リリア寝室2 シーンテキスト
しきたりを重んじてきたリリアだが……。
体の欲望に逆らえず、
自ら足を広げペニスを受け入れ始めた。
リリア
「い、いいんです……きて、ください……。
しきたりより、大事なことだって気がついたんです」
リリア
「あ、後戻り、できないなら……何度、
交わっても同じです……よね?」
リリアの背後にまわり、
局部を広げるため片足を持ち上げ、
側面に沿うようにペニスを突き立てた。
リリア
「はぁんっ、そ……そんな、急に……っ」
まだ十分な潤いではなかったが、
腰はスムーズに動く。
しばらく動かしていればリリアの膣の中は、
ドクドクと脈打ち蜜が子宮から流れ出て、
ペニスが温かみを増す。
リリア
「ふ……ああ……!
せ、背中が……ゾクゾクして……」
リリア
「わ、私、この……体位……好きです……。
王子の心臓の音が……聞こえてきそうで……」
リリアのトロンとした瞳や、
犬のように垂れている舌がイヤらしい。
リリア
「はっ、はっ、こ、こんな風に責められて……。
気持ち……イイなんて……はぁ……はぁ……」
リリアの髪に、背中にキスをしていく。
リリア
「……ふあ、う、嬉しい……私……わた、し……。
王子に愛されて……るって……感じられて、
こんなに心も……体も満たされ……あんっ、あ……」
口付けにも素直に反応し、
ペニスの動きを追うように、
次第に自ら腰を上下に振り始めた。
リリア
「あっ、あぅ……んっ、お、王……子……。
わ、私……イキそうで……」
頷き、うなじに舌を這わすと……。
リリア
「あ……あ、あ、あ……ああんっ!」
軽く絶頂をむかえたのだろう。
次の快楽を求めるように
膣の中は活発に動き始めた。
しゃぶり吸い上げるように、
ぎゅぅっ、と締め上げられる。
注文に応えるように、
ひくついている箇所をピンポイントで責めた。
リリア
「はっ、はっ……んっ、あ、あっ、ああ!
ま、また、いっちゃいそうです……ッ」
襲ってくる快楽から逃げようとする腰を押さえ、
逃さない。
リリア
「お、おうじ……ッ、あ、熱い……。
あなたの……アレが……すごく熱い……!」
熱が先端に集中しているからだ。
その熱がリリアの愛液と合わさり、
体が痺れるような錯覚が起きるほど気持ちがいい。
このまま、リリアの体に放つため、
腰のスピードをあげていき……。
リリア
「あ、あんっあ、ああっ、熱い……熱いぃい!
お、大きくなって……く、来るううう!」
二度目になる絶頂を迎え、
力が抜けたのか体を預けてきた。
リリア
「はぁ……ぬ、抜いてしまうんですか……?」
悲しげな瞳で結合部を見つめていたリリアは、
しかしペニスが抜けると、にこりと微笑んだ。
リリア
「あはっ。
王子の……どろって、溢れてきてますね……」
恍惚とした表情を浮かべ、リリアは精液を眺めた。