リュクス寝室2 シーンテキスト
リュクス
「か、顔が見えると……緊張しますね……」
リュクスは仰向けで寝台に寝転がり、
柔らかな乳房も、濡れそぼった秘所も隠すことなく、
こちらに微笑みかけてきた。
毎夜のようにリュクスと繋がっていながら、
こうして向き合って繋がるのは初めてのことである。
リュクス
「向き合ったままでも……その……」
リュクスはしばし言いよどみ、頬を赤く染めたまま、小さな声で、
リュクス
「ぇ……えっち――」
リュクス
「――が、出来るならっ、
最初から……こうしておけば良かったです……」
リュクス
「王子の顔を見ながら、気持ち良くなれますからねっ」
性交を意味する言葉は、
何度も身体を重ねた後でも恥ずかしい様子だった。
愛らしいリュクスの言い回しと、その仕草に、
否応なしに劣情が掻き立てられる。
既にリュクスの中に収まった肉棒も、
彼女の中の心地よさを知っているだけに、
抽挿開始の時を待ち遠しそうに、硬く張り詰めていた。
リュクス
「王子のおち○ちん、またかっちこちになってますね……」
リュクス
「今日もちゃんと、いっぱい精液ださせてあげますからねっ」
そう告げる彼女の秘所も、
繋がり合う時を待ち望んでいたかのように、濡れそぼっている。
――そも、俺がリュクスの部屋を訪れた時には、
彼女は既に自らの指で準備を整えきっていたのだった。
リュクス
「別に……一人で気持ち良くなろうなんて、
……思ったわけじゃないですよ?」
リュクス
「王子と……ぇ、えっちをする時にですね……」
リュクス
「二人一緒に、もっと気持ち良くなれたら、
きっと素敵だろうなぁ、とか……そう思っただけで……」
駄目ですか? とでも言いたげな、
こちらを伺うような視線を感じた。
ゆっくりと首を横に振ってみせ、
片手に抱えたリュクスの脚に、口付けを落としてやる。
二人一緒に、とリュクスが言ってくれたことが、
何よりも強く、心に響いた。
リュクス
「でも……今夜はちょっと待たされたので……」
リュクス
「その分、私のことも……
いっぱい気持ち良くしてくださいね……?」
少々執務が長引いたのは事実だったが、
ここであえて、言い訳をする必要もないだろう。
リュクスを気持ち良くしてやりたいと考えているのは、
紛れもない事実なのだから。
リュクスのとろけた微笑みに、深く頷き返してから、
ゆっくりと、熱い蜜壺への抽挿を始めた。
リュクス
「んん……ふぁ……」
吐息のような喘ぎを、耳に心地よく感じながら、
滑らかに濡れた膣道を突き進む。
リュクス
「んぐっ……んぅぅっ……」
いつもとは異なり、
リュクスは喘ぎを押し殺すように唇を噛み締めている。
いったいどうしたのか、と尋ねてみると、
リュクスは潤んだ瞳でこちらを見つめながら、
リュクス
「こ、これ……だめです……っ」
リュクス
「いつもと、おち○ちんの当たる場所が違って……ひぁぁ!?」
リュクスの腰と、豊かな胸がびくりと跳ねた。
リュクス
「いつも……は……んぁっ……
後ろから……じゃないですか……」
リュクス
「こっち向き……だと……ひぁああ……ッ!?」
びくびくと膣口が脈打ち、肉棒が締め付けられる。
リュクスが軽く達した事を感じ、ひとまず腰の動きを止めた。
リュクス
「ぁ…………うぅ……」
リュクス
「お腹の……このあたり……でしょうか……」
リュクスは、自身の下腹部に手を触れ、
その先に潜り込んでいる愚息をあやすかのように撫でて、
リュクス
「気持ちいいのが、ここから……
びりびりーって、駆け上ってくる感じで……」
まだ達した余韻が残っているのだろう。
リュクスは頬をゆるめたまま、随分と油断しきった様子で語る。
リュクス
「――えっ? もっと気持ち良くなりたいか、ですか……?」
リュクス
「それはもう……だって王子もまだ、精液出してな……」
同意を得たことを確認してから、
先程リュクスが自己申告した辺りを狙うように、抽挿を再開する。
リュクス
「ひぁ……ッ!?」
がくがくと震えるリュクスの腰をしっかりと支えてやり、
彼女の示した辺りを入念に刺激し続ける。
痛い程に締め付けてくる膣口は、
彼女が絶え間なく達していることを暗に伝えていた。
リュクス
「んぁああッ……ひぁあ――ッ!!」
わななく唇からは、絶頂を示す喘ぎが零れ出て、
肉棒だけでなく、耳からも欲望を昂ぶらせる。
リュクス
「こ……れ……っ……らめです……ッ!!
ひぁっ……ぅああああっ!?」
リュクス
「きもちっ……よすぎてぇ……っ!!
おかひく……なっ……ぃあああッ!?」
事前準備までしていたのだ。
リュクスの望み通り、もっとイかせてやりたいものだった。
しかしリュクスの肉壁は精巣の奥底から精液を搾り取るべく、
不規則に強い脈動を繰り返し続けている。
このままでは愚息の決壊も時間の問題であった。
リュクス
「ひぅ……ッ……んやぁあああぁ……ッ!!」
一際強い締め付けが、肉棒を襲った。
リュクスは気持ちよさそうに背をのけぞらせ、
その唇からは愛らしい嬌声が隠すことなく漏れ響く。
こちらも高まりきった熱を解き放つべく、
熱くとろけた膣道の奥、リュクスの中心へと肉棒を叩き込んだ。
リュクス
「ひぁ――んぁあああッ!?」
弓なりにのけぞったリュクスの奥深くへ、
溶岩のように煮えたぎった精液を注ぎ込む。
塊のような白濁が尿道を駆け抜け、
しびれるような快楽が指先にまで伝わった。
リュクス
「ぁ……ぅう……」
微かに身体を震わせつつ、
リュクスは微かに抗議の意志がこもった視線で、
こちらを見つめてくる。
リュクス
「き、気持ちよすぎです! 王子のばかぁ!!」
理不尽な説教と共に、力強く愚息が締め付けられる。
まだ残っていたのか、と不思議に思える程の精液が、
名残惜しくリュクスの中へ流れ込んだ。
リュクス
「理不尽でもなんでもありません。
……い、いっぱい恥ずかしい声、出しちゃったじゃないですか」
リュクスの嬌声は、とても可愛らしいものだったのだ。
そんな声をもっと聞きたいと願っても不思議ではあるまい。
リュクス
「もう……そういうこと言われると反撃出来ないの、
王子ったら、覚えちゃいましたね……?」
拗ねた表情も可愛いものだ、と頷き返す。
するとリュクスは両手で顔を隠しつつ、
リュクス
「恥ずかしい思いをさせたお返しは、
一晩抱っこするくらいで……許してあげます」
抱っこという言い回しに、苦笑が漏れる。
リュクスが、臆することなく甘えてくるようになったのは、
とても喜ばしい変化だった。
リュクス
「それから……二人で朝を迎えたら……」
リュクスは、たっぷりと沈黙して、
急に恥ずかしそうに視線を逸らして、こう続けたのだった。
リュクス
「朝の……ぇ、えっちを、もう一度……してくださいね?」