太公望寝室1 シーンテキスト

太公望
「お、王子……これ以上は冗談では済みませんよ?」

寝台に組み敷かれた銀髪の美女は、
覆い被さろうとする俺を不安げな瞳で見上げていた。

冗談ではないさ、と微笑混じりに返しながら、
俺は太い腰帯を解いて彼女の服を脱がせていく。

太公望
「や、だめ……いけません、こんなこと……。
私は……あっ……せ、仙人……なのですよ?」

先刻まで口にしていた酒か、それとも羞恥の影響か。

薄桃色に色づいた美味しそうな裸体が露わになると、
すぐにでも味わいたくて堪らなくなった。

誘ったのはお前の方ではないか、と囁きながら、
顔を寄せて乙女の可憐な紅唇を口に含む。

太公望
「――んむぅっ!?
んっふ……んんっ、ちゅっ、ちゅぷ、ん……んんん……っ」

太公望
「……ぷはぁっ! はぁっ……はぁっ……。
な、なに……これ? 頭、ボーッとして……」

舌を吸われただけで瞳を蕩かせる、仙人らしからぬ純真さが、
ずるいくらいに可愛くて身悶えそうになる。

ヌルヌルと互いの舌を絡ませ、
糖蜜のように甘い乙女の唾液を存分に味わった。

太公望
「んふぅっ……ん、くちゅ、れちゅ、れりゅぅ……っ」

太公望
「や、い、いけませ――んむっ……ちゅ、くちゅ、ちゅぷぅっ。
ぷはっ……や、だめ……ぁンっ……胸、揉んじゃ……やぁンっ」

絹のように滑らかな乳肌を両手で弄ばれると、
乙女はたまらず顔をそらして愛らしい声で抗議した。

神仙郷屈指の策士、太公望といえども
快楽の前では形無しだな、とその耳許で囁く。

事実、日頃は泰然としている太公望が
これほど取り乱した姿を見たのは初めてだった。

太公望
「ち、違いま……んんンっ!
こ、こんなつもりでは……ぁ、やぁぁん……っ」

ではどういうつもりだったのだ、と訊ねながら、
痛いほど勃起した肉棒の先で濡れた花弁を押し広げる。

親睦を深めるため、と言って持参した桃の酒を酌み交わし、
酔い心地で肩にしなだれかかってきた女が、
抱かれに来たのではなくて何だというのか?

