エレイン寝室2 シーンテキスト

エレイン
「ふふっ……♪
すっごく良い眺めよぉ、王子」

文字通り俺に馬乗りになりながら、
エレインは戦場さながらの不敵な笑みを浮かべて、
ゆっくりと膣口でペニスを咥え込んでいく。

エレイン
「さっきは、あんたにいいようにやられちゃったけど、
今度はそうはいかないんだから……覚悟しなさい?」

亀頭だけを器用に包み込んで腰を下ろすのを止めると、
エレインは俺を見下ろしながら舌舐めずりをする。

エレイン
「さぁ、こっからどうしてほしいのかしら?」

エレイン
「ちゃんと言葉にしないなら、動いてあげないんだから♪」

獲物を追い詰めた者特有の加虐の微笑で口許を飾り、
エレインが俺に問いかける。

正直にどうしてほしいか言葉にすることもできる。

だが、エレインを図に乗らせるのも
少しだけしゃくだなと思った俺は、
そのまま自分で腰を突き上げてやろうとする――

――のだが……。

エレイン
「ふふっ……♪
どう? 動けないでしょ?」

エレインの言う通りだった。

腰を動かそうにも彼女の太ももが
俺の腰回りをしっかりと抑え込んでいるのだ。

エレイン
「騎馬乙女エレイン様を舐めてもらっちゃ困るわ!
常日頃あんたよりも頑強な体躯の馬たちを御しながら
戦ってるってこと、忘れてるわけじゃないわよね?」

ぎゅぅっとより強く彼女の太ももが俺の腰回りを
左右から締め付けてくる。

奇妙なことに、その強さが増せば増すほどに、
俺の愚息は淫らに硬く歪に膨らんでいってしまう。

エレイン
「ちょ――ちょっと……んっ、ふぁぁっ……!
なんで、また硬くなってるのよぉ……あっ、ンンッ!」

エレイン
「もしかして、痛くされるのが気持ちいいとか……ないわよね?」

そんなことあるわけ――と言おうとしたところで、
またエレインからの締め付けが厳しさを増す。

エレイン
「うふふっ……スゴい、またおっきくなってる♪」

エレイン
「そっかぁ……そうだったんだぁ……、
王子って意外と……へぇ、ふ~んっ……」

弱みを握ったかのようにエレインが俺を見下ろして、
愉快そうに微笑む。

何か誤解をしてるようなので、
とりあえず正直に言葉を口にする。

エレイン
「……は?」

エレイン
「私の水着姿が、可愛い……から?」

エレイン
「も、もう……!
そんなこといっても騙されないんだからね!」

とは言いつつも、
頬を染めながらにやけるエレイン。

そんな正直な彼女の反応に応えるように、
ようやく俺も素直になって、
エレインに気持ちよくさせてほしいと頼んだ。

エレイン
「いいわよ……他ならぬあんたの願いだもんね」

エレイン
「ほら、ちゃんと……んっ、ぁ……全部、いれてあげる、から……」

ぐぷり、と徐々にペニスを食んでいく膣口は、
みるみる内に全てを頬張ってしまう。

その温かくも心地よい締め付けに思わずうめきを上げると、
エレインは嬉しそうに頬をほころばせた。

エレイン
「いい、わよ……もっと、気持ちよくなりなさい……♪」

ゆっくりと彼女の腰が上下に動き出していく。

エレイン
「んっ、ぁあっ、ふぁあっ、ぁ……んんっ……」

流麗な腰使い――日々の戦いで見せる騎乗のスキルが、
今此処にあっては、並の女性では実現することのできない程の
淫らな腰使いとなって俺を攻め立てている。

正直なところ、
気を抜けば今すぐにでも射精してしまいそうだった。

エレイン
「ふぁっ、ぁっ……んっ……ふふっ♪
また、オチン○ン……おっきくなってるわよ……?」

エレイン
「ほら、ほらぁっ……んっ、ぁあんっ……、
