レミィ寝室1 シーンテキスト

レミィ
「…………うわぁ」

レミィ
「なんでこんなの生えてるの……?
王子ってもしかして鬼だったりする……?」

レミィはそそりたつ肉棒を握りしめたまま、
その形を確かめるように指を絡めてくる。

苦笑しつつ、それは鬼の角ではなく、
人間の生殖器官なのだと伝えてみると、

レミィ
「えっ!? せ、せーしょくきかんってことは、
赤ちゃんを作る時につかうやつ……?」

レミィ
「えぇ……こんなの使うの……?
もう殆どこん棒みたいな形になってるけど……」

――深夜の寝室。

こんな状況になっているのは、
勝手に俺の寝台で昼寝をしていたレミィが原因だった。

下着同然の装いで惰眠を貪るレミィの姿に、
肉棒が反応しないはずもなく、ちょうど目覚めた彼女に、
こうして現物を見せることになってしまったのだった。

レミィ
「うわぁ……こするとビクビクしてる……」

レミィ
「痛いの……? それともくすぐったい……?」

レミィ
「えっ? えぇ……? き、きもちいい……?」

レミィ
「ただシコシコしてるだけよ……?
握手してるのと一緒でしょ……?」

レミィ
「こすると気持ちいいとか……人間って大丈夫?
普段から下着と擦れるだけで気持ちよかったりするの……?」

疑わしそうな視線をこちらへ向けながら、
しかし手を動かし続けるレミィ。

彼女に気持ちよさの原因を、正直に伝えてみると、

レミィ
「可愛い女の子が……?
シコシコしてくれると、気持ちよくなるぅ……?」

レミィ
「えぇ……でもこれって、赤ちゃんを作る棒なんでしょ?
手でこする為のものじゃないんでしょ……?」

レミィ
「子作りしたい相手がしごくと……お、おっきくなる……?」

驚いたのだろうか、レミィの小さな手が、
きゅっと肉棒を握りしめる。

甘いその刺激に、無意識に腰がびくりと震えた。

レミィ
「ひぁんっ!? お、おっきくなったわ……!?」

レミィ
「じゃあ……王子は……わ、私と……?
こ、子作りしたい……の……?」

レミィ
「こんなカチコチにして……シコシコされながら……?
私と子作りしたいって……思ってるの……?」

レミィ
「…………うぅ、だめ。だめだめ。
ちょっとだけ嬉しいけど、そういうのはだめっ」

レミィ
「わ、私だって知ってるもの……。
子作りって、お股とお股をくっつけるんでしょ……?」

レミィ
「そんなの恥ずかしい……」

レミィ
「だから……うぅ……えぇと……」

悩むと、手を動かす速度が速くなるのか……。

照れ隠しなのか、無意識になのか、
レミィの肉棒をしごく手の速度は、際限なく上がっていく。

半ば事故か、あるいは状況に流されるままに始まった行為だが、
レミィの魅力と相まって、腰の中心には灯火が宿りつつあった。

レミィ
「そ、そうだ……うん、こうしよ……?」

レミィ
「いっぱいシコシコしてあげるから、
きょ、今日は……子作り禁止ってことで……」

レミィ
「えっ、えぇぇっ!? きょ、今日以外なら、いいのかって……」

レミィ
「うぅぅぅぅっ、だめ、だめだめだめっ!
赤ちゃん作るのは、好き同士じゃなきゃだめなんだから!」

レミィ
「王子が私を好きになるまでは……だめだから……」

ごにょごにょと、小さな声が微かに聞こえる。

今、何と言ったのかと問いかけると、
レミィは顔を真赤にしながら、ぎゅぅぅ、と肉棒を握りしめてきて、

レミィ
「い、言わない! 言わないから!」

レミィ
「ほら、ちゃんとシコシコの強さとか、速度とか、
こうすると気持ちいいって教えてくれないと、
雷の速度で扱いちゃうからね……!?」

そんな速度で扱かれたら、愚息が消滅してしまうな、
と苦笑を返しながら、
レミィに心地よい場所や速度を教えてみることにする。

レミィ
「へぇ……こう……? こんな感じ……?」

レミィ
