ロゼット寝室1 シーンテキスト
ロゼット
「こんな夜中にお邪魔してしまって
申し訳ありません……」
静かに寝室に入ってきたロゼットは、
言いづらそうに顔を伏せる。
彼女から話があるといわれ、
俺自身は嬉しい気持ちがあった。
彼女も魔物に国を滅ぼされたという。
似た境遇のせいか、気付けば互いに支え合っていた。
そしていつしか心許し合う仲になり、
俺にとってかけがえのない存在になっている。
ロゼット
「実は、王子にお礼がしたくて……」
お礼? と聞き返すと、彼女は頷いて答えた。
ロゼット
「私はあなたの……王子のおかげで救われました。
いつかお礼がしたいと思ってたんですけど、
中々言い出せなくて……」
顔を真っ赤にして話す彼女に、
俺は嬉しさで胸が熱くなる。
ロゼット
「だから、その……」
次に何を言おうか迷っている彼女に、
俺はそれならば、と提案をする。
ロゼット
「…………これで、いいですか?」
とりあえず下着姿になるようにうながす。
水色のレースが特徴的な下着を、恥ずかしそうに
隠す彼女の姿に思わず喉がなった。
その姿のまま俺の顔に跨るよう指示すると、
彼女は酷く驚いた様子で目をぱちくりさせる。
ロゼット
「そ、そんな! 王子にそんなこと……!」
俺が良いと言っているからいいんだ。と
言うと、彼女はおずおずと寝ている俺の顔に
ゆっくりと跨った。
ロゼット
「あっ……」
俺の吐いた息がかかり、
とたんに彼女の体がピクリと反応する。
ロゼット
「すみません、あの……思わず……」
かぁっと赤くなる彼女に、そのままでいいと伝え
俺は舌を出して目の前にある彼女の秘部を下着越しに
舐め上げた。
ロゼット
「ひゃぁうっ!……あっ、王子……っ」
びくっと太ももを震わせながら、彼女の口からは
甘い声が漏れる。
布越しとはいえ、舌でも花弁と
その中の蕾は感じ取ることができた。
ロゼット
「ぁ、んぁっ……、ぁああッ!!」
ぬるりとした感触が舌先に伝わりはじめる。
唾液とは違う、彼女の愛液に俺はさらに舌の
動きを速めていく。
ロゼット
「あっ、ふぁあ……っ、んぁ……、
王子の舌、がっ……」
愛液は止まることなくどんどん溢れ、
下着に染みを作り広がっていった。
ロゼット
「王子っ……、なんだか……体が、熱くなって……、
私、おかしく……ひぁっ……!」
体勢を支えている太ももがぴくぴくと震え、
彼女の絶頂が近いことを知った俺は
音を立てて激しく吸い始めた。
ロゼット
「あっ! そんな、強く……っ、
ふぁ……っ、王子、私……あぁああんッ……!!!」
そして蕾を強く吸い上げた瞬間に、
彼女の体が弓なりに反らされる。
びくびくと体を震わせると、
彼女は俺の顔から体を離した。
ロゼット
「すみ、ません……。
王子の、顔が……」
彼女の愛液で濡れた口周りを舐め上げて、
そのまま彼女に口づけをする。
ロゼットは小さく「甘い……」と呟くと、
頬を紅潮させたまま笑みをこぼした。