仮装海賊ヴェロッテ寝室2 シーンテキスト
ヴェロッテ
「う、わぁ……こ、この恰好、恥ずかしすぎない……?」
ヴェロッテが手作りの、巨大なカボチャのランタンを、
寝室に飾ると言いながら持ってきたのが半刻程前のこと。
彼女はそのランタンに背を預けるようにして、
ふたりの結合部をまじまじと見つめていた。
ヴェロッテ
「何故だって……は、恥ずかしいに決まってるでしょ!
だってこんな……繋がってるの丸見えだし……」
ヴェロッテ
「よく濡れているな、じゃなーい!!
濡れるに決まってるでしょ……?
だって王子と……王子としてるんだから……」
何とも可愛らしいことを言ってくれるものだった。
俺はその礼とばかりに、最奥にまでおさまった肉棒で、
ぐりぐりとヴェロッテの、
子宮口の辺りをくすぐってやることにする。
ヴェロッテ
「ひやぁあ……ッ!?」
ヴェロッテ
「ま、待ってまって! こんなのすぐイっちゃうから、
もっとゆっくり優しく! ね……?」
そんなことを言われても、愚息は既に臨戦体勢で、
ヴェロッテの蜜穴もしっとりと濡れて、
迎撃準備は万端なように思える。
普段交わる時には、
可愛らしい外見に似合わぬ淫乱さを見せてくれるというのに、
今夜はいったいどうしたというのだろうか。
ヴェロッテ
「だ、だって……この恰好だと……うぅ」
そんなことを言われても、
ヴェロッテと交わるのは初めてではない。
今夜に限っていったいどうしたというのか……?
ヴェロッテ
「…………い、言わなきゃだめ?」
ヴェロッテの問いに、深く頷き返す。
彼女がここまで躊躇うのだ。
おそらく理由は恥ずかしさだけではあるまい。
ヴェロッテ
「あのさ……この恰好だと、
王子の先っぽの部分がね、一番気持ちいいトコに当たってて……」
ヴェロッテ
「これ、動かれたらあたし大変なことになっちゃうなーって……」
――ほう。
ヴェロッテ
「あぁああっ!? 王子、今すごい悪い顔した!
めちゃくちゃ悪い顔し――ひゃぁあン……ッ!?」
ヴェロッテが気持ちよく乱れてくれるというのなら、
こちらが躊躇う理由など、欠片も存在しなかった。
彼女の両脚を支えてやりつつ、
コツコツとノックをしてやるように、
俺は浅く速い抽挿を始めることにした。
ヴェロッテ
「ひぁっ、だめっ、コンコンするのだめだって……ッ!!」
ヴェロッテ
「そこっ、気持ち、よくてぇ……!!
ひぁっ、あぁああぁっ!?」
ヴェロッテは悦んでくれているようだった。
ならば遠慮する必要はないだろうと、
柔らかく俺を抱きとめてくれるヴェロッテの中心に、
手加減ひとつなく肉棒を突き込んでいく。
ヴェロッテ
「だめっ、だめらって、いっひぇるっ、のにぃ……!?」
ヴェロッテ
「ばかぁっ、ばかばかばかぁっ!!
こんなの気持ちいいに決まって……ひぁっ、んやぁンッ!?」
素直に快感を言葉にして伝えてくれる辺りが、
ヴェロッテの淫乱さと可愛らしさの発露だろうか。
微笑ましい感情を懐きながら、
とろけた笑みを浮かべるヴェロッテに、更なる追撃を加えていく。
ヴェロッテ
「あぁっ、そこっ、んぅっ、んやぁンっ!!
王子っ、王子ぃ……っ! 王子のチ○コ好きだよぉ……っ!」
好きなのは肉棒だけなのだろうか、
苦笑しつつ、そう問うてみると、
ヴェロッテはふるふると首を横に振って、
ヴェロッテ
「んぅぅっ、ちがうっ、全部すきっ!
王子のチ○コも、顔も、身体も、全部好きっ!」
ヴェロッテ
「そ、それから、えっと……ひぁっ、えぇと……」
好きなのは身体だけか、
と落胆した様子をわざとらしく見せてみると、
ヴェロッテはしばし言いよどむ。
その様が、こちらの心に悪戯心を呼び起こしてしまったのは、
決して俺だけの責任ではあるまい。
ヴェロッテ
「んやぁ――ッ!?
