リーゼロッテ寝室3 シーンテキスト

リーゼロッテ
「はぁ……」

リーゼロッテは目頭を押さえながら
先ほどアンナが用意してくれた紅茶に口を付けた。

リーゼロッテ
「こうして毎日のように戦っているというのに、
魔物の襲撃や、その被害報告は後を絶たないな」

その言葉には、俺もただ頷くしかなかった。

これだけ退治してもいまだ魔物の脅威は収まらないのだ。

リーゼロッテ
「これは……。
先日被害報告を受けて向かった村からの手紙だ」

報告書を読んでいた彼女の動きが止まる。
そして軽く中身を確認すると、俺に差し出した。

彼女から手紙を受け取り内容を確認すると、
そこには魔物の被害が以前に比べて減ったことと、
感謝の言葉が記されている。

まだ少ないが、徐々にこういった手紙や報告が
増えているのは素直に嬉しい。

リーゼロッテ
「戦っても戦ってもまた次の被害が出てくるが……。
こうして救われた者達は確実に増えている」

リーゼロッテ
「つまりは、お前がしていることは無駄じゃないってことだ」

リーゼロッテ
「もちろん、私たちもそれを信じて
こうして戦っているわけだがな……」

椅子から立ち上がり、
彼女は俺との間合いを詰める。

端正な顔が目の前に迫り、
思わず胸が高鳴った。

リーゼロッテ
「少しは自信を持つのも悪くないと思うがな。
お前の場合」

苦笑する彼女の頬に、
気付けば手が伸びていた。

指先から柔らかい頬の感触が伝わる。

リーゼロッテ
「……っ」

互いの視線がぶつかり、
指先から彼女の熱が伝わってきた。

俺が顔を近づけると、
彼女は恥ずかしそうにしながらも
ゆっくりと目を閉じる。

リーゼロッテ
「ん……」

重ねた唇の隙間から声がわずかにもれる。

角度を変えては、
まるで磁石のように深く引き寄せ
互いの想いを絡ませた。

リーゼロッテ
「そんな目で見るのは、反則だ……」

ふいに彼女の目がそらされる。

透き通るような碧眼がわずかに揺れ、
堪らず彼女の体ごと引き寄せた。

リーゼロッテ
「お、王子……ふ、ぁ……」

目を見開く彼女に抵抗する隙を与えず、
そのまま首筋に顔をうずめる。

どこか懐かしさを思わせる匂いが鼻をくすぐる。

安心する、というのだろうか。

このままずっとこうしていたいとさえ思う。

リーゼロッテ
「あ……っ、んぁっ……はぁ……んっ……」

舌で首筋をなぞり、
そのまま耳の裏筋までゆっくりと舐め上げる。

リーゼロッテ
「んっ……ぅあっ……おう、じ……ふぁぁ……」

一つ一つに反応を示す彼女を
愛おしく感じながら、服に手をかけた。

次第に高まっていく高揚感を感じながら、
むき出しになった二つの双丘を手で包み込む。

リーゼロッテ
「あっ、ひゃぁ……んっ……アっ、あぁっ!
んんっ……くぅっ……ふぁあっ……!」

すでに硬くなっている突起を指で軽く
弾いてみると、リーゼロッテは
ぴくんと、愛らしく身をすくませた。

互いに見合うように体を密着させる。

彼女の素肌はほとんどがさらけ出されていた。

リーゼロッテ
「んぅ……、あっ、は……ぁああっ……!
胸を触られると……変な、気分になるんだ……っ」

リーゼロッテ
「体の奥が痺れる……ような……っ、
んっ、ふぁあっ、ふあぁンッ……、
溶けて……しまいそうだ……」

味わうように彼女の体を愛撫していく。

硬くなったペニスを取り出すと、
彼女はそれをまじまじとみつめた。

リーゼロッテ
「初めてみるわけではないのに……、
いざ入るとなると、んっ……はぁ、はぁ……、
やはり……あぁっ……緊張、するな……」

緊張するとは言っても、
秘部はそれを欲するように濡れている。

壁に手を付かせ、
尻を突き出す形にさせると、
後ろからペニスを一気に挿入した。

リーゼロッテ
「ふぁああッ……!!
そん、な……っ!! 急に、おく……までぇぇっ!
あぁあっ、あっ……んっ、んんんっ、はぁあンっ!」

秘部の中がペニスで満たされ、
肉壁が一気に襲い掛かる。

ぐっと腰を掴み、
達しそうになるのを堪えながら
律動を始めると彼女の体が大きく跳ねた。

リーゼロッテ
「ひゃぁあ……っ!
いつもより……深く……んっ、んんっ……!
王子が、あぁっ、はぁあんっ……入って、くるぅ……!」

後ろから挿入しているからか、
締まりはいつも以上にキツい。

だというのに、彼女の身体は
俺自身をより奥まで受け入れていく。

その気持ちよさは思わず声が漏れるほどで
甘い痺れが身体中を駆け巡る。

リーゼロッテ
「ぁあっ……んぁあッ……!
あ……っ、ひあんっ!
あっ、あぁっ……ふぁあああ……っ!!」

腕を引き、より奥へと強くペニスを叩きつける。

肉と肉のぶつかり合う音はやがて水気を含み、
淫らな旋律を奏で始めた。

リーゼロッテ
「ひゃ、ぁあ……! これ以上はもう……っ、
あっ、は……ッ、あんっ! んっ! んぁあっ……
は……っ、ふ、ぁあっ……!!」

激しい動きに膣内も収縮し始めている。

こちらを覗きながら喘ぐ彼女の
その艶やかに赤らんだ表情を眺めながら
ラストスパートをかけた。

リーゼロッテ
「ひぅっ……! あっああっ、はぁあああっ……、
あっ、んんっ……んんんぁっ……ひゃぁっ、あぁっ!
もう、イクぅっ……王子ぃ、イッくぅうううッ……!!」

突き上げた衝撃で絶頂に達した膣内は
ペニスを強い力で締め上げる。

堪え切れずにそのまま中に溜まった欲を吐き出すと、
心地よい解放感が総身に満ち溢れた。

リーゼロッテ
「は……ぁ……っ、はぁ……っ、
また……中に、出して……、
何で、お前はこうも……んんんっ、はぁ、ぁぁ……」

リーゼロッテ
「お前の子を孕んだら……んっ、ふぁ……、
どうするんだ…………ばか……」

睨みつけるような視線を向けた彼女だが、
やがて呆れたのか、ふと優しい笑みをむける。

リーゼロッテ
「本当に……お前は、しょうがないやつだな……」

そう言って、彼女は向き直って、
俺に抱きついてくる。

すると、やがて疲れが出はじめたのか、
彼女のまぶたがゆっくりと閉じられた。

リーゼロッテ
「お前のせいで、こんなになってしまったんだ……」

リーゼロッテ
「今日くらいは……眠りにつくまでは、
私の……傍にいてくれ……」

そう言って唇を重ねてきたリーゼロッテを俺は抱きかかえて、
彼女の願いを叶える為に、
ベッドへと歩みを進めるのだった。