刻詠の花嫁リンネ寝室1 シーンテキスト
リンネ
「ンンッ……んふぅ、れろ……ちゅぷ、ちゅるる……ん、ぁ……」
興奮に肥大した肉棒の先端を咥えこみ、
舌を這わせる美しき少女の姿があった。
――彼女の名はリンネ。
かつて東方に存在したとされる、
とある国の風水士であった少女。
刻詠と呼ばれる未来視に近き異能を備える身であり、
数多くの戦場で、苦楽を共にしてきた仲間であるが。
リンネ
「ンンぅ、んっ……ンふぅ……れろっ、ちゅる……ちゅぴ……っ」
熱に浮かされるように。そして、愛しむようにして。
離さないと訴えるかの如く、愚息をしゃぶっている。
常とは異なる様相を惜しげも無く見せ付けるリンネ。
いや違う。異事に包まれているのは城内とて同じ事。
此度は、ジューンブライドなる催事が行われている。
仲間のひとりであるファルネが、召喚魔法の研究中、
古い文献から、ジューンブライドという名を冠する
文化についての書物を見つけたことから端は発した。
所定の衣装を着用した男女に祝福の花弁を撒く事で、
未来の幸福を祈り、魔や災難を払うまじないの儀式。
然うした神聖な儀式故か、神妙な雰囲気にそぐうと、
純白を纏う者の一人として、リンネが選ばれたのだ。
リンネ
「んっ、ちゅ……汝のモノで、口のなかがいっふぁいなのら……」
荒ぐ息すら隠そうとはせず、愛らしい唇が精一杯の奉仕を体現する。
いつもの彼女らしからぬ、むさぼるような口淫の行に、
リンネの艶やかな髪を撫でながら、問の言葉を落とす。
リンネ
「んっ、ハァ……恐らくは……、
先ほどの催事で含んだ祝い酒の影響じゃろう……」
言われ、先刻のリンネの立ち振る舞いを思い出す。
催事に盛り上がる海賊や山賊に勧められるままに、
彼女は、少なくない酒を口にしていたようだった。
リンネ
「この衣を纏うことで薄れた……刻詠の業……」
リンネ
「先の詠めぬ……夜だからこそ……、
少しばかり無茶をしたかったのじゃ」
言いながら、彼女は男根を右手で器用に撫でさする。
今宵のパーティーに出席するより前に、
彼女は俺だけに伝えていたことがあった。
――今の吾は、完璧に刻を詠むことが出来ぬようなのじゃ。
その異事は、身を包む純白の衣装ゆえか。
はたまた催事へ関わってしまった所為か。
対する理由は判然としないが、今の彼女は、
平時のような未来予知を行う事ができない。
だからこそリンネは不用意に酔い、そして俺は、
彼女を人目のつかない一室で静かに介抱していた。
……はず、なのだが。
リンネ
「思い立ったように……愛しき者の、精を求める……」
リンネ
「……これが、多くの者たちが身を任せる情動か……」
リンネ
「ああ……まるで、初めての刻のように、
……吾の胸は、高鳴っておるのじゃ……」
リンネ
「予め詠んでいた刻ではない……汝との巡り逢い……ん、ふぅ……、
ちゅぷ、る……まさか、これほどまでに吾を狂わすとは……」
言いながらも、彼女はひざまずいたまま俺の愚息を再び舐め始める。
寝室まで我慢してほしい、と伝えるべきだとは想ったが、
普段では有り得ない彼女の積極的な奉仕に理性が揺らぐ。
リンネ
「ちゅぷるっ……んっ、ふぅ……また、おおひふなっておる……」
リンネ
「ちゅっ、れろ……ちゅるる……はぁ、む……ンッ……んん……」
ぷるんとした瑞々しい唇がカリ首を挟み、
先端が生温かい口内に再び包まれていく。
温かな内部では舌が鈴口をくすぐり、
付随するように背筋に快感が駆けた。
リンネ
「ンンッ、ん、ふぅ……れろ……ぢゅる、ぢゅぷるるっ……」
リンネ
「ちゅぅ、ぢゅぷぅ……ン、はぁ……」
精液を欲し夢中になるリンネの口端から、
愛液混じりの涎が淫らに垂れ落ちていく。
先走りのぬめりが、ドレスに包まれた豊かな胸元を飾り始め、
己の情欲が純白を穢していく光景に、更なる興奮が煽られた。
リンネ
「んふぅ……ンっ、ちゅぷぁ……汝の子種は……なかなか……、
出てはくれぬようじゃな……ぢゅる……じゅぷ、ちゅるる……」
咥えられたまま言葉を放たれる。
その愛らしい声音と、伝う振動が心地よく、
応じるようにして己の醜さは肥大していく。
リンネ
「ちゅっ……ちゅる、じゅぷる……おねがい……ん、ふぅ……、
いじわる、しないれ……ちゅぷっ……はやく、せーえきを……」
懇願するような、妖艶たる上目遣い。
本当ならいつ果ててもおかしくない
ほどの、遠大なる快楽だというのに。
リンネが見せる純朴さが愛おしくて、
困らせたいという衝動が心を染める。
リンネ
「わかった……もっと、はァ、ぁ……がんばる、から……、
んっ、れろ、れるる……ぢゅる……ンン……ぢゅっ、ぢゅる――」
