ルマリア寝室3 シーンテキスト

ルマリア
「……はむ、ちゅっ、んぅ……ちゅ……ふう……
あぁ、王子様……あむ、ふぁ……んちゅ……
王子様の唾液……もっと分けてください、あぁんっ……」

深夜の聖堂に訪れた俺は、
そこでルマリアと、密かに熱い接吻を交わす。

聖職者である彼女が、俺の腕の中で表情を蕩けさせる。

ルマリア
「んはぁっ……王子様…………」

行為を期待してか、
彼女の瑠璃色の瞳はすでにじんわりと潤んでいる。

そうしてうっとりと詰め寄る彼女に、
俺は用意していたあるものを差し出した。

ルマリア
「……私へのプレゼント、ですか?
いったい……え? こ、これって…………!?」

理解した途端、ルマリアの頬がさっと紅潮する。
俺の手渡した下着は、裏が透けて見えるほどに薄い代物だ。

ルマリア
「つまり王子様は……これを着た私と、
肌を重ねたいというのですね……?」

ルマリアの表情には恥じらいと戸惑いの色が浮かんでいたが、
やがて観念したように、身に着けた修道服に手をかけた。

ルマリア
「……わ、わかりました。
王子様が着てほしいと言うのなら……」

藍色の衣装を脱ぎ捨てた彼女は、ベビードールを身にまとう。
月明かりを受け、うっすらとその肌が透けて見える。
その煽情的な光景に、しばし見惚れていると……

ルマリア
「その代わり……今宵は
私が主導させてもらいますからねっ」

そう宣言したルマリアが、
優しい手つきで俺を聖餐台に寝かしつけた。
そうしておいて、彼女はゆっくりと俺の上に跨った。

ルマリア
「ふふっ。……一度、こういうことをやってみたかったんです。
いつも強引な王子様に、今日は思いっきり
仕返しさせていただきますからね?」

ルマリアが、俺の上で悪戯っぽい笑みを浮かべる。

そして、そのまま俺の男根にそっと手をかけると、
じっとりと濡れた肉唇にあてがっていく。

ルマリア
「あぁ……王子様の……すごく大きくなってます……
……それに熱くて……んぅっ……はぁ……はぁ……
そ、それじゃあ挿れて、いきますね……」

ルマリア
「ふぅ……ふぅ……んぅっ……は、入っていきます……っ
私の中に……王子様が……っ、はぁあっ……っ!」

愛液の滴る蜜穴が、
ゆっくりと俺の肉棒を包み込み、
やがてその根元まで覆い隠す。

ルマリアは恥ずかしそうに、
しかしそれでいて淫らな表情で、
繋がったことを悦んでみせる。

ルマリア
「んぁぅっ……どっ、どうですか、王子様……
私の膣中に、んぅっ……王子様の……んっ、ぁあ……、
……せ、ぜんぶ、入ってしまいましたよぉ……?」

ルマリア
「それじゃあ、今から動いていきますから……
王子様は、じっとしていてくださいね……っ
はぁ……ぁあ……ふぅっ……んぅぅっ」

ルマリアはそう口にして、ゆっくりと腰を動かし始める。
まだぎこちないが、しかし熱っぽい愛撫にほだされ、
少しずつ俺のペニスも昂ぶりを増していく。

ルマリア
「あぁん……、んっ……んああっ……はあっ……
お、王子様……き、気持ちいいですか……っ
ンぅっ……も、もっと激しくしましょうかぁ……っ?」

ルマリア
「はぁ……っ、王子様……感じてるんですね……
あっ……ぅふン……ふふっ、王子様の弱点……
見つけちゃいました……っ、あ、はぁぁンっ……」

かつて復讐者であった少女は、あるいは聖職者である彼女が、
その総てをかなぐり捨てるようにして、ただ俺に身を預け、
ひと時の快楽を享受するために身体を揺らす。

彼女の肉体は次第に汗ばみ、そうするほどに
ベビードールの裏に隠れた肌色は月の光の元に明け透けになる。

ルマリア
「ふぅん……っ、あっ……はぁっ……ンぅっ……
お……王子様、気持ちよくなってくださいね……っ
もっと……もっとぉ……っ。はぁっ……ああぁっ」

ルマリア
「あ……はぁっ……ふふっ、す、少しずつ慣れてきましたよ。
はぁっ、あぁ……王子様の感じてる姿、なんだか少し、
可愛らしいです……ふふっ……ンぅっ……は、あぁっ」