太公望
「ち、違うのです……んんっ……、
私はただ……貴方と親睦を深めることを通じて、
その……互いの協調関係を強固なものにしようと……」

無論、太公望が俺を
色仕掛けで魅了しに来たことは承知の上だ。

だからこそ俺は、その浅はかな姦計を逆手に取って
この俺を籠絡せんとすることの愚を悟らせなければならない。

太公望
「で、ですから……ぁっ……、
あ、あのお酒には媚薬に似た効果があるとはいえ、
決して……こ、こういうことをするつもりでは……」

こんなに濡らしているくせに、と苦笑しながら、
蜜濡れた桃色の粘膜を亀頭で執拗にこねて焦らす。

くちゅくちゅと湿った音が響くと、
太公望は狼狽したように身をよじった。

太公望
「い、いや……そんな大きいの、挿れられたら……」

太公望
「――ひぅッ!? ん、んぅんんんん~~~ッ!!」

辛抱しきれなくなった愚息が最奥まで一息に貫くと、
くぐもった女の悲鳴が二人きりの寝室に響いた。

太公望
「あぁぁっ……は、入ってる……んんっ……。
硬いのが……くぅぅっ、おへその、下までぇ……っ」

眉をひそめて異物感を訴える乙女の膣中は、
ペニスが蕩けてしまうほど熱く心地よくて――。

酒精によって惚けさせられていた理性は、
襲来した激しい射精衝動にあっさりと降伏してしまった。

太公望
「――んんっ!?
ちょ、王子……出てますっ!
いやぁ……熱いの、おなかに、ドクドクって……っ!」

焦ったように大きく目を見開く太公望。

そのなよやかな柳腰を抱き寄せ、
脈動する熱をひとわたり膣内に注ぎ終えると、
俺は己の分身が尚も強靭さを保っていることに気づいた。

これが先刻の酒の効果か、と半ば感心しながら、
緩やかに腰を揺すって女仙人の膣内をかき混ぜ始める。

太公望
「ひぁあっ! あっ、あ……あぁあンっ!
や……なんで……ふぁ、あっ……はぁぁ……っ!
さっき……ンンっ……射精した、ばかりなのにぃ……っ!」

太公望
「あっ、や、そこっ……んんぅんッ!
や、やめっ……んゃあっ、あっ、ぁあぁンッ!
そんな、アッ……入口ばかり、擦っては……」

膣口付近を何度も往復して焦らし、
子宮が疼いた頃に満を持して突き上げてやると、

太公望
「ンンんんんんん~~~~~~っ!!」

紛れもない絶頂の叫びが乙女の細い喉を震わせた。

太公望
「あぁぁ……なに、これぇ……?
おへその奥……きゅんって、疼いて……」

太公望
「はぁ、はぁ……なんで……?
私……は、初めてなのに……」

太公望
「なのに……オチ○チン、挿れられてるだけで……、
なんで……んぁっ……こんなに、気持ちいいの……?」

無意識に呟かれたのであろうその言葉は、
俺を酔わせ、魅了するに十分な甘さに満ちていた。

悦楽に蕩けた瞳を見つめ、
気が狂うほど感じさせてやる、
と暗示をかけるかのように囁く。

太公望
「きゃぁんッ! あっ、あ……やぁあアンッ!
ひゃめぇっ! 奥っ、ズンズンしないでぇっ!!」

鈍重な抽挿でひと突き毎に子宮を揺すってやると、
その都度高い悲鳴とともに乙女の腰が跳ね上がる。

ぷるぷるとはしゃぎ回る乳房を両手で捕まえ、
頂点でぷくりと膨らんだ桃色の実を舐めしゃぶった。

太公望
「ひゃうぅンッ!? や、ら、らめぇえっ!
や、乳首は、敏感で……ふぁっ、あっ――あぁあンッ!」

太公望
「はぁっ、はぁっ……も、らめれすぅ……っ。
そんな……はふぅぅっ……おっぱいとオマ○コ……、
同時に、気持ちよくされては……や、あぁアンっ!」

甘い吐息と涎を口許からとめどなく漏らす、
その様はまるで発情した牝犬のようだった。

すっかり快楽の虜だな、と俺が囁くと、
太公望は上気した頬に羞恥の紅を差し浮かべて、

太公望
「ち――ちがいましゅっ!
こんにゃ……ふぁあっ、アッ……はあぁんッ!
こん、にゃ……はずじゃ……にゃいんっ……れすぅ!」

慌てて否定したからか、
思い切り呂律の回らない声でそう訴えた。

太公望
「やぁあんっ……もぉ、許ひてくだひゃいぃッ!
お、オマ○コ……さっきから……んぁあッ!
ず、ずっと……イっちゃってるんれすぅぅッ!」

太公望
「んゃあッ……も、ひゃめッ……んんんんん~~っ!
お、オチ○チン……ズプズプしちゃいやぁアンっ!
アッ……い、イくっ、またイっちゃうぅ……っ!」

太公望
「あぁン……らめっ、お、おかしくなっひゃうぅっ!
わ、わたし……太公望なのにぃぃ……ッ!
ふぁあッ……あ、あたまイイのが、取り柄なのにィィ~ッ!」

度重なる絶頂の波に洗われ、すっかり知能が薄まった、
ダダっ子のようなその姿に奇妙な愛しさを覚えた。

こみ上げた射精感を根本で留め、
苦悶する愚息の先で乙女の最奥を強く圧迫する。

太公望
「ひぅッ……!
や……また、ナカで膨らんで……」

太公望
「――って、だ、ダメれすっ!
いま、ナカに射精されたら、わたし――」

――どくッ! どくどくッ! どびゅるるるるッ!!

太公望
「い――イヤぁああぁああぁああ~~~~~ンッ!!!」

小鳥のように高い悲鳴を上げながら、
乙女は腹を突き出すように白い身体を踊らせた。

太公望
「はぁっ、はぁっ……んっ……くぅぅ……っ。
やぁぁ……熱いの、どんどん流れてきて……んんっ……」

太公望
「あぅぅ……まだ、出てる……っ。
私……んっ……初めて、だったのに……、
二回も……無責任に中出しされるなんてぇ……っ」

悔しげにそう漏らしつつも、
太公望は注がれる精をしおらしく受け容れ続ける。

温かなものが膣内と愚息の隙間を埋めると、
快い征服感が胸を満たし、思わず長い溜息が漏れた。

太公望
「うぅぅ……悔しい……。
誰かにここまで主導権を握られたのは初めてです……」

別にいいじゃないか、と俺は
赤く腫れた花弁から白濁まみれの肉棒を引き抜きながら返す。

主導権がどちらにあろうと、
結果的に俺たちは互いに高みへと至ることができたのだ。

太公望が予定していた方法よりも
よほど親睦が深まったことだろう。

太公望
「そ、そういう問題ではありません!
主導権を握ることは兵法の基本なのですから!」

太公望
「このままでは神仙郷きっての兵法家、
太公望の名が廃りますっ!」

と、ムキになった様子で抗議したかと思うと、
ふいに太公望は恥ずかしそうに頬を赤らめて、

太公望
「……ですから、早くまた大きくしてください。
次こそ私が主導権を握ってみせますから……」

そう囁きながら俺の性器を逆手に握ると、
それを優しく前後にしごき始めたのだった。