ルイーズ寝室3 シーンテキスト
書類に目を通していると、
ふいに部屋のドアがノックされる。
入るように促すと、ルイーズが
ティーセットを手に姿を現した。
ルイーズ
「お忙しいところ失礼いたします、王子。
よろしければ少し休憩にしませんか?」
夜も遅いというのに、
俺を気遣ってくれたのだろう。
嬉しさと感謝から、
彼女の提案を受け入れることにした。
ルイーズ
「あれ……その資料は?
次の戦に向けてのものですか?」
机に置かれた資料を見つめながら彼女が尋ねた。
それに頷きで応じながら、
次の戦に対する不安を口にする。
ルイーズ
「あまり根を詰めては身体に毒ですよ?」
紅茶を注ぎいれたティーカップを
目の前にある机に置くルイーズ。
ふわりと香る茶葉の香りが、
過度の心配によって疲弊していた
自身の心にゆっくりと染みわたる。
――心だけでなく体も癒されたい。
そんな弱音が、思わず零れ出ていた。
そうした心の隙は、信頼するルイーズの前だからこそ
生じてしまったものなのだろうと自覚する。
ルイーズ
「体……ですか」
言いながら、ルイーズは自分の服に手をかけ始めた。
そうして、彼女は顔を赤らめながら俺に歩み寄る。
ルイーズ
「今の私にできることは……、
これくらいしかありませんので」
彼女らしからぬ大胆な発言に、知らず喉が鳴る。
――露わになっていく彼女の美しい体。
既に俺の内にあった理性の大半は剥がれ落ちていた。
ルイーズ
「私の心も、体も……、
すべて王子のものです……」
ルイーズ
「だから……」
全てを話し終わる前に、
俺は彼女を抱きしめていた。
奪うように唇にキスをし、
そこからゆっくりとルイーズの身体を貪っていく。
ルイーズ
「ひぁっ……ぁあっ……!」
片方の乳房を吸い、他方を揉みしだく。
次第に硬くなる先端の感触に、
こちらの興奮も膨れ上がっていく。
ルイーズ
「はぁ、ん……王子……っ、
もう、我慢できません……」
ルイーズ
「このまま……私の、なかに……」
机に手をかけ、彼女が尻をこちらに突き出す。
秘部からはトロリと愛液がこぼれ始めていた。
ルイーズ
「少し王子に触れられただけで……、
……もうこんなに濡れてしまってます」
普段の彼女からは想像もつかないような
艶やかな表情と言葉に導かれながら、
俺は剥き出しのペニスを一気に膣口に突き込んだ。
ルイーズ
「――ぁああンッ……!!!」
待ちかねたように膣壁が肉棒を締め上げる。
ルイーズ
「いつもよりも……んっ、ふぁあぁっ……、
王子の……すごく、大きく感じます……」
ルイーズ
「あっ、ぁああんっ……そんな、いきなり、
んっ、んんっ……激しすぎますぅ……はぁ、あぁん……!」
気づけばルイーズの引き締まった脇腹に手を添えて、
そのまま何度も大きく腰を動かしていた。
ルイーズ
「ひう……っ、あッ、ふぁああっ……!!
奥まで、こすれて……やぁぁンッ」
ルイーズ
「王子と一つに……、あんッ……あッ……、
すごい……とけてっ、しまいそう、ですぅ……っ」
行為の激しさでガタガタと大きな音を立てて机が揺れるが、
お構いなしに更に激しく腰を振り乱す。
パンパンと互いの肌がぶつかり合う淫音が
加速度的に高揚と快感を上昇させ、
付随するようにして淫らな欲望が膨れ上がっていった。
ルイーズ
「あっ……ふぁあっ、もっと……きてぇ……っ、
王子……おう……じぃッ……!!」
ルイーズ
「これからも……ずっと、お側……にぃっ……、
貴方の……ぁぁ……っ、ふぁあああんッ……!!」
彼女の声が甲高くなり、
膣内がペニスをきつく締めあげた。
その衝撃によって
溜まりすぎた欲望が一気に放出される。
ルイーズ
「はぁぁあああっ、あっ、ぁああああ……っ!
すご、いぃぃ……あっ、あぁあっ……、
なかぁ、どんどん……王子のが、流れてきますぅっ……!」
それをすべて受け取めるように
温かな膣内が切なげに収縮する。
そうして互いの興奮が徐々に薄れていくと、
俺たちは抱き合いながら、そのまま床に腰を落ち着けた。
ルイーズ
「はぁ……はぁ……。
私……少しでも、王子の身体を癒せましたか……?」
少しだけ心配そうな表情で問いかける彼女に
俺は微笑を添えながら頷きを返す。
ルイーズ
「それは良かったです……」
美しい微笑と共に、小さく息をつくルイーズ。
だが、次の瞬間――
ルイーズ
「…………あれ?」
ルイーズ
「――ああっ!?」
驚きの声を漏らす彼女の視線の先を追う。
――作業机の上。
行為の衝撃でティーカップの紅茶がこぼれ、
書類に大きな染みが出来ていた。
ルイーズ
「……」
言葉を失う彼女に、
後で何とかするから気にしないでほしいと伝えた。
ルイーズ
「わ、私も手伝います……」
慌てて言葉を重ねる彼女が、何だか妙に可愛らしい。
気づけば、互いに笑みを交わしていた。
そして、可憐に頬を染めながら
ルイーズは俺にこう言った。
ルイーズ
「王子……今後はこういうことがないように……」
ルイーズ
「次からは、ベッドでしましょう……ね?」