レイメイ寝室3 シーンテキスト
レイメイ
「んっ……ちゅるっ……っちゅ……れろっ……
はむ……っ、ふ、ぅんっ……ぷはぁっ……」
長いキスを終え、レイメイの唇から唇を離す。
互いの顔の間に唾液の橋が架かり、途切れるのを、
レイメイは切なそうな表情で見つめていた。
レイメイ
「エ……? 今夜ハ……、
ワタシが王子の上に乗るの……?」
唐突な俺の提案に、レイメイは頬を赤らめる。
幾度も逢瀬を重ねた結果、最近の彼女は
以前よりずっと人間らしい表情をみせるようになった。
だが、その反動か、
レイメイは情事に対して恥じらいを示すようになり、
そんな仕草がまた、愛しさをそそるのだった。
レイメイ
「で、でも……王子にまたがルなんて、その……」
嫌なのかと訊ねると、
レイメイは気まずそうに視線を落とした。
レイメイ
「王子が望むコトなら、なんでもシたい……。
でも……そんなエッチなやり方、想像したら……」
行為を想像したのか、思いきり表情を赤らめる。
レイメイ
「……でも、その……王子がそうしてほしいなら、
ワタシに、命令してほしい。そうしたら、ワタシ……」
すがるように見上げてくるレイメイ。
俺は高まる情欲を必死に抑えながら頭を振り、
レイメイ自身にどうしたいのかを決めて欲しいと伝えた。
レイメイ
「……わ、ワカッタ」
レイメイ
「恥ずかしいけど……ワタシ、
王子に悦んでほしい。だから……」
レイメイはそう言って、
仰向けになった俺に背を向け、
膝の上にぎこちなくまたがってきた。
ひやりとした尻肌と、
そこだけ火照った秘丘の温度差が露骨に伝わり、
レイメイが興奮していることが如実に伝わってくる。
レイメイ
「……や、やっぱり降ろして……っ
ワタシ、こんなの恥ずかシイ……っ!」
恥ずかしげに身をくねらせるレイメイの脚を大きく開かせ、
さらなる羞恥をあおる。
レイメイ
「そ、そんなに足、広げナイで……っ。
大事なトコ、見えちゃう……っ」
震える声で訴えかけるレイメイ。
そんな愛らしい姿をみるほどに、
俺の情欲はかえって高まっていく。
そのまま逃げだそうとするレイメイの細腰を掴み、
真下から彼女の蜜園へ向け、そそり立つ怒張を突き入れた。
レイメイ
「や、ふぁああああっ……!」
びくん、とレイメイの肩が震え、
同時にペニスを咥えた膣がきゅんと切なげに狭まる。
レイメイ
「ふぁ……ん、ぅうっ……王子、イジワル……!
こんな無理やり、する……なんてぇっ……!」
レイメイ
「はぁ……こ、こんなの急にされたらぁ……っ、
ワタシ、おかしくなるぅ……!」
気持ち良くないのか、と問いかけると、
レイメイは呪符のついた頭をふるふると振った。
レイメイ
「きもちいい、ケドっ……、
恥ずかしい、からっ……ふぁ、あ、あぁん……っ」
レイメイ
「あっ、はあ……っ、ンっ、ァア……ふぁあっ!
お、王子ぃっ、待って……激しすぎ……っ!」
頬を赤らめながら、
快感に耐えきれずに喘ぎ始めるレイメイ。
それを見た俺は、愛液で満たされた膣内に
追い打ちをかけるように抽挿を速めていく。
レイメイ
「ふぁぁ……ンァっ、ア、あンぅぅっ!
王子のっ、奥に当たって……あん、ふッ……ぁぁあ!」
レイメイ
「ひぁぁっ! そ、そんな速くしたらぁッ……、
ダメに……なっちゃ……あ、はあぁあああっ……!」
急に激しくしたせいか、
レイメイは軽く達したらしく、
すらりとした脚をつま先までピンと伸ばした。
少しぐったりした様子のレイメイに俺は、
まだ恥ずかしいのかと問いかける。
レイメイ
「んっ……ぅう……だ、大丈夫……。
恥ずかしいケド……王子に悦んでほしいから……」
レイメイ
「王子のためなら……頑張レル……
だから、んっ……今度は、ワタシが……」
そう言いながら、
レイメイは俺の腰の上でゆっくりと動き始めた。
無理はしなくていいと声をかけると、
レイメイはすぐにかぶりを振った。
レイメイ
「んっ……ワ、ワタシ……、
前より人間らしくなったって、自分でも思ウ……」
レイメイ
「恥ずかしいって……んんっ、お、思うようになっタのも、
きっと、そのせいダと思ウ……っ」
レイメイ
「だから、そんな風になれタのも、ぜんぶ王子のおかげ……。
道具としての価値しか……無かったワタシに、
王子が……人間の心を、思い出させてくれタから……」
レイメイ
「だかラ、恥ずかしいのハ、もう我慢スル……。
大好きな王子に、恩返ししたいから……っ」
そう言うと、レイメイは本格的に腰をくねらせはじめた。
小ぶりだが張りのいい尻が、
膝の上で小気味よく上下に跳ねる。
レイメイ
「ひ……んぅぅっ! んっ、ふぁあ、はぁぁあっ……!
