堕姫寝室2 シーンテキスト
堕姫
「ほ……本当によいのじゃな?
本当に……わらわを抱いてくれるのじゃな?」
寝台にうつ伏せになった堕姫は、
不安の色を宿した瞳で背後の俺を仰ぎ見た。
突き出された一糸まとわぬ艶やかな尻を、
燭台の灯りが飴色に照り輝かせている。
その魅惑的な光景に昂ぶり、猛った牡の欲棒を
湿潤な膣口に浅く咥えさせると、
彼女は少しくすぐったそうに目を細めた。
堕姫
「はぁぁ……夢のようじゃ♪
愛するおぬしと、こうして睦みあえる日を
千秋の想いで待っておった……」
堕姫
「その日がこんなにも早く来ようとは……。
くふふ……わらわは世界一の果報者じゃのぅ♪」
黒いほうきのような尾をぱたぱたと嬉しそうに振る堕姫に、
もう満足なのか、と苦笑まじりに訊ねる。
堕姫
「そ……そんなわけがなかろう」
堕姫
「今宵は好きなだけ甘えて良いと、
そう……おぬしは云うたのじゃからな?」
いつも尽くしてもらっている礼に
今夜はなんでも望みを叶えてやろう、と告げた言葉が、
堕姫好みの解釈に歪められていることが微笑ましかった。
ならば好きなだけ甘えるといい、と
美しい弧を描く尻肉を優しく撫でながら囁くと、
堕姫
「ひゃぅっ……んっ。
で、では…………挿れてたもれ……」
小刻みに震える尻の向こうから二本の細腕が伸びてきて、
分厚い恥唇を目一杯割り裂き、内部の桃色を開示した。
堕姫
「わ、わらわのココに……んんっ……、
おぬしの、たくましい……おち○ぽを挿れて……、
わらわを……おぬしだけの、女にしてたもれ……」
堕姫
「……はわわ……云うてしもうた、云うてしもうたぁ……っ!
あぅぅ……恥ずかしすぎて顔から火が出そうじゃぁ……っ!」
言うなり枕に顔を伏せてうなりはじめた
堕姫の愛らしい仕草に苦笑しながら、
漏れる愛液をまぶした亀頭を狭穴にヌルリと挿し込む。
そのままゆっくりと、
灼けるような熱さに竿の根本を震わせながら、
乙女の内奥へ少しずつ侵入していった。
堕姫
「はうぅっ! ん、んぅんんんん~~~ンンッ!」
驚いたように顔を上げた堕姫の
可憐な紅唇から悩ましげな声が漏れる。
堕姫
「はぁ、はぁ……あ、あぁっ……ふ、太いぃぃ……っ!
腹の中を、こん棒で……貫かれているようじゃ……あぁぁッ!」
堕姫
「お、王子……んっ、んくぅんん……っ。
ま、まだ……入るのか……ぁ、ふぅ、んんン……っ」
ぶるぶると総身を震わせて異物感に堪える堕姫の腰を掴み、
手繰り寄せるようにして根本まで太い肉棒をねじ込む。
弾力のある尻肉にぴたりと下腹が接着すると、
同時に竿の先端がクリっとした丸みに擦れた。
堕姫
「はぁ、はぁ……んっ……奥まで、届いたの……」
堕姫
「くふふっ……わらわの膣中……、
おぬしのおち○ぽと……ぴったりじゃのぅ♪」
苦しそうに喘ぐ顔に
ぎこちない笑みを浮かべてこちらを見上げる。
堕姫
「はぁぁ……腹の中、おぬしでいっぱいじゃ♪
愛する者に……こうして満たされる幸せというのは
何物にも代えがたいのぅ……んっ……くふふっ♪」
そう言って健気に微笑んで見せるのだが、
額に浮いた汗の粒がヤセ我慢だと物語っていた。
偽りの笑顔を剥がし、心の底から悦ばせてやりたい、
という切なる想いが湧き上がる。
堕姫
「はぅンッ!?
お、王子……どこを触って……ふぁあッ、アッ、ひゃぁあンっ!」
恥裂の端に慎ましくたたずむ肉の芽を指で探り当てると、
少女じみた愛らしい悲鳴が堕姫の口から飛び出した。
堕姫
「こ、これ、やめぬか……んンンっ!