ねっとりとした舌が亀頭全体をまさぐりはじめる。
そして、俺をより興奮させようと、彼女は自ら胸元をはだけさせる。
リンネ
「ちゅぷるるるっ……ンンッ、ちゅっ、れろ……、
んむっ、んんっぢゅるっ……ぢゅるるるるっ……!」
吸い上げを激しくし、露わになった乳房を太股に押しつけてくる。
わずかに触れただけだというのに、白き豊乳は
形を歪め、視覚にもその柔らかさを伝えてきた。
リンネ
「ンッ、ぢゅるるぅ……ちゅっ、れろ……ちゅぷるるっ」
つんっ、とあたる乳頭も、すでに興奮によって勃起し、
彼女が男根を咥え込む度に心地よい感触を与えてくる。
リンネ
「どうら……吾の、くひのなかは……?」
リンネ
「きもひよく、なってくれているだろうか……?」
言葉よりもビクつく愚息が答えになったのだろう。
リンネはそのまま喉奥まで一気に咥え込んでいく。
リンネ
「ンンっ……ちゅぷるっ、ぢゅるるるる……っ!」
リンネ
「ンンぅ……ンッ、ンふぅ……れる、ぢゅぷ、ぢゅるる……ッ」
限界まで咥え込み、ゆっくりと顔を戻していく。
窄めた口内がにゅるにゅると愚息に纏わり付き、
食んだままの唇の感触がたまらなく気持ちいい。
リンネ
「ハァ……ハァ……れる、ちゅるっ……、
まだ……射精しては、くれぬのか……?」
形の良い眉をハの字にしながら、
潤む瞳でリンネが俺を見上げる。
切なさを隠しきれぬ相貌と、淫らな熱を宿す呼気。
こんなの反則だ。
而して、不意に奔騰した己の興奮が暴走するに任せ、
今度は自分から彼女の口内へ男根を突き込んでいく。
リンネ
「――ンンッ!?」
驚きに、リンネの深蒼たる両目が見開く。
が、すぐに彼女は俺の行動の意味を解し、
応じるように顔を動かして快楽を与える。
リンネ
「ンッ、んんっ……ぢゅぶっ、ぢゅぶるる……ンンぅ……、
ンッ、ンっ……ぶぷるっ、んぢゅ……ぢゅぷるるるッ……!」
気づけば、彼女の両手は俺の裏腿へとまわっている。
リンネ
「我慢など、しないれ……んじゅっ、じゅぷる……このまま……、
吾の……くひのなかに……だひて……んっ、ふぁ……ぢゅるるッ」
唾液と淫液に濡れた唇が、滑るように男根を刺激する。
目まいすら覚える快楽の大波に心身を呑みこまれ、
支えが無ければ今にも倒れてしまいそうだった。
リンネ
「らひて……ンンッ、ぢゅるる、ぢゅッ……れる、ンン……、
……らひて、ほしいのら……んっ、ンンッ、んじゅるる……!」
此方の限界を悟ったのか、リンネが一気に責め立ててくる。
そして――彼女の舌先が亀頭の下部を強く撫で上げた瞬間、
それまでにない程の強烈な快感が背から脳髄へ駆け登った。
堰き止めていたタガが破砕し、俺は彼女の
頭を掴んだまま、口内で欲望を爆発させた。
リンネ
「んむぅ、ンン――――ッ!?」
リンネ
「ンッ、んんぅ……んく、こく……ンッ、んンぅ――っ!!」
我慢を重ねていた所為か、溜まりすぎた欲望の塊は、
瞬く間に、リンネの口内を白濁で埋め尽くしていく。
リンネ
「んふぁ、ぁ……しゅごぃ……のら……ちゅ、ぷ……、
ぢゅるっ! ンンッ、こく、んくッ……ん、ふぁ……」
健気に小さく喉を鳴らして、リンネが精液を飲み下していく。
リンネ
「……いつにも増して、のどに絡む……ンンっ、ちゅく……、
はぁ……こんなに、濃いとは……こくっ……ちゅぷるっ……」
ほとばしる淫液が注がれていく間も、
ネコの顎を撫でさするように、
亀頭の下側を優しく愛撫する。
そんな甲斐甲斐しい奉仕も手伝ってか、
何度も何度も己の醜き肉刀は脈を打ち、
リンネの口内を劣情で満たしていった。
リンネ
「んむっ……ンッ、ふぅ……れる、ぢゅぷ、ちゅるる……」
懸命に飲み干そうとするリンネだったが、
勢いの強すぎる吐精に負けるようにして、
口端から白濁が零れ、谷間に堕ちていく。
リンネ
「ちゅ、ちゅぅ……ぷ、ぁ…………ハァ……ハァ……」
そうして、
互いの興奮が僅かに鎮まったのを確認するように、
俺たちは陶然となったままの相貌を向き合わせた。
リンネ
「もっと……もっと、欲しいのじゃ……」
甘えるような声。
純白の衣とは異なる、本能の白濁が彼女を淫らに彩っている。
その凄絶たる雌の気色があまりに美しく。
そして、途方も無い愛しさを宿した為か。
リンネ
「ふふっ……やはり、汝もまだ……満足してはおらぬのじゃな?」
朱に染まる頬を可憐に緩め、リンネは俺の顔を見上げる。
而して、尖り始めた男根へと可憐なる接吻が捧げられた。
リンネ
「今宵は……吾にも、何が起こるか分からぬ……」
リンネ
「じゃから……」
リンネ
「もっと……吾に未知を教えておくれ……」