レイメイ寝室2 シーンテキスト
レイメイ
「……老師はワタシのこと、どう思ってる?」
夜半過ぎに突然、部屋を訪れて来たレイメイが、
頬を紅潮させながら問いかけてきた言葉が、それだった。
レイメイは大事な仲間だと俺が答えると、
彼女は、ん、とだけ言って、
嬉しさと困惑をないまぜにしたようなあい昧な表情を浮かべる。
初めて見せるレイメイの複雑な表情が気にかかり、
どうしたのかと聞いてみると、
彼女はおずおずと、自分の気持ちを口にしはじめた。
レイメイ
「……前までワタシは……主の道具であればいいと思ってた」
レイメイ
「でも、今は老師に仲間と言われると……、
うれシイ……と、思ウ……」
レイメイ
「だけど、仲間だと……ちょっと寂シイ。
もっと別の言葉で呼ばれタイ……気がスル」
ならばどう呼ばれたいのかと訊ねると、
レイメイはややあって、ためらいがちに口を開いた。
レイメイ
「……ワタシ……愛情とかいうの、よく分からナイ」
レイメイ
「でも……老師に抱かれると……すごく身体が熱くナル。
まるで、生きてル人間みたいに……」
レイメイ
「きっとワタシ……老師のことが……好き。
だから……老師の愛、もっと注いでほしい……」
言いながら、彼女はするすると服を脱ぎ去って、
その美しい裸身をベッドに横たえた。
無機質だった顔を、精一杯にほころばせる。
レイメイ
「老師……ちゅぅ、して……?」
甘い声でキスをせがむ。
俺は突き出された少女の唇に優しく唇を重ねた。
レイメイ
「ん……ふ……ちゅるっ……んっ……」
レイメイ
「ふぁ……ベロでちゅーするの、気持ち、いい……」
レイメイ
「んぅっ、ちゅ、れろ……
老師……もっと、はぁ……んっ」
レイメイはうっとりとした表情のまま、
俺の口内まで舌を伸ばしてくる。
切なげにうごめく舌に応じてこちらも舌を絡めると、
彼女はビクリと身体を震わせた。
そのまま甘く濃厚なキスを続けながら、
少女の青白い乳房に手を這わして揉み始めると、
冷たい感触が熱を帯びた身体に心地よくなじんだ。
レイメイ
「はぁ、はぁ……んぅっ、ろ、老師……っ、
挿れて……いい、よ……?」
レイメイは秘所の入り口に指をあてがうと、
ぐっしょりと濡れた膣内を見せつけるように、
その薄紅色の淫らな華を割り開いていく。
甘く淫らな香りが鼻腔についた瞬間、
理性が吹き飛び、気づけば俺は熱くたぎる肉棒を
レイメイの中へ無遠慮に突き入れていた。
レイメイ
「――ひゃうぅんっ……!
んんっ、老師のが……ふぁ、あぁっ、中に、入って……、
すごく……熱くて……っ、は……ぁあんっ!」
レイメイ
「んっ……はぁあっ……、
ね……老師もちゃんと……気持ち、イイ……?」
俺が肯定すると、レイメイは嬉しそうにはにかんだ。
同時にぎゅうっと膣中が締まり、愚息を強く刺激する。
レイメイ
「はぁ……んっ! ワタシ、頑張る……。
だから……老師、もっともっと、気持ちよく……んんッ、
んぅぅっ……んぁ、あ、ぁ……ふぁあっ!」
レイメイは著しい快楽に喘ぎながらも、
肉槍の抽挿に合わせて腰にひねりを加えてくる。
先ほどまでとは違った快感が、腰椎を駆け抜けた。
レイメイ
「やあっ……こ、これ、すごい……っ、
……ワタシ、もぉ、ワケ、わからなく……ふあぁっ、
はぁっ……んっ、んぁあっ……ぁ、あぁん、あぁあン……ッ!」
怒張を突き入れる度に、レイメイの身体は歓喜に震え、
その可愛らしい嬌声が部屋中に響き渡る。
レイメイ
「あぁっ……んぁ、あっ、やあぁぁ……!