「あっ……びくびくしてる。
こうすると気持ちいいんだ……?」

レミィの小さな手は、亀頭をあやすかのように、
器用に、繊細に、肉棒に快楽を刻んでくれた。

中心に宿った灯火は徐々にその強さを増し、
じんわりと温かな心地よさが、指先にまで静かに伝わっていく。

レミィ
「もっとしてあげるね……んんっ、
……うわっ、何か出てきたわ……?」

レミィ
「おしっこ……じゃないわよね……?
半透明で……とろとろしてて……ちょっとぬるぬるする……」

レミィ
「がまん……? がまんじる……?
へぇ……気持ちいいのを我慢すると、出てくるの……?」

レミィ
「もっと気持ちよくなると……もっと出るのかしら……」

鈴口から溢れ出した汁の正体を教えてやると、
レミィは興味深そうに、しげしげと肉棒を眺めながら、

レミィ
「そうだわ、気持ちよくなると出てくるなら……」

…………?

何をされるのだろうか、と彼女の様子を見ていると、

レミィ
「それっ、びりびりー♪」

レミィの指先に紫電が走った様を見た刹那、
肉棒全体に衝撃が走る。

激痛という程では無いものの、今までに味わったことのない、
痛みと心地よさのちょうど中間地点のような刺激が、
びりびりと愚息全体に響き、浸透していくのだ。

レミィ
「あっ、ぴゅっぴゅしてるぅ……♪
気持ちいい? 気持ちいいの?」

射精というよりも、半ば無理矢理に、
脈動する肉棒から我慢汁が噴出していく。

果てる前だというのに、
小さな性的絶頂の波が、幾度も愚息に訪れているかのようだった。

レミィ
「父ちゃんの肩にね、こうしてびりびりーってしてあげると、
いつも気持ちいいーって言ってくれるのよ?」

――レミィの父ちゃん、つまりは雷神か。

しかし、肩こりに対する電気的刺激が、
こうまで鋭い性的快楽を、肉棒に与えてくるとは……っ。

レミィ
「ほらほら、こんな感じよね……?
びりびりー♪ しこしこー♪」

小さな絶頂を幾度も迎えている以上、
いつ精液が放出されてもおかしくはない。

全身の神経にまで響く快楽を味わいながら、
もう少し、あと少しだけレミィの奉仕を味わっていたいと、
きつく尿道括約筋を締め付ける。

レミィ
「王子きもちよさそう……ふふっ、もっともっとしてあげるね!」

レミィ
「それ、びりびりー♪ しこしこー♪」

レミィ
「それからここをー……ていっ♪」

――ッ!?

愚息の付け根、ふたつの玉に、
レミィのもう一方の手が触れて、同時に紫電が舞い踊り、

レミィ
「えいえいっ! えーいっ!」

精巣から肉棒の先端まで、
俺の生殖器官は、レミィの支配領域の中で、
もはや完全に掌握されてしまっていた。

レミィ
「あれ? また大きく……って、
ひやぁッ!? な、何か出たぁー!?」

全く制御を出来ないままに、
膨大な量の精液が、肉棒の先端から間欠泉めいて噴き上がる。

なんとも形容しがたい、電流の如き快楽が、
全身と、脳と、愚息全体をびりびりと震わせていた。

レミィ
「な、なにこれぇ……べとべとするぅ……」

レミィ
「あっ……髪についちゃった……」

レミィ
「もう、王子ったら、
おしっこしたいならちゃんと言いなさーい!」

いや、これはおしっこではなく……と、
レミィに白濁液の正体を慌てて説明する。

レミィ
「こ、これが……子作りの時に出る、精液……?」

レミィ
「気持ちいいと出る……へぇ……」

レミィ
「うぅ、でも、でもでもっ、おしっこじゃないとしても!
出す時はちゃんと言ってよね……?」

レミィ
「顔にもかかったし……髪もぺとぺとするし……」

素直に謝罪の言葉を述べると、
レミィはぷくっと頬を膨らませてしまった。

それから、俺を許す条件として、
レミィはこんな提案をしてきたのだった。

レミィ
「まったくもう……。
ねぇ王子、一緒にお風呂入って、髪洗うの手伝ってよね……?」