エレイン寝室1 シーンテキスト

エレイン
「ば、ばかッ――こんなところで、とか……ぁっ……、
ちょっと……ほんとに、やめてって……ぁ、ン……」

少しだけ怒ったような素振りを見せながらも、
エレインは海の中で俺に身体を許している。

背後から抱き締めるような体勢――。
長く艶やかな髪からは甘い良い匂いがする。

エレイン
「こ、らぁっ……話、きいてるの……っ?
んっ……ぁぁ……いくら二人きり、だからって……、
どうして海の中で……ふぁ、ぁ……っ」

そんなことを言いながらも、
秘所へと向かう俺の手を止めることはしない。

彼女が本気になれば、
俺を投げ飛ばすくらい出来るはずなのに、
それをしないということは――

エレイン
「か、勘違いしないで……んっ、ぁ……」

エレイン
「ちょっと、ここの海水が……冷たいから、
あんたがこうして傍にいたほうが、あったかくて、
き……気持ちいいって……それだけ、なんだから……!」

そうか、と相変わらず素直じゃない彼女に
愛しさすら感じながら、俺は海水の中で愚息を取り出して、
背後から彼女の太ももの間に滑り込ませる。

エレイン
「んっ……ふ、ぁ……もうこんなに、大きくして……、
ほんとに、見境ないんだから……」

言いながらも、
彼女は引き締まった太ももで男根を器用に包み、
そのまま自らの秘所へと誘い込む。

そうして、冷ややかな海水の中の移動を経て、
ようやく俺はエレインの膣口に愚息を忍び込ませる。

エレイン
「ふぁあっ……はいって、くる……んっ……ぁあンッ……」

それまで海水に晒されていた男根を、
温かな膣内が迎え入れてくれた途端に、
痺れにも似た快感が背筋を駆け上がっていく。

温かな膣内はキツい締め付けで俺を包み込んだが、
その中は愛液で満ちており、腰を押しつけるだけで、
容易に膣奥へと進んでいくことができた。

エレイン
「んふぁぁっ、ぁ……ば、ばか……濡れてるのは、
海の中に、いるから……で……あっ、ぁああんっ……」

ピクンピクンと愛らしく身体を小さく震わせながら、
俺を迎え入れるエレインを抱き寄せる。

エレイン
「ふぁあ、ぁ……ほら……はやく、動きなさいよ……、
奥まで……ちゃんと、入ったんでしょ……?」

彼女の言葉通り、既に最奥にまで
俺自身がエレインに包み込まれている。

だがせっかく海に来たのだから、
此処でしかできないことをやってみるべきだという思考が、
ある行動へと駆り立てた。

エレイン
「――え? ちょ、ちょっと……何して……んっ、ぁあぁっ!」

俺は膣口から男根がすっぽ抜けないように注意しながら
少しだけ身を屈めて、エレインの両方の膝裏に腕を回して、
そのまま一気に持ち上げた。

エレイン
「くふぁあんっ……んっ、ぁあっ……!
や、だぁっ……これ、恥ずかし――やぁ、ぁあん……」

エレイン
「この体勢だ、と……ふぁあっ、ぁ……、
オチン〇ン……はいり、すぎちゃ……あっ、ンンッ……!」

恥じらいと、
珍しい体位での挿入に困惑するエレインだが、
零れる艶声は確かに快楽の色を含ませている。

とはいえ、この体勢はかなり奇妙だ。

まるで――

エレイン
「――ば、かぁっ……こんなの、パパにもされたこと……んっ、
ぁあっ……ちっちゃい頃に、おしっこなんて……、
ひとりで、ちゃんと……できたわよ……ふぁっ、ぁああっ……!」

