ロヴィニア寝室2 シーンテキスト

ロヴィニア
「えぇぇぇぇ!? 無理! 無理だって!」

ロヴィニア
「おち○ちん大きすぎでしょ!!
ロヴィニアさんを串刺しにでもするつもりー!?」

――夜更けの寝室。

ロヴィニアは、己の秘所にあてがわれた肉棒を凝視しながら、
そんな悲鳴を上げていた。

そうは言われても、
先日から大きさが変わったりはしていないのだが……。

ロヴィニア
「えぇぇ……ほんとに? ほんとにこの前と同じ大きさ……?」

ロヴィニアは半信半疑といった体で、
肉棒から視線をそらさない。

思い返してみれば、先日初めて交わった時には、
ロヴィニアはこちらに背中を向けていたのだった。

それならば、自分の中に張り詰めた肉棒が収まるという事実を、
信じきれないのも無理のない話かもしれない。

ロヴィニア
「むぅ……いやぁ、だって普段はさ、
自分の指くらいしか入らないじゃない……?」

自分でしているのか……?

ロヴィニア
「そりゃもう、昨日のオカズは王子の……って違う!
してない! ロヴィニアさんはそういうことしない!!」

照れ隠しなのか、ぷくっと頬を膨らませる様が、
何とも言えず愛らしい。

俺を想って自分を慰めていたというのなら、
今夜は存分に、優しく抱いてやるべきだろう。

ロヴィニア
「……あっ、またおっきくなった」

ロヴィニア
「……えぇ? 私と繋がりたいって考えたら、
勝手に大きくなっちゃったってぇ……?」

ロヴィニア
「……はぁ。仕方ないなぁ。
キミはロヴィニアさんを都合の良い女とでも考えているのかね」

そんなこと、欠片も考えたことはなかった。

何しろ――

ロヴィニア
「むしろ自由奔放すぎて手に余る……。
正直男女の関係というより悪友……って、
ばか! ばかばか! ばか王子ぃ!!」

ロヴィニア
「もう……そういうこと言ってると、
朝まで一滴残らず搾り取っちゃうぞ!」

ロヴィニア
「それもいいなぁ、じゃないー!!」

ロヴィニア
「はぁ……まぁ、でもさ、私もそう思ってるよ。
王子はね、もう私にとってなくちゃならない、
大事なところに収まってるんだ」

ロヴィニア
「恋愛って言うには、何か違うけどね。
たぶん、これは言葉に出来ないやつで……」

ロヴィニア
「そんな王子が、今夜は私をきもちよーくしてくれるんでしょ?
じゃあ、いっぱいきゃんきゃん鳴いてあげようじゃないのさ」

ロヴィニアは、そう言いながら両脚を開いて、
俺が動きやすい姿勢をとってくれる。

こちらも深く頷いて見せつつ、
ゆっくりと肉棒を沈めていくと、彼女の蜜穴は、
くぷくぷと愛液を漏らしつつ、俺を受け入れてくれた。

ロヴィニア
「んっ……ふぁ……すごい……ほんとに入ったぁ……」

ロヴィニア
「すごいなぁ……私のお腹の中どうなってるんだろ……」

そう言いながら、
ロヴィニアは己の腹を、ゆっくりと撫でている。

その拍子に合わせるように、
こちらも慈しむような抽挿運動を始めることにした。

ロヴィニア
「んぅっ……王子の……大きいからさぁ。
ロヴィニアさんのお腹の中……ひぁっ、
たぶん王子の形になっちゃってるよねぇ……」

ロヴィニア
「ひぅ……っ、んっ、あ、その辺すごくいい感じ……。
王子が中にいるって、よぉく分かるよ……?」

赤子の背でも叩くかのように、彼女が下腹部を叩くと、
その柔らかな刺激が、肉棒にも微かに伝わってくる。

ロヴィニアはとろけた笑みを浮かべながら、
童話でも語り聞かせるかのような口調で、
甘く甘く、俺に囁きかけてきた。

ロヴィニア
「んふふ……いいねいいね。
やっぱりこの姿勢だと、王子の顔が見られるから、興奮するよ」

ロヴィニア
「何しろ王子ってさ……ひぁっ、んぅぅ……。
ほら、結構かっこいいじゃない……?」

ロヴィニア
「きゃぅっ……惚れた人がさぁ……かっこよくて良か――」

惚れた人が?