もっと、オチ○ポ大きくさせなさい……♪」

外でのセックス――それもこんな解放的な海での行為だからか、
エレインがいつも以上の激しさで俺を攻め立ててくる。

その興奮の余波が俺にも移ったのか、
今日ばかりはエレインのされるがままを良しとしてしまう。

エレイン
「ふぁあっ、ぁあっ、ぁあんっ……♪
いいっ、わぁ……オチ○ポぉ……ビクビクしてるのっ、
んっ、ぁあんっ……すっごく、わかるぅ……んぁあんっ♪」

エレイン
「もう射精しちゃいたいのね……?
いいわ、よ……さっきよりもいっぱい、だからね?
孕ませるつもりで、射精しなさい……王子♪」

普段ならば一笑に付す挑発ですら、
この状況であってはより激しく情火を燃え上がらせる。

今にも爆発しそうな射精感を堪えながら、
ありったけの欲望をぶつけようとペニスに意識を集中させた。

エレイン
「んふぁあっ、ぁあんっ、やぁあんんっ……!
ほら、射精しなさいっ……わたしも、もう……すぐ、
イケそう、だから……んっ、はぁあ、あぁぁっ、んっ!」

上下だけでなく左右の動きすらも交えながら、
彼女は流麗に腰を動かす。

それに併せて、
上質な膣ヒダ達がこぞって肉棒を刺激してくる。

かと思えば甘やかに膣肉が絡みついて、
甘やかな快楽を無尽蔵に与えてきた。

もう限界だ――。

エレイン
「――んふぁぁああんっ!! あっ、ぁああんっ♪
でてるぅっ、いっぱい……あっ、はぁっ……!」

エレイン
「ふぁあっ、あっ……いい、わ……そのまま、
ぜんぶ、出し切りなさい……んっ、ぁあんっ……!
私が、絞り尽くしてあげるんだからぁ……ふぁあンっ♪」

何度も放たれる白濁の欲望の感覚に陶然としながらも、
エレインは荒馬を乗りこなすように腰を振り乱して、
俺を絶頂の向こう側へと誘おうとする。

エレイン
「ふぁあぁっ、ぁっ……もう、出ない……みたい、ね……?」

エレイン
「ん……あぁ、ハァ、は、ぁ……すごい……見て、これ……、
中から、こんなに白いの、溢れて……んっ、ぁぁ……」

腰を上げてペニスを抜いた膣口からは、
驚くほど多くの精液が零れ落ちてくる。

エレイン
「まぁ、この私がこれだけサービスしてあげたんだから、
これくらい出すのは当然よね……♪」

と自信満々に言ったかと思うと、
不意にエレインが体勢を崩して俺の胸上に倒れてきた。

エレイン
「――い、たたた……」

痛いのはこっちの方だ、と言おうと思ったが、

エレイン
「ご、ごめん……気を抜いたら……その、
腰抜けちゃったみたい……あはは」

恥ずかしそうに、エレインが頬を染めて照れ笑う。

エレイン
「し、仕方ないでしょ?
あんたのこと、あれだけ気持ちよくしようって
頑張ったんだから……」

エレイン
「こっちだって気持ちよくなりすぎて……、
ほら、見てよ……腰にも足にも、力はいらなくて……」

小さく震える彼女の両方の太腿が、
先ほどまでの行為の激しさを物語っていた。

エレイン
「……い、いいから……、
あんたは……何も、言わなくていいから……」

エレイン
「だから……しばらく、このまま抱き締めてなさい……」

ああ、と恥じらう彼女を労うように、
エレインの身体を抱き締めて頭を撫でてやる。

エレイン
「ちょ……勝手に頭を撫でないでよ……」

エレイン
「ばか……」

エレイン
「こんなの……嬉しくも何とも……ないんだから……」

言いながらも、
その顔が少しだけにやけてるのを見てとり、
俺も頬を綻ばせる。

そうして、心地よい潮風に抱かれながら、
俺たちは互いに満足するまで、
白き砂浜の上で肌を重ね合うのだった。