ひぁっ、だめっ、言う! 言うからぁ!!」
ヴェロッテ
「そんなに激しくされたら……イ、イっちゃうからっ、
ちょっと待ってよぉ……ッ!!」
その言葉を受けて、抽挿を緩やかにしてやると、
ヴェロッテはしばし深呼吸を繰り返してから、
ヴェロッテ
「好き、だよ。王子のこと」
ヴェロッテ
「王子の心も身体も、全部好き」
ヴェロッテ
「……うぅ、は、恥ずかしいなぁもう!
こんなまる見えの状態で言うことじゃないよ本当にぃ!」
頬を真っ赤に染めたヴェロッテと、俺は笑みを交わし合う。
ヴェロッテ
「というわけで、ここからはお手柔らかに……」
――しかしそれは出来ない相談だった。
ヴェロッテ
「きゃぉ――ッ!? ひぁああッ!?
こ、こらっ、だめっ、王子ぃ……!!」
愛しいヴェロッテの、柔らかく甘美な身体を前にして、
理性を保てというのが無理な話なのだ。
俺は溢れんばかりのヴェロッテへの想いと、
彼女を更に気持ちよくしてやりたいという奉仕の心をもって、
先程以上の力と速度で抽挿を繰り返した。
ヴェロッテ
「んやぅぅぅぅぅッ!?
だめっ、あっ……イっちゃ……イっちゃう……ッ!!」
ヴェロッテの身体がびくびくと震え、
彼女の中におさまっている肉棒も、幾度も強く締め付けられる。
絶頂を迎えたヴェロッテはとろけきった表情で、
ふたりの結合部に愛おしそうな視線を向けていた。
ヴェロッテ
「イっちゃった……ひぁっ、あ、あれっ?
お、王子っ、今あたしイったばかりで……きゃぅッ!?
待って、待って待って待ってぇ……!!」
ヴェロッテ
「イったばかりなのにっ、
そ、そんなぐりぐりされたりゃあ……ッ!!」
性に貪欲なヴェロッテが、ここまで躊躇うということは、
おそらく次の絶頂の波は予想を超えたものなのだろう。
彼女の乱れる様に、温かく満たされた感情を懐きつつ、
俺自身も限界ぎりぎりまで高まった欲望の固まりを放つべく、
ヴェロッテの最奥めがけて強く腰を叩きつけ――
ヴェロッテ
「ひぁ――ッ!! んッ、あがっ――ッ!!」
ヴェロッテ
「だめぇ……ッ!!
王子っ、イって、イっちゃってるっ!! ひにゃぁ――ッ!?」
ヴェロッテの膣肉は幾度も、強く収縮し、
精液を搾り取らんと脈動する。
貪欲に精液を求める彼女の絶頂を前にして、
こちらも抵抗するつもりは一切無かった。
あらん限りの精液を、彼女の絶頂に捧げるべく、
俺も全身の神経を快感に焼かれつつ、
おびただしい量の精液をヴェロッテの子宮へと解き放つ。
ヴェロッテ
「んぅっ……あっ……んぅぅぅぅッ!!」
ヴェロッテ
「や、やだ、まだイって……ひぁあっ!」
精液を放出したばかりの肉棒を、
ヴェロッテの秘肉はさらに責め立ててくる。
とろけきった表情でふたりの結合部を見つめつつ、
ヴェロッテはしばし、身体を震わせていた。
ヴェロッテ
「ひぁ……うぅ……」
ヴェロッテ
「うー……」
ヴェロッテ
「はぁ……」
「完全に、王子におもちゃにされた気がする……」
こんなにも可愛らしいヴェロッテを、
おもちゃになどする筈が無かった。
むしろ全身全霊をもって可愛がったのだが、
と首を傾げてみせると、
ヴェロッテ
「そういうところが、
おもちゃにしてるというか遊んでるというか……」
ヴェロッテ
「でも、うん」
そうしてヴェロッテは、
不敵な笑みを浮かべつつ、こう言葉を続けたのだった。
ヴェロッテ
「可愛がってくれたっていうのは、
悪い気はしないかも……ね?」