ロヴィニア
「――あっ、今の無し! 無し無し!
惚れてるの内緒だしってあぁぁぁああっ!?」

焦ったロヴィニアは、無意識なのだろうか、
きつく肉棒を締め付けてくる。

ロヴィニア
「うぅ……聞かなかったことにしてね。
ロヴィニアさんはさぁ、もっとこう、
星空の見える丘の上とかで告白したいわけで……」

ロヴィニア
「それにまだまだ……ひぁっ、その、えぇと、
できればもっと、時間を置いて、ね? その、ね?」

ロヴィニア
「んやぁっ……もっと、友達っぽい感じで……んぅっ、
ちょっとずつ……わ、わたひを、知ってほしいって、いうか、
ひぅっ、んやぁっ……うぅぅぅぅ、はずかし……っ」

心が乱れたせいだろうか、
ロヴィニアの膣道はびくびくと収縮し、
彼女が小さな絶頂を迎えていることを示している。

顔を真っ赤にして言い訳を繰り返す彼女は、
どうやら既に、自分を保っていることも難しい様子だった。

ロヴィニア
「ちがっ、ひにゃぁああっ、だって、だってぇ……ッ!!」

ロヴィニア
「キミのこと好きなの……バレちゃうなんて……っ、
は、恥ずかしくて……ひぁっ、んやぁああぁっ!!」

ロヴィニアが身をよじる度に、
形の良い胸と、長い耳がふるふると揺れる。

やはり、そんな様も実に可愛らしいもので、
愚息に刻まれる快感と、目にうつる光景が相まって、
中心に灯った劣情は、ぐるぐると渦巻きながら膨れ上がっていく。

ロヴィニア
「どうしてそんなっ……んぅっ、う、嬉しそうな顔して……」

ロヴィニア
「もうっ、ばかばかばかっ、王子のばかっ!
もう許さないぞ! 私の中でいっぱい出すまで許さないから!」

そう宣言するや否や、
ロヴィニアは両脚を俺の背に絡めてくる。

ロヴィニア
「きゃぅっ、うぅぅ、いっぱい気持ちよくなれ!
気持ちよくなって……ひにゃっ、そ、それで私を好きになれぇ!」

嬌声まじりに可愛らしいことを言いながら、
俺の抽挿を助けるかのように、ロヴィニアは脚を動かしてくれる。

ふたりの呼吸はぴったりと噛み合って、
互いに与え合う快楽は、
際限なく高まり、腰だけでなく、全身にまで快感を伝播させていく。

ロヴィニア
「ひにゃぁあっ、ひぁっ、んやぁ……ッ!!」

ロヴィニア
「イクっ……イッちゃう……っ!
私っ、もうっ、ひぁ……あぁああっ、これ、だめっ、もうだめっ」

そうして、ロヴィニアの膣口は一際強く収縮し、

ロヴィニア
「ひむゃっ、あぁっ、あぁああぁ……ッ!!」

ロヴィニア
「すきっ、王子っ、だいすきなんだからぁ――ッ!!」

精巣が根こそぎ持っていかれそうな吸引に逆らわず、
こちらもおびただしい量の精液を、
ロヴィニアの最奥めがけて注ぎ込む。

ふたりの感じる快楽は、
まるで互いの結合部を通じて循環しているかのように、
全く衰える様子もなく、ぐるぐると渦を巻いていた。

ロヴィニア
「ひぅぅ……やはり、王子のおち○ちんは危険だな……」

ロヴィニア
「これで貫かれていると……隠し事ができなくなる気がする……」

ロヴィニアはぶつぶつとつぶやきながら、
何かを反省しているようだった。

しばしその様子を眺めていると、
彼女は何かを思い出したかのように、目を見開いて、

ロヴィニア
「あ……でも収穫もあった」

ロヴィニア
「……王子がイってる時の顔、
しっかりロヴィニアさんの心に刻み込んだからね!」

――それは忘れて欲しい。

切実な頼みをロヴィニアに投げかけるが、
彼女は得意げに、そしていつもどおり強気に笑いながら、
こんなことを言ってきたのだった。

ロヴィニア
「いやぁ、絶対忘れないって。
だって私は、いつもキミのことばかり考えてるんだからさ♪」