ルマリア寝室1 シーンテキスト

崇高な空気に満ちた聖堂に、
少女の困惑の声音が小さく響き渡った。

ルマリア
「あの、え、ちょっと……王子様?
これは、その……どういうこと、なのですか?
いやッ……そんな……ま、まって……ふぁっ……!」

ルマリアは仇敵であるヴァンパイアを追い求め、
ついにその討伐を果たしたハンターである。

神、祈り、信仰。
清廉潔白の体現者であるはずの聖職者でありながら、
復讐の炎に身を焦がし続けた矛盾を孕んだ少女。

ルマリア
「こんな……格好……いけません、王子様……。
ああっ……だめです、ってば……」

神聖にして汚れ無きこの聖堂において、
ルマリアは聖歌隊席の背もたれに両手をつかされ、
形の良い尻を俺の方へと向けていた。

いや、向けさせられている、という方が正しいだろう。
その証拠にルマリアは困り顔で俺の行為の制止を
求めて声を絞り出している。

ルマリア
「ここは聖堂ですよ……?
王子様……こんなこと……罰当たりにもほどが……ぁあっ、
スカートをたくし上げないで……ふぅ、あぁっ!」

スリットの入ったスカートは呆気ないほどに
彼女の下着に覆われたヒップを露わにした。

こんなに深い切り込みが入った衣服を身に纏っておいて
男の情欲を誘っていないなどという気では無いだろうな、
とばかりに俺は彼女の下着を剥ぎ取った。

ルマリア
「いゃッ……ちがい、ます……これは……動きやすくする為の
スリットで……こんなこと、の為では……ふぁああッ!
変なところを、触らないで……だめ、なのに、ぁああっ……」

修道服姿に覆われた上半身と、
何にもはばかられない下半身の
背徳的な青と白のコントラスト。

その光景だけで、俺のペニスは既に
狂おしいほどに勃起していた。

ルマリア
「お願いです王子様っ……膣中だけは……
それだけはいけません……ッ!
私は、聖職者です……清い身のままでいさせて……ぁあッ」

仇であるヴァンパイアの討伐の際に、
彼女は私刑を執行し、神の意志に背いた。

――今更、どこの神に恥じることがあるというのだ。
そんな汚れた思考が脳裏をよぎりはしたが、
さすがに慈悲の心が俺の欲望をかろうじて押しとどめた。

ルマリア
「わかって……いただけたのですね……。
王子様……やはり貴方は心優しき、
――ひゃぅッ!」

安堵しかけたルマリアの表情が驚きと
未知の感覚に歪んだ。

ヴァギナを目指さなかった俺の肉棒は、
その行き先を彼女のむっちりとした太ももの
間へ禍々しい毒蛇のように滑り込んだ。

ルマリア
「そん……なっ……ぁあっ、こんなことって……
くふ、ぅうんッ……動かないでくださいぃ……、
やぁっ、んっ……」

彼女の秘部と揃えられた太ももの絶妙な
肉厚を掘り進むように、俺は腰を動かした。

にゅちゅ、むちゅ、と徐々に卑猥な音を
立て始めたルマリアの股間と俺の肉鉾の結合部分が、
互いの淫液によってさらにその滑りを良くしていく。

ルマリア
「ふあぁっ……そんな、気持ちよく、なって……
きてるなんて……いゃ、んっ……ああっ……こすれて、
王子様のが……熱くなって……なに、これ……」

ルマリア
「ひぁあっ……暴れ、ないでください……、
王子様の、さっきからどんどん……ぁあっ、大きく……、
なって……ふぁあんっ……変なところにあたって……んんっ」

次第に蝕み始めた快楽の茨が、ルマリアの両足をもじもじと
寄り添わせ、それが更に俺の陰茎を挟み込み、すべやかな
白い乙女の肉厚によって甘い痺れのような快楽を与えてくる。

ルマリア
「ゃあ……はぁん……王子、さまぁ……私、変に……ぁあっ……、
こんなの、おかしい、のに……んぁっ、気持ちよく、なって……、
ゆるしてください……私、エッチな女の子に……なってますぅ……」

息を荒げるルマリアの桃色の唇から、
甘い嬌声が絶え間なく漏れ出し、
聖堂の天井へと昇っていく。

ルマリアの独唱による淫らな賛美歌が、
聖歌隊席の椅子を愛液で汚しながら、
俺の硬くなった邪な指揮棒の動きに合わせて奏でられていく。

ルマリア
「あはっ、ひぁぁッ……王子様の、またびくって……やぁん……
クリトリス、あたって……こんなの、たえられない……ふぁっ……、
……いゃああんっ、あっ、ああっ……そんな……ぁあっ……」

乱暴にその肉付きのいいヒップを鷲づかみにし、
遠来しかける射精感をひきよせようと
俺はさらに打ち付ける腰の勢いと速さをあげた。

ルマリア
「いぁっ……ぁあ……イ、イっちゃいます……王子様ぁ……、
私、だめなの……わかってるのに、ふぁあっ……出ちゃう、
……だめだめぇっ……王子様ぁ、いやぁァァァアアッ!!!」

一際大きな声で艶めかしく背中を反らせたルマリアは、
身体全体を強ばらせて、俺のペニスを締め付けた。

それと同時にルマリアの身体を背後から抱きしめながら、
貯め込んでいた劣情を太ももの抱擁の中でぶちまける。

ルマリア
「やぁんっ……あつっ……ん、ぁあ。とても、熱くて……、
ひぁ……おなかにも……服の中、どろどろになってます……、
王子様……出し過ぎ……ですよぉ……んんっ……ふぁぁ……」

まだ荒いままの息使いで、
椅子にもたれかかったルマリアが
蕩けた表情で俺を見る。

ルマリア
「このままじゃ……赦しませんからね……ぁあっ……、
まだ、アソコがじんじんして……王子様……
このまま……この先のことを……私に教えて、ください……」

彼女は下がっていた両手を
だっこを求める少女のように俺へと広げ、
甘える所作でキスをせがんできた。

俺は彼女へと腰を屈めて、
唇を重ねると、互いに熟れすぎた果実のように
ぐずぐずと抱き合って、さらに互いを求めることにした。