リーザ寝室2 シーンテキスト

リーザ
「結構……恥ずかしいわね……」

壁に手をついて、形の良い尻をあらわにしたリーザは、
肩越しにこちらを見ながらそう言った。

リーザ
「いきなり異性の前に、
おち○ぽ丸出しに出来た、あなたの神経を疑うわ……」

先日のリーザによる奉仕のことを言っているのだろう。

あの時は、勝負の報酬としてリーザに奉仕してもらえる、
という喜びが勝っていたが故に、何の恥じらいもなく、
彼女の鼻先に愚息を突きつけることが出来たのである。

そして今夜は――

リーザ
「それにしても……引き分け、とはね」

最初こそ、何でも言うことを聞くという取り決めだった。

しかし俺たちの勝負は、いつの間にか、
負けたほうが勝ったほうを気持ちよくさせるという、
性的な真剣勝負へと変化していたのである。

そうしてとうとう、俺達は対等な関係、
引き分けという結果に辿り着いたのだった。

リーザ
「お互いにぺろぺろする、
……とかも考えたけれど、あれ程の名勝負の報酬にしては、
ちょっと足りない気がするものね……」

リーザ
「だから……うん、せ、せせせ……せっくす、しましょ」

挙動不審なリーザに、可笑しさと、
深い愛おしさを感じながら、深く頷き返してみせる。

こちらが落ち着いているのを見て、彼女も安堵したのだろうか?

リーザは深呼吸をひとつしてから、
くいっと尻を差し出して、

リーザ
「引き分けだったんだから、自分だけ楽しまないで、
私もちゃんと気持ちよくしてよね……?」

心得た、と言う代わりに、滑らかな尻を撫でてから、
ゆっくりと、肉棒で秘裂を割り開いていく。

リーザ
「んっ……んん……へ、変な感じね……」

リーザ
「何だか……くすぐった……ぁっ、
ひぁっ、んぐぃぁあ……っ!?」

ぷつりと、極々軽い抵抗を乗り越えた感触。

リーザの口から漏れたのは、
拳闘の最中に良い打撃をもらった時と似た、
痛みを押し殺すような喘ぎの声だった。

リーザ
「……へ、平気。平気だから。
最初は痛いって、ちゃんと知ってたし……」

リーザ
「それにこんな痛み、
あなたの正拳突きに比べたらへなちょこよ、へなちょこ」

この数日、共に内容の濃すぎる修行を繰り返したからこその、
リーザの軽口に苦笑しながら肉棒を押し進めると、
やがて柔らかな感触を以て、リーザの最奥へと辿り着いた。

リーザ
「う、うわぁ……す、すごくないかしら……?
人の身体って、こんなに大きなものが入るのね……」

リーザ
「私の中……どう? 変じゃない?」

変どころか、リーザの膣内も、
肉棒を突きこまれて赤面するリーザ本人も、
溢れんばかりの魅力に満ちていた。

リーザ
「うっ……王子って、戦ってる時はカッコイイのに、
普段はどうしてこんな変態なの……」

変態的な発言をした覚えはないのだが、
と首を傾げながら、彼女の魅力に促されるままに、
深くゆっくりとした抽挿を開始することにする。

リーザ
「ひぁっ……へ、変態よ……ド変態よ……っ!
初めてせっくすする女の子の、反応を……解説するとか……」

リーザ
「わ、分かってるもの……んぁっ、あぁっ、
ちょっとだけ、いいなって思ってた男の人に……んっ、
初めてを、あげたんだから……」

リーザ
「きっと、ほっぺは真っ赤だし……胸もドキドキしてるし……」

リーザ
「み、見えないけど……そこも、
びしょびしょだったりするんでしょ……?」

リーザの想像どおり、
彼女の秘所は、てらてらと愛液に濡れて、
まるで俺を誘っているかのようだった。

肉棒を往復させる度に、
蜜液はじゅぷじゅぷといやらしく水音をたて、
あたたかな膣道は、精液を求めて絡みついてくるかのようである。

リーザ
「解説しなくていいからぁ……っ!!」

リーザ
「んぅっ、ひやぁっ、そ、それにっ!
言い方が……お、おじさんっぽいし……ッ!!」

リーザの質問に答えただけなのだが、
と、少しの悲しさを抱えながら、
ぐりぐりと子宮口のあたりを刺激してやる。

リーザ
「ひやぁあぁあっ!?
うっ、うぅっ、も、もうちょっと……綺麗な言葉がいい……」

綺麗な言葉……?