そこは……ぁあっ……か、関係、ないであろう……んぁあッ!」
深く繋がりあったまま陰核をクリクリと撫でてやると、
膣道が生き物のように激しく収縮して身悶える。
堕姫
「ふぁあぁぁ……ダメじゃ、ダメなのじゃぁ……っ。
挿れたまま、そんな敏感なところを弄っては……はぅぅっ!」
堕姫
「あっ……来るっ、なんか来ちゃ……んふぁっ、あぁあぁっ!」
切なげにこちらを見上げる瞳は酔ったように蕩け、
肉幹を咥えた恥唇は引きつったようにヒクヒクとわななく。
膨らみはじめた突起をさらに執拗に愛撫しつつ、
イってもいいぞ、と大きな耳の傍で優しく囁いてやると、
堕姫
「ひにぁあンっ! ら、らめなのじゃぁあぁッ!
そんにゃ、優しく、囁かれたら……あはぁぁんっ!
ふにゃあっ、イくッ、イっ……イっちゃうのじゃぁあぁ~~ッ!」
びくん、と驚いたように尻が跳ね上がったのと同時に、
乙女の唇が大きく開いて甘い絶頂の叫びをほとばしらせた。
堕姫
「ふわぁあぁ……な、なんじゃ、これは……?
あ、頭が……ほわぁっとして……あぁぁ……っ。
こ、こんな感覚……初めて、じゃぁ……っ♪」
だらしなく開きっぱなしの唇から、
甘い吐息とうわごとのような言葉が漏れる。
小刻みな膣のヒクつきが大きなうねりに変わると、
クリームのように濃い愛液がどろりと糸を引きながら
シーツに垂れて影のような染みを描いた。
堕姫
「はわわ……へ、変な汁が出てきおった……。
王子ぃぃ……わらわ、変じゃないかのぅ……?」
不安げに潤む瞳に大丈夫だと囁くと、
溢れ続ける愛液は堕姫が感じている証拠だと教えてやる。
堕姫
「はぁぁ……そ、そうじゃ。感じておるぞ、王子ぃ……っ♪」
安堵したような溜息がこぼれ、
同時に堕姫の瞳が再び酒精を帯びたように蕩ける。
堕姫
「わらわ……初めてなのに、
まだ……んんっ……動いても、おらぬのに……、
気持ちいい……すごく、気持ちいいのじゃ、王子ぃ……っ♪」
嬉し涙を浮かべ、笑った猫のように愛らしく目を細める堕姫。
もっと気持ちよくしてやると囁くと、
彼女の腰骨を掴んでゆっくりとペニスを引き抜いていく。
堕姫
「あぁぁ……ぬ、抜いちゃイヤじゃぁ……っ。
王子ぃぃ……頼む、出ていかんでたもれ……っ」
ふりふりと尻を振ってむずがる堕姫に苦笑しながら、
亀頭を浅めに出し挿れさせて入口付近を重点的に苛めていく。
ぶちゅっ、ぼちゅっ、という卑猥な音を立てて、
引き抜くたびに亀頭のエラが大量の淫蜜を掻き出していった。
堕姫
「ひゃあんっ! そこ、イイっ……ゾクゾクして……っ、
んぁあっ、あっ、あはぁ……おち○ぽ、硬くて……っ、
膣中、擦れて……はぁぁっ……気持ち、イイのじゃ……ぁあンっ♪」
堕姫
「ふわぁああぁ……あっ、来る、またクる……ッ!
イくッ……イクイクっ、イっ……くぅぅ……っ!
あはぁぁっ……らめっ、も、イッ……イっひゃうのじゃぁ~っ!」
二度目の絶頂が堕姫の総身を貫き、ガクガクと背を波打たせる。
湧き上がる射精衝動をやり過ごして眼前の乙女を見下ろすと、
彼女は少し恨めしそうな目つきで俺を見上げていた。
堕姫
「うぅぅ……ずるいぞ、王子ぃ……。
わらわばかり……んぅぅっ……気を遣らせて……」
堕姫
「はぁ、はぁ……おぬしももっと……、
一緒に……気持ちよく、なってたもれ……」
枕を抱きしめ、全てを俺に委ねるといった目つきで、
来て、と言外に訴える。
漆黒の和毛に覆われた長い尾が
誘うように俺の腰回りに巻き付いたその刹那、
俺の中で何かが音を立てて崩れた。
あふれた情愛が抽挿を加速させ、
尖った牡の先端で女の中心部を執拗に貫こうとする。
堕姫
「ひぅぅッ! ふ、深すぎ……じゃぁッ!
くふぅっ……奥ッ……潰れて……あ、あぁアンッ!
ズンって、腹に、響いて……んぁっ、はああぁぁッ!」
堕姫
「あぁあ……でも……ンッ……頭、シビれ、てぇ……っ、
ふぁあっ、アッ、はあぁんッ……いい、気持ち、イイ……ッ!
