リーナ寝室2 シーンテキスト

リーナ
「ぐすっ……そうですよね……。
お嫌ですよね、ゴブリンの女なんて……」

少女の低いすすり泣きが、
二人きりの寝室に微かに響いていた。

寝台に身を投げたリーナの白く艶やかな裸身を、
俺はかける言葉もなく、ただ呆然と見下ろしている。

リーナ
「ひくっ、うぅ……私、浅はかでした……」

リーナ
「なんでもひとつ、望みを叶えて頂けると伺って……」

リーナ
「こんな私でも、ご主人さまに抱きしめていただけるかもって、
勝手に期待して、調子に乗ってしまったんです……」

確かに、いつも甲斐甲斐しく奉仕してくれるリーナを労うべく、
今日はなんでもひとつ望みを叶えてやる、と言いだしたのは俺だ。

けれど、その話を聞いた彼女が
自ら服を脱ぎ、俺に抱かれることを望むなんて
どうして想像ができようか。

リーナ
「ぐすっ……当然ですよね?」

リーナ
「リーナの……ひっく……醜いゴブリンの娘の裸なんかで、
ご主人さまが興奮してくださるわけ、ないんですから……」

そんなことはない、と俺は即座に否定し、
リーナは人並み以上に可愛らしく、
魅力的な少女だと思っていることを伝える。

リーナ
「いいんです……気を使っていただかなくても。
私、嫌われるのには慣れてますから……」

リーナ
「幼い頃からずっと……お母様やお姉さまたちに、
ことある毎に、お前は醜い、って言われて育ったので……」

リーナ
「ぐしゅっ、うぅっ……リーナなんて……、
誰にも愛されなくて、当然なんです……」

泣きながら脚を閉じ、
恥部を手で覆い隠すリーナを見て、
俺は彼女の望みを叶えてやる決意を固めた。

リーナ
「――ふぇっ?
ご、ご主人さまの、お……オチ○チン、
前にご奉仕した時より、大きくなって……」

取り出された剛直を見て目を丸くしたリーナに、
お前の裸を見て興奮したのだと正直に伝える。

そして、まだ信じられないというように
瞳を瞬かせているリーナの脚を開かせ、
薄っすらと湿った膣口に怒張の先端を押し当てた。

リーナ
「ご、ご主人さま……。
本当にリーナと……してくださるんですか?」

リーナはどうして欲しい、と俺が問い返すと、
少女の瞳に浮かんだ涙が震え、溢れた。

リーナ
「い、挿れて……ほしいです……っ」

リーナ
「ご主人さま……ひっぐ……リーナの膣中に……、
一番奥まで……入ってきてください……っ」

ああ、と俺は頷き、
痛かったら遠慮なく言うように告げると、
そのままゆっくりとリーナの中に自身を埋没させていく。

リーナ
「んんっ……んぁ、あっ、あぁああぁ……っ。
ふ、太くて硬いのが……はぅぅ……っ、
おなかに、メリメリって、入ってきますぅ……っ」

初めて異物を受け容れる膣は、
緊張したように身を硬くして奥への侵入を拒む。

ぐっと腰に力を込めて少しずつ前進し、
亀頭の先が最後の砦に到達すると、
リーナは悟ったような微笑を浮かべて頷いた。

頷きを返し、リーナの細い腰を掴むと、
それを手繰り寄せながら腰を突き出し、
薄膜を破った勢いで膣奥まで一気に貫いた。

リーナ
「ひぅっ!? う……んうぅんんんんンン~~~ッ!!」

リーナは歯を食いしばり、破瓜の衝撃に身悶える。

ギチギチと締め付ける膣内は痛いほどだが、
愛しい少女と初めて繋がった感動が、
性的快感とは別の快い充足感を胸に湧き上がらせた。

深く繋がりあったままゆっくりと身を倒し、
覆いかぶさるようにしてリーナの可憐な唇を奪う。

リーナ
「んんっ……ちゅっ、むちゅ、くちゅぅ……っ♪」

リーナ
「ふぁあ……キス……ご主人さまとのキス……。
気持ちよすぎて……頭の中、トロけちゃいそうです……♪」

リーナ
「ん、ふぁぅ……ちゅっ、ちゅる、くちゅル……っ♪
あ、ふぅ……レロ、れりゅ、れちゅる、えるぅ……っ♪
ぷぁ……好き……好きです、ごしゅじんさまぁ……♪」

甘く淫らな口づけから顔を上げると、
互いの舌先から銀色の糸が引き、
その様子をリーナは切なげに蕩けた瞳で見つめる。

その愛らしさに心を奪われつつあることを自覚しながら、
人ならざる者としての彼女の最大の特徴である
大きな耳に顔を寄せ、そっと口づけを落とした。

リーナ
「ふぁあぅっ!? や、んんっ……そこ、だめぇ……っ!」

リーナ
「ひゃあぁんッ!? ひゃめっ、れすぅ……んんンッ!
み、耳……はむはむってしちゃ……ふぁ、あ、あぁん……っ」