エレイン
「ば、馬鹿なこと言ってないで……あっ、んっ……、
さっさと……はぁ、ぁんっ……済ませなさい、って……」

言われるまでもなく、
俺は彼女を持ち上げたまま腰を動かしていく。

エレイン
「やぁっ、ぁあっ……んっ、ぁあんっ……!」

体勢のせいだろうか、
いつもよりもエレインの膣内は狭く、
ぎゅっぎゅと強く男根を締め付けてくる。

拘束によって行動を制限されたエレインが、
俺の意のままにペニスを突き込まれて嬌声を漏らす様が、
もの凄い勢いで己の征服欲を満たしていった。

エレイン
「ふゃあっ、ぁっ……すご、いぃっ……こんなぁっ……、
こんなの……気持ちいいに、決まって……ふぁあぁんっ!」

さっきまで嫌がってた割には、
随分と気持ちよさそうじゃないか、と
腰の動きを激しくしながら囁きかける。

エレイン
「だ、だってぇ……ふぁあ、ぁあっ、んぁあっ……、
あんたの……すごくいいとこ、あたって……ふぁあンッ!」

エレイン
「んっ、ぁあっ、ぁあっ……悔しいっ……、
こんな間抜けな格好で、気持ちよくなってるなんてぇ……っ、
ふぁあっ、ぁあっ……王子のばかぁっ……あっ、やぁあんっ……!」

ばかばか、と連呼しながらも彼女の左手は、
快楽に耐えるように健気にも俺の左腕を掴んでいる。

こんなにも可憐なエレインと密やかに肌を重ねているという背徳が
より多くの興奮と愛しさを生み出し、
海水の抵抗も意に介さずに律動が激しくなっていく。

エレイン
「ひゃぁぁっ、あっ、んぁあっ、んんぁっ!
もう、だめぇっ……わたし、ヘンになっちゃ……んふぁンッ、
おうじぃっ、わたし、わたしぃっ……あっ、やぁぁあんっ!!」

エレイン
「はぁ、はぁあっ、んっ……もう、イッちゃうっ……、
イッちゃう、からぁあっ……あんたも、イきな、さいよぉっ……、
わたし、ひとりなんて……許さない、んだからぁっ……!」

ぎゅっと、
俺の腕を掴むエレインの手に強い力が加わり、
共に果てようと促してくる。

俺ももう限界だ、と告げながら、
派手に海水を掻くように腰を振り乱して、
エレインの中に欲望を解き放とうとする。

エレイン
「いいわよっ、そのまま……あっ、んぁあぁっ!
なかで、いいからぁっ……あんたの、いっぱいっ……、
んっ、ぁあぁっ、イクぅっ、わたし、イッちゃぅぅぅっ……!!」

彼女が絶頂を迎えるのとほぼ同時に、
俺も白精を膣奥へと遠慮無くぶちまけた。

エレイン
「んふぁあぁぁっ、あぁぁぅっ……んっ、ぁぁぁあぁ……っ!
すご……んっ、ぁあっ、ヘンな感じ……海のなか、なのにぃ……、
身体のなかぁ、あんたのアツいので、いっぱいになって……ふぁあんっ!」

自分でも驚くほどの量でエレインの中に
精液を吐き出していく。

そうして、長く続いた射精の快感が収まりを見せる頃には、
俺はエレインを抱きかかえたまま付近の岩肌に背をつけていた。

エレイン
「ちょ、ちょっと……いいかげん、抜いてよ……、
まだ、あんたの硬くて……これじゃ、気持ちいいの……、
ずっと続いて……また、したくなっちゃうじゃない……」

その言葉が嘘でないことを示すように、
彼女の膣肉が未だに硬さを備える愚息を締め付けてくる。

エレイン
「……ば、ばかっ!
勘違いしないでよ……別に、あんたとまだ、
エッチなことしたいとか……そういうんじゃないんだから!」

エレイン
「ただ……やられっぱなしは性に合わないっていうか……」

エレイン
「だから……こんな海の中でいいようにされるとか……許せないのよ」

エレイン
「――って、それよりもいい加減、降ろしてくれない?
あんたに抱きかかえられてるの……すっごく恥ずかしいんだから!」

殴られかねないと思った俺は
すぐに彼女の身体を降ろす。

すると――

エレイン
「ふふっ……ようやく、自由になれたわ……」

と不敵な笑みを浮かべながらエレインが近づき、
俺の耳元すれすれへと腕を伸ばして岩肌に手を置き、
逃がさないとばかりに顔を寄せる。

エレイン
「いい? 今度は私が攻める番なんだから!
ほら、さっさと浜辺にいくわよ!」

何か妙なスイッチが入ってしまったのか、
エレインは俺の手を掴むと問答無用で引っ張り始め、
俺を無人の砂浜へと連れて行くのだった――。