もっと……ふぁあっ……もっと、深く、突いてたもれ……っ!」
言われるまでもなく俺の腰は勝手に律動を繰り返し、
亀頭の先で堕姫の子宮口に何度もキスを浴びせていく。
片手を寝台に突き、
もう片方の手で汗ばんだ褐色の乳房を揉み潰すと、
硬く張り出した乳首の感触がますます昂奮を煽った。
堕姫
「はふうぅぅぅンッ!
ち、乳房とアソコ……同時は、らめっ……なのひゃぁッ!
あぁあ、イくっ……また、イッ、イっひゃうぅ~~ンッ!!」
高らかな嬌声とともに膣がぐっと狭まり、
素早く往復する肉幹にすがるように抱きついてくる。
白熱した欲棒のたぎりが腰奥で幾度も弾け、
鮮烈な射精衝動に竿が大きく跳ね上がった。
堕姫
「ひゃうンッ!? お、おぬしのおち○ぽ……っ、
ナカで、ビクンって……うれしそうに、跳ねよったぞ?」
堕姫
「ふぁッ、アッ、あンっ……でる、射精してくれるのじゃな?
わらわの、ナカに……く、ふぅぅんんン……っ!
ふぁぁ……おぬしの子種を……注いで、くれるのじゃな?」
堕姫
「はぁ、はぁぁ……んぁっ……射精してたもれ……っ!
おぬしの子種……わらわの、子宮に……、
気持ちよく……びゅーって、射精してたもれ……っ!」
堕姫
「ンぁあっ、アッ、あ……あぁあぁンッッ!!
わ、わらわの、いちばん奥……おぬしで満たして……、
おぬしの……おぬしだけの、女にしてたもれ……ッ!」
切なる懇願とともに
奥への射精を請うように突き出された尻に、
身震いするほどの愛しさを覚える。
出すぞ、と短く宣言して
最奥の口に亀頭の先を押し付けると、
全身の力でもって情愛の証を注ぎ込んだ。
堕姫
「ふわぁああぁッ! あッ……はぁああぁあぁぁッ!!
あぁあ……イク、またイクのじゃ……や、んぁあぁンっ!
射精されながら……い、イっひゃうぅぅ~~ッッ!!」
ぴんと尾を伸ばして嬌声を響かせながら、
堕姫は甘い絶頂の痺れに総身をわななかせる。
堕姫
「はぁぁ……来よる……たくさん、流れてきよる……っ♪
おぬしの子種が……あぁぁ……っ、
わらわの、子宮で……んんッ……元気よく、泳いでおるっ……♪」
陶酔したように瞳を蕩かせた乙女の最奥を
己の熱で埋め尽くすと、そのまま俺は
彼女の隣にぐったりと身を横たえた。
なにかをねだるようにこちらを向いた堕姫を抱きしめ、
高鳴る胸を互いに押し付けて情愛を伝え合う。
堕姫
「ん……ちゅっ、ちゅぷ……くちゅ、ちゅぁ……っ♪」
どちらからともなく重ね合った唇が離れると、
幸福そうに細まった堕姫の瞳から涙が溢れ、
とめどなく頬を伝いはじめた。
堕姫
「うぅぅっ……王子ぃぃ……わらわ、幸せじゃ……。
おぬしに、こんなにも愛してもらえるなんて……。
ぐすっ……幸せすぎて、怖いくらいじゃ……」
堕姫
「ひっぐ……ふぅぅ……ダメじゃ、涙が止まらぬ……。
王子……わらわ、こんなに幸せになっても……よいのかの?」
すすり泣く堕姫の頭をよしよしと撫でながら、
もちろんだ、と彼女の問への返事を囁く。
邪仙たちに囚われ、長年道具のように利用されてきた堕姫。
他人の優しさ、愛情を受けることに慣れていない彼女は、
少し優しくされただけで度外れに感激する一方で、
その優しさを信じられずに怯えてしまうところがある。
そんな風に怯える必要なんてないのだ、と
心の中で囁きながら抱きしめ続けた。
堕姫
「すんっ……王子、よいのじゃな?
もっともっと……おぬしに甘えてもよいのじゃな?」
涙声でそう訊ねた堕姫に頷きを返すと、
彼女は母に抱かれた子のような安心しきった笑みを浮かべた。
堕姫
「くふふ……それではこのまま、
手を繋いで、わらわと一緒のお布団で寝てたもれ……」
堕姫
「愛するおぬしの顔を見ながら、眠りにつくのが夢なのじゃ……」
言われたとおりに両手を繋ぎ、おやすみ、と一言囁く。
すると堕姫は数秒と経たないうちに
甘いまどろみの淵に沈み込んでいったのだった。