リーザ
「王子は……初めて……好きになった男の人だもの……」

リーザ
「物語のお姫様と、王子様みたいな……そういうのがいい」

…………。

リーザの言葉を受けて、
どうしたものかと首をひねってみるものの、
俺の意識はもはや血流となって愚息に集中しているのである。

気の利いた言葉をひねり出すのは、
中々に難易度の高い試みであった。

リーザ
「うぅ……ひぁっ……た、例えば……」

リーザ
「愛してる……とか……綺麗だ……とか……」

リーザ
「きゃぅっ……お、王子だって、
本命の女の子には……こういうこと、言うんでしょう……?」

リーザ
「ひぁっ、んやぁあっ……いま、だけ……っ、
今だけでいいからぁ……っ……わ、わたしを、
私のことを、お姫様みたいに……扱ってよぉ……っ」

――そういうことか。

リーザの言葉を聞いて、思わず苦笑が漏れる。

リーザ
「ひやぁあぁ……ッ!?
ひぁっ、や、やだっ、笑わないでよぉ……っ!!」

リーザ
「あ、憧れる……もの……。
初めてが……ひぁっ、す、好きな人で……っ、
愛を囁かれ……ながらっ……抱いてもらうの……」

リーザは、共に修練をつむ仲間ではあれど、
それ以前に、今宵純潔を散らしたばかりの少女なのだと、
今更ながらに思い知る。

ならば、愛しいリーザに、
かけてやるべき言葉は、自然と胸の内から湧き上がって来て、

リーザ
「んっ……ふふっ、えへへ……。
ひぁっ、んぁっ……ありがと、王子。
今夜だけ、私だけの王子さま……♪」

きゅう、と肉棒を締め付けてくるのは、
彼女なりの照れ隠しなのだろうか。

甘い言葉のやり取りと、
互いの体温が混ざり合っていく心地よさに、
こちらも否応なしに、胸が高なっていくのを感じる。

リーザ
「あっ……王子もほっぺが赤くなってないかしら……?」

そんなことは……。

リーザ
「そんなことあるある! おおありよ!
ふふっ、王子も恥ずかしがったりする――んひゃぅぅぅっ!?」

こちらも照れ隠しとばかりに、
抽挿運動の速度を一段とばしに上げていき、
リーザの子宮口めがけて肉棒を突き立てる。

リーザ
「やっ、ひやぁああん……っ!!
すご……しゅごひぁあああ……っ、
お腹のなか……かきまわされてりゅぅぅぅっ!!」

リーザ
「こんな……こんにゃにぃっ……きもちいいんだぁ……♪」

リーザ
「しゅきな人に……抱いてもらうのぉ……っ、
こんなにっ、こんにゃにぃ……っ♪」

胸を締め付ける甘い苦しさと、
リーザの膣口が与えてくれる締め付けは、
きっと等しい優しさを持つ刺激なのだろう。

劣情を遥かに上回る、愛おしさを懐きながら、
互いの快感と情愛の頂点を目指して、
抽挿をより深く、より速くと繰り返した。

リーザ
「きゃぅっ、んやぁあん……っ♪
王子っ、王子王子王子ぃ……っ♪」

リーザ
「イっていい……?
わ、わたし……イってもいい……?」

その回答に、言葉は必要なかった。

リーザを絶頂へ導くべく、
全力の一撃を以て、彼女の子宮口を叩いてやる。

リーザ
「あっ、あぁああぁ……ッ!!
イっちゃう……イくっ、イっちゃ――ッ!!」

リーザ
「~~~~~~~~~ッ♪」

幸せそうに背を仰け反らせるリーザ。

その膣口の祝福に導かれるままに、
こちらも溢れんばかりの精液を、
一滴も余すこと無くリーザの子宮へと注ぎ込む。

リーザ
「んっ♪ んぅっ♪ ひぁっ♪」

リーザ
「出てる……王子の、精液……♪」

そのまま、ずるずると床に崩れ落ちそうになるリーザを、
慌てて抱きとめ、ぎゅう、と強く掻き抱く。

リーザ
「ふぁっ……あ、ありがと……」

リーザ
「ねぇ王子……あのね……」

いったいどうした? と問うてみると、
リーザはしばし、頬を赤くしたままに思考を巡らせ、

リーザ
「…………あのね、また、一緒に修行してほしいの」

…………?

リーザと修行をするのは、構わないどころか、
むしろこちらとしても望むことだった。

何故彼女は、あえてそんなことを言ってきたのだろうか。

リーザ
「ち、ちがっ、そう、そうだけど、そうじゃなくて!」

リーザ
「……また、こんな風に、
せっくすしてほしいなって、そう言いたかったの……!!」

そうしてこの夜、リーザの『修行しよう』という言葉は、
『今夜部屋に行っていい?』という意味へと変わったのだった……。