やっ……んあぁっ……お、王子のっ、
やっぱり、すごく大きイ……っ!」
レイメイ
「ワタシのナカっ……王子ので、いっぱいに……んあぁっ、
頭、まっ白に……ふぁ、あぁっ、ああぁンっ……!」
レイメイは腰を振りながら、
濡れた瞳で嬉しそうに背後の俺を仰ぎ見る。
レイメイ
「ど、どう……王子っ?
ワタシ、ちゃんと……んンっ……気持ちよく、できてル……?」
俺が頷くと、レイメイは頬を緩ませた。
レイメイ
「んっ、あ、はぁあっ……、
あ、アんッ、あァん、ふあぁんっ……!」
レイメイ
「ふぁ、……あぁぁンっ!
んっ、ふぁ、んぁあ……お、王子ぃ……!
もっと……んぅっ、もっと、気持ちよくなってぇ……ッ!」
レイメイ
「あっ、あんっ……!
んふぅ……っ、王子の、感じてル顔……カワイイ。
ワタシで、感じてくれてルの……嬉しい……っ」
慣れない体位だからか、レイメイの動きはたどたどしい。
だが、懸命に腰を振る姿に愛しさが募り、
俺は湧き上がる情動のままに下から腰を突き上げ始めた。
レイメイ
「あっ、ふぁあッ、アッ……ひゃあぁあんっ!
こ、これ、好きっ……王子のと、ワタシのっ……
一緒に動いて、気持ち……イイっ……!」
レイメイ
「あっ……やあぁん! すごっ、すごいぃ……っ!
王子の、おっきいの、奥っ……届いて……っ、
や、アタマ、シビれて……ふぁ、ああぁん……っ!」
水音を立てて互いの粘膜を擦り合わせるたびに、
レイメイの顔が快楽に染まってく。
こんこんと湧き出る愛液は、もはや熱いくらいだった。
レイメイ
「あっ……ハァ! お、王子ィ……!
ワタシっ……そろそろ、イキそう……っ。
王子ので……イク……んはぁ、ぁ、ぁああんっ!」
絶頂が近いからか、更なる快感を求めて
レイメイは腰を激しく打ち付けてくる。
細かい膣ヒダが肉棒にみっしりと絡みつき、
竿から亀頭まで様々な快感の波が押し寄せる。
そして、先端にチュッと吸い付く感触を覚えた瞬間、
鮮烈な射精衝動に愚息が大きく躍動した。
レイメイ
「あんっ……お、王子……おうじぃっ、
一緒に……はぁっ……一緒にイこ……?
ワタシと、一緒に……ひゃぁぁあんっ!」
レイメイ
「ワタシ、イク……っ! イッちゃう……!
ふぁ、あっ、ああっ……はぁああぁあ……ッ!」
すでに限界に近いレイメイと同時に達するため、
彼女の腰の動きに合わせて、
膣奥へとペニスを何度も激しく突き上げていく。
レイメイ
「あっ……あぁああっ、もっ、もうだめぇ……!
王子の熱いの……ぜんぶ、ナカ、ナカに射精してぇぇえッ!」
叫ぶような懇願がレイメイの口を衝く。
同時に俺は己の欲望の全てを
彼女の中心に一気に注ぎ込んだ。
レイメイ
「ひぁあッ! アッ、あっ、あっ……はあぁぁあああンッ!!」
高らかな嬌声をあげながら、
レイメイは天を仰ぐように身を仰け反らせる。
射精を終えて萎えたペニスが抜け落ちると、
ドロリと溢れ出た粘液がシーツを湿らせた。
レイメイ
「はぁ、はぁ……っ。
んっ、ぅう……ふぅ……お、王子ィ……」
力なく振り向いたレイメイの、
トロンと混濁した瞳に、僅かな不安がにじむ。
レイメイ
「ワタシ……すごく気持ちよかった……。
王子は……?」
俺が頷きでもって返答すると、
レイメイは安堵したようにほっと息を吐いた。
レイメイ
「それなら、良かっタ……。
ワタシ、これからも王子のために頑張ル……」
レイメイ
「だから……これからもずっと、
王子の隣に、いてもイイ……?」
俺は微笑みながら頷くと、
身を起こして彼女の火照った身体を抱きしめ、
ずっと傍にいてくれ、と囁いたのだった。
するとレイメイは、
その白い顔に蕩けるような笑顔を浮かべたのだった。