めて荒ぶり始める。
イーリス
「ひぅぅっ!! しゅ、しゅご……ひぁっ……んぁあああっ!!」
イーリス
「ま、またイっひゃ……、
ひぅッ……ぁ……ひぁああぁああ――ッ!!」
愚息を抱きしめるような膣口の収縮に応え、
その最奥へと熱い精液の濁流を注ぎ込む。
倒れそうになるイーリスの身体を抱きしめたまま、
俺達はしばし、呼吸を整えるように繋がり合っていた。
イーリス
「うぅ……声……出さないように……してたんですけど……」
イーリス
「絶対聞こえちゃいましたよ……?」
そう言いながら、イーリスは呆れたような視線をこちらへ向ける。
しかしそこに、非難めいた色は見られない。
こちらも似たような、苦笑にも似た表情で返すと、
イーリスも観念した様子で微笑んでくれた。
イーリス
「……王子にしてもらうと、
いつもこうなってしまうから、分かっていましたけど……」
イーリス
「…………えっ? お詫び、ですか……?」
イーリス
「何でもひとつ……願い事を……。
はい、それなら……とっておきの願い事が、ひとつ」
くるりと、イーリスは腕の中で身を翻し、
俺に抱きつきながら、こう続けたのだった。
イーリス
「……今年も、たくさん可愛がってくれると、嬉しいです」