堕姫寝室3 シーンテキスト
艷やかな黒髪が、純白のシーツの上で
夜の川の如く静かに流れていた。
堕姫
「あぁ……待っていたぞ、王子。
この時をどれほど待ち望んだことか……」
着物をはだけ、乳房と恥部を晒した堕姫は、
うっとりと頬を染めてこちらを見上げている。
堕姫
「さぁ、来てたもれ。今宵もわらわを愛してたもれ……♪」
震える手で恥唇を割り開き、赤く淫らな花を咲かせる。
導かれるままに己の先端をその花の芯に据えた俺は、
目の前の美しい女体をしばし鑑賞し、溜息をついた。
堕姫
「な、なんじゃ王子……わらわの裸、どこか変かの?」
そうではない、と慌てて弁解する。
だが、この美しさをどんな風に乱れさせてやろうか、
なんて考えていたと白状するわけにはいくまい。
花弁を湿らせる露を亀頭に塗り込むと、
俺はゆっくりと彼女の内部に踏み込んでいった。
堕姫
「はわっ……き、来たっ♪
んっ……おち○ぽ、入ってきおった……っ♪」
嬉しそうに目を細めた妖狐の、
大きな狐耳がぴょこぴょこと落ち着き無く揺れる。
狭い膣道を亀頭で少しずつこじあけながら、
乙女の膣内を徐々に征服していく感覚がたまらない。
堕姫
「あぁ……幸せじゃ、王子ぃ……」
堕姫
「おぬしの熱で、こうしてまた
腹の奥まで満たしてもらえるとはのう……♪」
狭い膣道の底まで肉棒が埋め尽くすと、
堕姫は幸せそうに目を細めて溜息をついた。
俺は微笑み返しながら、
お前の膣中も熱くて蕩けそうじゃないか、と囁く。
堕姫
「くふふ……そうかそうか。
わらわの中は蕩けるほど気持ちいいか♪」
堕姫が笑うと、隙間なく包み込む柔肉から
生々しい振動が伝わり、愚息が震える。
微かな湧出の気配を感じた俺は、
そろそろ射精してしまいそうだ、と苦笑交じりに告げた。
堕姫
「ま、待ってたもれ。もう達してしまうと申すのか?」
焦りの色を浮かべる堕姫。
その前に気持ちよくしてやるから安心しろ、と告げ、
俺は腰を前後させてゆるやかな抽挿を開始する。
堕姫
「ふわぁっ♪ あっ、あんっ、はぁあぁっ♪
こ……これ王子、いきなり動くでな――ひゃあンっ♪」
上向きに反った肉棒で天井のヒダを擦り上げてやると、
甘やかな嬌声とともに膣道が締まりを強めていく。
お前ももうイキそうじゃないか、と指摘しながら
律動を速め、互いの性器に快感を刻み込んでいくと、
堕姫
「ふぁあっ、あっ……んんっ!
はぁっ、はぁっ……お、王子ぃ……待ってたもれ……」
ふいに堕姫の惚けた瞳が切なげに揺らいだのが見え、
俺は動きを止めて、どうしたのかと訊ねた。
堕姫
「あ、あらたまって言うのも恥ずかしいのじゃが……」
堕姫
「その……て、手を繋いではくれぬか?」
堕姫
「おぬしともっと……全身で繋がっていたいのじゃ」
堕姫
「……ダメ、かの?」
なんと愛らしい願いだろうか。
俺は微笑とともに頷き、両手を差し伸ばす。
堕姫
「王子……っ」
潤んだ瞳をにこやかに細めると、
堕姫は互いの十指をそっと絡ませ合った。
堕姫
「くふふ、まるで恋人みたいじゃのぅ♪」
堕姫
「嬉しいのぅ、幸せじゃのぅ……」
堕姫
「…………く、ぅぅっ……」
深く繋がりあった堕姫の身体が、小刻みに震えはじめる。
そうと気づいた直後、
金色の瞳から涙がぽろりと煌めき零れた。
堕姫
「ぐすっ、うぅっ……王子ぃ、どこにも行かんでたもれ……」
堕姫
「このままずーっと、わらわと繋がっていてたもれ……っ」
涙声を震わせながら、
しなやかな両脚でこちらの腰に抱きついてくる。
同時に縋るように膣が締まりを強め、
生々しい媚肉の圧迫感がペニスの芯を震わせた。
思わず身を引こうとするも、
十指と両脚と膣とが強く絡みつき、逃してくれない。
堕姫
「うぅ……離さぬ、絶対に離さぬぞ。
やっと掴んだ幸せなのじゃ……」
堕姫
「王子はずーっと……永遠に
わらわとひとつに繋がっているのじゃ……」
それが叶わぬ望みだと
理解しているからこその涙なのだろう。
俺は無言で顔を寄せ、
堕姫の頬を濡らした涙をキスで拭ってやる。
堕姫
「んっ……ふぁ、王子ぃ。
唇にも、ちゅーしてたもれ……」
言われるがままに唇を重ね、
互いの舌を交尾するようにヌルヌルと淫らに絡ませ合う。
堕姫
「んふっ……れる、レロっ、ちゅろろぉ……っ♪
はぁ、んっ……ぢゅる、ぢゅぷっ、ちゅぱぁ……っ♪」
堕姫
「ふぁ、はぁ……あぁ、なんて可愛い舌なんじゃ♪
もっと……もっと吸わせてたもれ……んぢゅっ、ぢゅぅぅっ♪」
そうして口づけの甘さに耽溺している間も、
繋がりあった互いの性器はもどかしげに震えていた。
堕姫
「はぁ、はぁ……あぁぁ、行かんでたもれ。
おぬしの舌、ず~っと吸っていたいのじゃ……」
