リナリア寝室2 シーンテキスト
リナリア
「王子様……。
わたし、もう我慢できません……っ!」
夜更けに寝室を訪れたリナリアは、
扉を閉めるなり、そう言って俺に抱きついてきた。
突然のことに呆気にとられる俺の前で、
ダークエルフの少女は予め準備していたかのように
着ていたものをするすると脱ぎ去っていく。
赤みがかった褐色の肌のほぼ全てが露わになると、
窓から差し込む月光がその裸身を艶かしく照らし出した。
リナリア
「お願いします、王子様……。
わたしの初めて、貰ってください……っ」
かすれた声でそう囁くと、決意を表すかのように
リナリアは下着を外して恥部を露わにした。
俺が呆然としたままなにも言えないでいると、
彼女は寝台に身を横たえ、小さな声で語り始めた。
リナリア
「えっと……人間は大人になると、
好きな人同士で、その……、
え……えっちなことをするんですよね?」
リナリア
「わ、わたし……書庫にあった本で調べたんです」
リナリア
「……王子様のオチ○チンを見せてもらったあの日から、
おまたがムズムズするようになっちゃって、それで……」
切なげにそう告げるリナリアの花弁は、
確かにしっとりと夜露に濡れているように見えた。
リナリア
「だ、だから……お願いします」
リナリア
「わたし、初めてはどうしても
王子様に貰ってほしいんです……」
リナリア
「わたしの王子様は……王子様だけだから」
消え入りそうな声でそう呟くと、
精一杯の誘惑のつもりなのだろう、
大きく脚を開いて、無毛の恥丘を開示した。
ごくり、と俺は喉を鳴らす。
リナリア
「……や、やっぱり、ダメ……ですか?」
恥ずかしそうに顔を覆った両手の隙間から、
リナリアは泣き出しそうな瞳でこちらを覗き見た。
リナリア
「わたし……お姫様とかじゃないですし……。
っていうか、そもそも人間でもないですし……」
リナリア
「……そう、ですよね……。
わたしの裸なんて見ても……王子様は嬉しくないですよね……」
リナリア
「……ごめんなさい、変なお願いして……っ」
諦めたようにリナリアが開いた脚を閉じると、
つぶらな瞳を見る間に涙が満たし、頬を伝った。
その悲壮な姿が、切なる痛みを俺の胸に連れてくると、
俺は覚悟を決めてリナリアのいる寝台に歩み寄った。
リナリア
「お……王子様?」
戸惑うリナリアの脚を再び開かせ、
湿らせた指を小さな花弁にそっと差し挿れる。
リナリア
「んっ……あっ、は、はぅ……っ!
お、王子様の指が……おまたに……っん、くぅン……っ!」
未成熟な秘洞は指一本でもきついほどの狭さだが、
内部に溜まった熱い蜜は俺を受け容れたがっているように思えた。
くちゅくちゅと音を立てながら、
恥肉を優しく、入念にほぐしていく。
リナリア
「ふぁ、ぁっ、あぁっ……んっ、くぅうン……ッ!
あっ、そこっ……んんッ……イイ、気持ち、いいですぅ……っ」
カギ状に曲げた指で膣ヒダの粗い部分を掻いてやると、
それだけでリナリアは激しく腰をくねらせた。
吸い付きを強める淫口から蜜まみれの指を引き抜き、
既にいきりたった牡の象徴をそこにあてがう。
挿れるぞ、と俺が告げると、
リナリアは一瞬の間を置いた後、こくりと頷いた。
リナリア
「は、はい……。
王子様……きて、ください……」
リナリア
「わたしを、王子様だけのものに……」
俺は静かに頷きを返すと、
少女のいとけない秘洞の奥に
己の分身をゆっくりと沈めていった。
狭い道を無理やりこじ開けながら進み、
先端に突き当たった処女の帳を、ひと思いに貫く。
リナリア
「あっ、く……んぅんんんんンンン~~~ッ!!」
押し殺した苦痛の叫びがリナリアの喉を震わせると、
同時に先端が膣奥の突き当りに到達した。
淡い色の飾り花が、少女の頭からはらりと落ちる。
刹那、言い知れぬ歓喜が総身に満ち、
思わず長々と溜息を漏らした俺は、
しかし目の前の少女の悲痛な表情を見て凍りついた。
リナリア
「だ、大丈夫です……うぅっ。
い、痛く……ありませんからぁ……っ」
気丈にそう訴えるリナリアだが、
とめどなく落涙し、総身を震わせるその姿は
言葉とは逆の事実を物語っていた。
リナリア
「ですから……んっ……う、動いてください……っ。
い、一緒に、気持ちよ……く、ふぁっ、あぁあっ……!」
枕に爪を立てて破瓜の痛みに耐える少女に、
馬鹿を言うな、と俺は返した。
リナリア
「う、ぐすっ……どうして……?
