南瓜祭の花嫁カルマ寝室1 シーンテキスト

カルマ
「んっ……ちゅっ……ちゅる……」

冷たい舌が、俺の口内を弄っていく。

カルマの鋭い牙が唇に触れるが、
それすらも心地よい刺激のように思えた。

カルマ
「……ふふ、口付けだけで大変なことになっていますよ?」

カルマ
「こんなに固くして、大きくなって、
いったいどうしたのですか……?」

カルマの右手に握られた愚息は、
既にその身を固くして、
彼女の内側へと攻め入る時を心待ちにしている。

しかしカルマは――

カルマ
「いいえ、今日はお預けです。
何しろ私がいたずらをする番ですからね」

黒い手袋越しに、
カルマの刺すように冷たい体温が伝わってくる。

カルマ
「……王子様からお菓子をいただくの、
楽しみにしていたんですよ?」

カルマ
「それなのに、全部子供たちに配ってしまっただなんて……」

カルマ
「だから、やっぱりお仕置き――いえ、いたずらが必要ですよね」

お仕置きと言いかけたあたりに、
カルマの本音が滲んでいたようだ。

いたずらならば仕方ないかと、
俺は全身をカルマに委ね、美しい金髪を撫でてやることに終止する。

カルマ
「あっ……また大きく……」

カルマ
「まだ動かしてもいないのに、
どうしてびくびく震えているのですか……?」

カルマとは、もはや数え切れないほどに肌を重ねている。

互いの弱点を知り尽くした関係である以上、
彼女がその手を動かせば、
愚息がどんな目に合わされるのか、無意識に予想してしまったのだ。

カルマ
「ふふっ、期待してくれている、ということでしょうか」

カルマ
「でも、だめです」

…………何?

カルマ
「今夜はお仕置き……いえ、いたずらですから、
王子様が楽しいばかりでは意味がないではありませんか」

カルマ
「さぁ王子様、好きなように動いてくださいね。
私はこうして、しっかりと握っておきますから」

それでは、カルマの手を使って、
自慰をするようなものではないだろうか……?

カルマ
「えぇ。王子様が私の手で気持ちよくなるところを、
じっと見つめさせていただきますね……?」

なるほど、ならばこれはやはり、
ご褒美ではなく悪戯に違いない。

こんなにも恥ずかしい目に合わされるならば、
ちゃんとカルマの分の菓子を用意しておくべきだったか。

カルマ
「今更後悔してもだめですとも。
お菓子の恨みは恐ろしいのですよ?」

明日は城下の菓子店へ連れて行ってやろう。

そう決意してから、俺は覚悟を決めて、
ゆっくり腰を振りはじめることにする。

カルマ
「良い子ですねぇ、いっぱい気持ちよくなりましょうねぇ」

カルマは手を動かしてはくれないが、
絶妙に指先に力を加えて、
愚息に甘美な刺激を刻み込んでくれる。

これは彼女なりの優しさなのだろうか、と思いつつ、
俺は滑稽な上下運動を繰り返した。

カルマ
「いち、に、いち、に♪」

カルマ
「王子様はとっても良い子ですね。
いっぱい頑張って、いーっぱい射精しましょうねぇ」

腰の奥に、微かに劣情の炎は宿りつつあったが、
互いの吐息さえかかる距離にあるカルマの美しい顔が、
簡単に果てることを許してはくれない。

愛おしい少女の顔が目の前にあるだけで、
まるで初恋の少年のように心がときめき、
気恥ずかしさが射精の瞬間を遅らせてしまうのだ。

カルマ
「あら……? 王子様、ちゃんと動かないとイケませんよ?」

カルマ
「私は動かないと言ったではないですか。
もしかして、私の手ではイキたくないのですか……?」

そんなはずはない。
カルマの手で果てられるならば、それは本望だ。

俺は自身の内側の羞恥心と戦いながら、
再び、先程よりも激しく腰を上下に振り始める。

カルマ
「はい、偉いですよぉ」

カルマ
「王子様は出来る子ですからねぇ。
私がお手伝いしなくても、一人で私の手を使って、
ぴゅっぴゅって、射精できますものねぇ」

カルマ
「いち、に♪ いち、に♪」

カルマ
「……あっ、我慢汁が滲んできましたよ?
あと少しなのでしょうか……?」

まるでこちらの心中を見透かすかのような、
深く透明な視線が、じっと俺の瞳を貫いている。

おそらく我慢汁など確認しなくても、
俺が果てそうになっていることなど、
カルマからすればお見通しなのだろう。

カルマ
「いち、に、いち、に♪」

カルマ
「ふふっ、王子様苦しそう……。
イキそうなんですか? 私の手で、イッちゃいそうですか?」

果ててしまいそうだと、伝える余裕もなかった。

限界まで高まった快感と、
やはりカルマの中に放ちたいという一抹の自我がせめぎ合い、
その均衡が崩れた瞬間に射精してしまうという確信。

心の中で、理性と本能と愛欲が、
ぐるぐると渦を巻いて――

カルマ
「それじゃあ、ご褒美です♪」

――ッ!?

カルマは口の中に何かを放り込んでから、
飛びつくように、俺の唇を奪っていった。

カルマ
「んっ……ちゅる……ぷぁっ」

その直後に舌の上へと転がされたのは、
甘い飴玉の味と感触。

口移しで飴をくれたのだと理解した瞬間に、
俺はようやく、射精を堪えていた、
自制心が吹き飛んでいることに気付かされた。

不意打ちのような激しい快感が尿道の奥からせり上がり、
噴水の如く吹き出しては、
カルマの手袋を汚していった。

カルマ
「はい、いっぱい射精できましたね。
偉いですよ、王子様」

完全に、手玉に取られてしまった。

そうして、楽しそうに微笑むカルマは、
手袋についた精液を舐め取りながら、
こんなトドメの一言を紡いだのだった。

カルマ
「王子様のおいしいお菓子、いただきますね?」