ようやく離れた互いの舌先から引いた銀糸を、
堕姫は惚けきった表情で眺めていた。
もはや我慢の限界だった。
今すぐにでも達しそうだと、震える声で告げる。
堕姫
「わ、わかっておる。わらわも同じじゃ。
おぬしと共に達したいと、腹の奥が疼いてたまらぬ……」
堕姫
「……が、一方でわらわは、
なるべく長くおぬしとこうして繋がっていたい……」
堕姫
「だって……おぬしは忙しくて
たまにしかわらわを抱きに来てくれぬし、それに……」
堕姫
「……人間であるおぬしは、
妖狐であるわらわほど長くは生きられぬのじゃろう?」
だったら反対じゃないか、と俺は囁く。
共に過ごせる時間が限られているからこそ、
その時間の中で全力を尽くして愛し合わなければ。
いくら嘆いても、時は止まってはくれないのだから。
堕姫
「…………」
堕姫
「……ふふ。そうじゃな。おぬしの言うとおりじゃ」
長々と嘆息した堕姫は、
どこか吹っ切れたように澄んだ笑顔をたたえて言った。
堕姫
「王子、我慢させてすまなかったのぅ」
堕姫
「さぁ、動いてたもれ……気持ちよくなってたもれ♪」
堕姫
「わらわの腹の奥に、思う存分に
おぬしの子種を……吐き出してたもれ♪」
堕姫
「こうやって愛するおぬしと手を繋ぎながら、
女として最も大事な場所を満たしてもらえるなら……」
堕姫
「それ以上の幸福など、ありはせぬ……」
心から幸せそうな堕姫の笑顔に安心し、
再びゆるやかに腰を揺すりはじめると、
堕姫
「んっ……ふわぁぁっ♪ イイっ……おぬしのおち○ぽ、
腹の裏、擦れて……はぁあっ、き、気持ちイイ……っ♪」
だらしなく惚けた愛らしい表情で、
堕姫はすっかり快楽に身を委ねたようだ。
堕姫
「くはぁぁっ……深いぃっ♪
子宮、コツコツと刺激しおって……っ♪」
堕姫
「はぁっ、はぁっ……種付け、するつもりかの?
妖狐であるわらわを……孕ませる……つもりかの?」
期待するような瞳が、爆発寸前の愚息を悶えさせる。
ブチュグヂュと濁った音を漏らす結合部。
漂う濃艷な牝の香りが、欲望のタガを外させた。
最奥に亀頭を接着し、そのまま高速で腰を微動させる。
これから種付けするのだと、堕姫の意識に刻み込む。
堕姫
「ふわわわっ! あっ! アッ! はぁああぁ~~ッ♪
イクッ……んん~っ! ふァッ、はぁッ……はぁあ~っ♪
わらわ、もぉ……カラダが、ふわふわしてぇ……っ♪」
堕姫
「んッ、くっ、ふ……んんんんン~~~っ♪
う、うれしいぞ、王子……んぁっ♪ あっ♪ はあぁんっ♪
ほ……本気で、孕ませようと……してくれてるのじゃなっ?」
堕姫
「く……ふふっ♪ くふふふふっ♪
王子ぃ……愛しておるぞ♪
いっぱい……い~っぱい、射精してたもれ♪」
堕姫
「ンッ……わらわの、欲しがりな子宮を……っ、
おぬしの子種で、い~っぱいに満たしてたもれっ♪」
幸せそうに囁いた堕姫の、
長い両脚が再び俺の腰を強く抱きしめる。
そのいじらしい仕草に溢れた情愛が、
放たれた矢の如く乙女の中心を一直線に貫いていった。
堕姫
「ひぅうッ!? んぁっ……ぁ、はぁあぁ~~~っ♪」
半開きの口から、甘やかな歓喜の響きが漏れる。
ドクドクと脈打つ男根に熱液を注がれるたびに、
膣道が喉を鳴らすかのように伸縮した。
堕姫
「はぁ……はぁ……あぁ、なんて熱さじゃ……♪
さすがは王子の子種……元気いっぱいじゃのぅ♪」
堕姫
「くふふ……ほれ、皆の衆。おいで♪
遠慮するでない、み~んなわらわの中に入ってくるのじゃ♪」
奇妙な表現に微笑しながら、
ゆっくりと時間を掛けて堕姫の子宮を染め上げていく。
膣内が熱いもので満たされると、
少し萎えた肉棒が粘液に押し戻され、
にゅるん、と膣穴から抜け出した。
堕姫
「はぁ……結局、抜けてしまったのぅ」
萎えた陰茎に寂しそうな微笑を向ける堕姫。
またいつでも繋がればいい、と囁いて
俺は彼女の隣にそっと身を横たえた。
堕姫
「……うむ、そうじゃな。
おぬしが一度きりで終わるはずもないしの」
そう言うと堕姫は俺の股間に手を伸ばし、
ひと仕事終えた愚息を優しく撫ではじめる。
堕姫
「ふふっ。おち○ぽ様よ、頑張ってたもれ♪」
堕姫
「今宵はまだまだ、王子に抱かれ足りぬのじゃ……」
堕姫
「妖狐の生は人間のそれよりも長いからの。
おぬしが息災なうちに、一度でも多く抱いてもらわねば……」
堕姫
「……のう、王子?」
柔らかく微笑みながら俺を見つめる堕姫。
その手に握られた肉棒は、すでに隆々とそそり立っていた。
堕姫
「さぁ王子、もう一度抱いてたもれ♪」
俺は苦笑し、誘われるままに身を起こす。
断れるはずがあるまい。
いまや俺は、目の前の乙女に
すっかり魅了されてしまったのだから。