意外にも柔らかな触感の耳を甘噛みすると、
そこが弱いのか、リーナは悲鳴を上げて小さな身体を震わせる。

愚息を包む媚肉が柔らかくほぐれ、
にじみ出てきた蜜がかぐわしい香りを漂わせはじめた。

リーナ
「や、背中、ゾクゾクして……、
おなかのナカ、きゅぅってなって……」

リーナ
「ご、ご主人さま、私……、
初めてなのに、気持ちよくなれてるみたいです……♪」

嬉しそうにそう報告してくるリーナが、
愛おしくてたまらなくなった。

身分や種族の差異など忘れ、
一人の少女として彼女を愛することを誓う。

互いの形を確認しあうかのように、
大きくゆったりとした動きで抽挿を重ねると、
途方もない快感が総身を甘く痺れさせた。

リーナ
「ふぁあっ、あっ、ああっ、あはぁあぁ……っ。
ごしゅじっ……さまぁ……あっ、あぁん、やぁあん……っ。
おなか、奥……んんっ、あ、当たって、ますぅ……っ」

リーナ
「あぁんっ……でも、ご主人さまの……んんっ、
お、オチ○チン……こすれてるところ、
ジンジンして……んぁあっ、気持ち、いいですぅ……っ♪」

人間の少女とはやはりどこか違うのか、
律動を速め、強めに膣奥を突き上げても
リーナは快楽を得られるようだった。

それをいいことに、
俺は情欲の昂りに任せて
激しく腰を打ち付けていく。

リーナ
「ひゃあぁンッ! あっ、ああッ、ふあぁあんッ!」

リーナ
「ごひゅじん、さまぁ……あっ、ああぁアンッ!
はげし……ひっ、は、はげしすぎますぅ……ッ!」

リーナ
「そんにゃ、あっ、あはぁ……ズンズンしちゃ……ぁっ、
も……んぅっ、お、オマ○コ、こわれちゃいますぅ……っ!」

引き抜くたびに桃色の粘膜を裏返らせるリーナの恥唇は、
ぐちゅ、ぬちゅっ、と音を立てて牡棒を貪欲に呑み込んでいく。

突き入れるたびに飛び散る汗が、
行為の激しさをありありと伝えていた。

リーナ
「あぁぁ……や、あたま、フワフワして……っ」

リーナ
「あっ、あぁんっ……ご、ごしゅじん、さまぁ……っ、
わたし……あっ、い、イクっ……イけそうです……っ♪」

俺もだ、と自身の限界も近いことを告げると、
リーナは快楽に惚けた瞳を嬉しげに細めた。

リーナ
「ふぁあっ、あっ、ああんッ……!
ごひゅじ、ひゃまぁ……あっ、アンっ、ああアンッ!
いっしょ……んんっ、いっしょがイイれすぅ……っ!」

リーナ
「おねが……ひっ……しましゅっ、ごひゅじん、ひゃまぁ……っ!
ぎゅって……あ、あぁンッ……ぎゅってしてくださいぃ……っ!」

遠慮のない懇願がリーナの口を衝いた直後、
俺は彼女の背に腕を回し、強く抱きしめていた。

そして、その当然の帰結として、
愚息は膣内深くに潜り込んだまま、
子宮に向けて勢いよく欲望のたぎりを解き放っていく。

リーナ
「ひにゃぁあッ! あっ! ああぁぁああぁああッ!」

刹那、リーナの小さな身体が大きく跳ね上がり、
その後ヒクヒクと引きつったように震えはじめる。

リーナ
「ふあぁっ……ん、んんッ……あ、アツいぃ……っ。
アツいの……ナカで、いっぱい出てますぅ……っ」

生き物のように収縮を繰り返す膣に
最後の一滴まで搾り取られると、
俺は上体を起こし、汗ばんだリーナの身体を抱き上げた。

リーナ
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」

リーナ
「あ、ありがとうございます、ご主人さま……」

俺の背に両腕を回し、強く抱き返すことを、
リーナはもう少しもためらわなかった。

リーナ
「こんな私を受け容れてくれる人なんて、
この世のどこにもいないと思ってました……」

リーナ
「でも、ご主人さまは……、
人にもゴブリンにも似ていない、中途半端な私を、
こうやって、優しく抱きしめてくださいます……」

囁くリーナの目尻に光るものが浮かんでいるのに気づき、
俺がそれを指摘すると、彼女は小さく鼻をすすった。

リーナ
「だって……うぅ、ふぇぇ……っ。
リーナ……こんなふうに誰かに
抱きしめてもらえたのって、初めてで……」

リーナ
「だから……うれしくて、うれしくて……。
うぅっ……ぐしゅっ……ご、ご主人さまぁ……っ」

リーナ
「ずっとずっと……一生お仕えします……っ。
だから……あぅぅ……ずっと、お傍にいさせてください……っ」

すすり泣くリーナの背中を撫でてやりながら、
俺は彼女と主従関係や種族の違いを越えた
深い絆を結べた喜びを噛み締めたのだった。