老師……ワタシ、主を悦ばせたいのに……ふゃあぁ……っ。
こんな、気持ちよく、なって……ん、ふぁ、あぁあんっ……!」
レイメイ
「んっ……やぁあっ……!
ワ、ワタシ……こんな、幸せで……いい?
ワタシ、道具じゃなくても……老師を悦ばせられル……?」
頬を真っ赤に染めたレイメイが俺の瞳をじっと覗き込む。
ほの暗い紫色の瞳の奥に、
以前の彼女には感じられなかった
微かな生気が感じられた。
レイメイの問に答えるかわりに、
無言でその可憐な唇を奪うと、
彼女の表情はさらに明るくなった。
レイメイ
「ん、ちゅ、ちゅぅ……っ、
ぷはっ、はぁ、はぁ……う、うれしい……っ」
レイメイ
「ね……老師のこと……んぅっ、もっと好きになって……いい?
みんなみたいに……ふぁあ……王子って、呼んで、いい……?」
レイメイの情愛を一身に受け、俺の興奮は頂点に達した。
目の前の少女の問いに首肯を返すと、
俺は彼女に対する愛おしさの全てを己の分身に預け、
限度いっぱいまで彼女の最奥を突き上げる。
レイメイ
「はぁ……んぅっ……あ、熱い……っ
やああっ……か、感じる……王子の、体温……
すごく、熱くて……あったかい……ん、んぁ、ああっ……!」
レイメイ
「んはぁ……っ、ん、んうぅぅぅ……ッ!
お……おうじぃ……ッ、ワタシ……も、もう……ッ!」
小刻みに収縮を繰り返すレイメイの膣内が、
彼女の限界の訪れを知らせていた。
そしてそれは、俺自身にも言えることだった。
すぐそこまで来ている至上の瞬間に向けて、
俺は彼女と共に上り詰めていく。
レイメイ
「やぁ……はっ……あぁあッ……!
……っ、い、いいよ……お、おうじのぜんぶ……
ワタシの中に……吐きだしてぇっ……んっぁあ!」
レイメイ
「イク……っ! いっ、イッ……ちゃうぅ……ッ!
はぁあ、あっ、ぁああっ……んぁあ……はっ……ぁあンッ!」
レイメイ
「ぁぁ……ぁああ……ッ……ふぁああああンッ!!」
瞬間、レイメイの身体が大きく跳ねた。
たまらず俺は、
激しく収縮を繰り返す彼女の膣内に
熱くたぎった欲望を吐き出した。
レイメイ
「んっ……はぁ……あ、ぁああ……。
王子の、熱いのが……、
愛情が……ワタシのナカに、いっぱい……」
レイメイ
「ふぁあ、あ、ぁああぁ……んんッ……、
や、ダメ……んんんっ……あ、あふれちゃう……」
最奥に突き入れたペニスから、
ビクビクと脈打つ膣内の感覚が直に伝わってくる。
全ての欲を吐き出して小さくなった愚息と、
レイメイの膣内との隙間から、
二人の愛液と精液が入り交じったものがドロリと流れ出てくる。
レイメイ
「はぁ、はぁっ……やぁ、んっ……。
王子の愛情……勿体ない……」
レイメイはこぼれる精液を指ですくい取ると、
そのまま口に運んで、愛おしそうに舐め取った。
そんなレイメイの頭を撫でてやると
彼女は嬉しそうに目を細めて、
ほのかに熱を帯びた肢体を俺の身体に擦りつけてきた。
レイメイ
「王子……ワタシ、
これからも、王子の傍にいて……イイ?」
レイメイ
「道具だからでも……仲間だからでもなくて……、
王子のことが好きダカラ……」
レイメイ
「だから……ずっと、傍にいたい……」
レイメイ
「……ダメ?」
好きなようにしていいと答えると、
レイメイはこくりと頷き、柔らかく笑った。
レイメイ
「うん……好きにスル」
そう言って顔を近づけてきたレイメイの望むままに、
俺たちは長く静かに唇を重ね続けたのだった。