ぎこちなかった彼女の動きは、割れ目から溢れる愛液を受け、
次第に滑らかなものに変わっていく。
その熱に当てられて、俺の興奮も高まってきた。

ルマリア
「ひゃぁっ……ふぅン……っ。ま、待ってください……っ!
お、王子様は動かないでください……。
今日は私に身を委ねて、ぜ、全部……任せてほしいんです……っ」

ルマリア
「あ、あなたに……お仕えすることが……っ、
今の私の悦びなんです……っ。今の私には、
あなたしかいないから……はぁぁっ。だ、だから……っ」

ルマリア
「はぁっ……ンぅっ……ぁあっ……も、もっとぉ……
もっと気持ちよくなってください……んっ、ぁああンッ……!」

ルマリア
「あっ……ひゃあっ……ら、めぇぇっ……!
腰を動かないれって言ってるのにぃ……っ……あっ、やぁっ
感じすぎてぇっ……わ、わけがわかんないですぅっ……!」

ルマリア
「お、おうじしゃまぁっ……わ、私……も、もうらめれすっ
やっ……ぁはっ……こ、このまま、イかされちゃうっ……
王子様の上で……わ、わたしぃっ……果てちゃいますぅぅっ!」

下から肉茎を突き上げる度、彼女の身体が激しく揺れる。

手をつないでいなければ、そのまま離れてしまうのではないか、
そう思わされるほどにルマリアは俺の上で乱れている。

ルマリア
「はぁっ……ふぁあッ……お、王子様の、お、おちん〇んが
大きくなってぇ……わ、私の中が、とろけちゃってますぅ……っ
け、けど……っ」

ふいに、肉扉の締め付けが強くなる。
俺から精を絞り出そうと
ルマリアの肉体は貪欲に動きを変えたのだ。

強烈な刺激を受けて、俺の限界が間近に迫る。

ルマリア
「はぁっ……お、お願いですぅ……ハぁッ……ふぁっンぅっ
だ、だして……射精して、くださいぃ……ンくっ……私も一緒に、
王子様とぉ……ひゃあっ……はあぁぁっ……ふ、やぁあっ!」

ルマリア
「はぁっ……あ、ぁああっン! おうじっ、王子様ぁっ……
す、好きですっ……大好きですぅっ……はぁっ……ンぁあッ
あぁっ……ふゃぁッ……あッ……あ、ひゃあああああッ……!」

甘い告白と淫らな快楽が心身を満たしきると、
俺はそのまま一気にルマリアの膣内へ欲望をぶちまけた。

ルマリア
「ゃあぁああンぅッ……! はっ、ぁぁん……っ
はぁっ……はぁっ……んんっ、あああっ……、
すごい……いっぱい……いっぱいでてますぅ……ふぁぁ……」

ルマリア
「はぁ……はぁ……んっ、ぁぁ……どんどん、わたしの……なか、
王子様で……いっぱい、に……あっ、ふぁぁ……」

喜びに震えるルマリアが、俺の手をより強く握る。

そしてゆっくりと、その美しい身体を俺へと倒すと――

ルマリア
「王子様の……まだ、私の中に、はいってます……んっ、ぁ……」

ルマリア
「いっぱい……だしたばかり、なのに……ふぁっ、ン……、
まだビクビクって……もしかして、まだ出したりないのですか?」

耳元で彼女が囁く。
甘く、それでいて清廉さを損なわない不思議な声。

そこには、初めて彼女と出会った時の、
復讐心にかられていた刺々しさは無い。

ルマリア
「……いいですよ。王子様がまだ満足されていないのなら……、
私は……何度だって……」

ルマリアの可憐な唇が俺の頬に触れる。

彼女の過去を思えば、その口から
愛の言葉が紡がれていることが、ただ嬉しかった。

ルマリア
「……私は、王子様に救われました……」

ルマリア
「この感謝も……想いも…………、
言葉だけではきっと伝わらない……だから、
こうして…………繋がりたいと望んでしまうのです……」

そして、互いの唇がゆっくりと重なると、
途方もない安らぎが胸を満たした。

ルマリア
「王子様……貴方に出会えた奇跡に、心から感謝します」