なんで……あぅぅッ……血が、出るのぉっ……?」
リナリア
「わたし……ひっく……う、うぅっ……、
王子様のこと、本当に……大好きなのに……」
リナリア
「ダークエルフは……人間のことを
好きになっちゃいけないんですか……?」
落ち着け、と俺はリナリアをなだめ、
初めては誰でも痛むものなのだと教える。
リナリア
「で、でもわたし……んんぅ……ッ!
王子様と一緒に……気持ちよく、なりたい……っ。
んッ……王子様に……気持ちよくなってほしいんです……っ」
わかっている、と囁き、
小柄な体躯の割に豊かな乳房に手を伸ばすと、
下からすくい上げるように優しく愛撫した。
リナリア
「んっ……ふぁ、あっ……王子、さまぁ、あっ、んんっ……、
む、胸は……あっ、はふぅ……くすぐったい、です……っ」
くすぐったいだけか、と囁きながら、
薄紅に色づいた可憐な乳頭を指先で小刻みに擦り、弾く。
リナリア
「ふぁ、んっ、んふっ、んんんっ……。
はぁ、あ、あぁっ……お、王子、様ぁっ……あっ、
なんか、だんだん……ピリピリしてきました……っ」
微かに喘ぐ声に甘い響きが混じり始め、
陰茎を含んだままの膣がきゅんと身じろいだ。
乳首が硬くなってきたぞ、感じているのか、
と俺はわざと意識に刻み込むように囁き、
リナリアが掴みかけている感覚を後押しする。
リナリア
「は、はい……んっ。
ちくび……王子様に触られると……ふぁっ、はぁぁ……っ、
ぁっ……ドキドキして……き、気持ちいいです……っ♪」
まだぎこちなくはあるものの、
リナリアの顔にようやく笑みが浮かぶと、
暖かな感情が俺の胸に舞い込んできた。
俺もリナリアの中にいるだけで気持ちいいと伝え、
繋がっていることを確認するように小さく腰で円を描く。
リナリア
「ふぁんっ……ほ、本当ですか?
えへへ……うれしいです♪」
リナリア
「わたしのオマ○コ……ちゃんと、王子様に……っ、
んぅっ……気持ちよく、なってもらえてるんですね……?」
リナリア
「んぁっ……お、王子様……っ。
なんだか……おなかが、キュンキュンしてきました……」
痛みが薄れてきたんじゃないか、
と俺が優しく乳房を揉みながら囁くと、
リナリア
「そ、そうかもしれません。
それに……んっ……さっきより、
王子様のオチ○チンの形が、はっきりとわかって……」
リナリア
「なんだか……ぁっ……あったかくて……、
王子様の熱で……おなかの中からとけちゃいそうで……」
やるせなく蕩けた瞳が、
どこか物欲しそうに俺を見上げる。
俺は微笑をたたえながら頷くと、
じわじわと腰を引いて肉棒を引き抜き、
それから再び緩やかにリナリアの内部へと侵入した。
リナリア
「んんんっ……あっ、あぁっ……はぁあぁぁ……っ♪
あぁんっ……いいっ、気持ちいいです、王子さまぁ……っ♪」
今度は偽りのない、甘く蕩けた嬌声が
少女の可憐な口唇から漏れた。
その甘やかな響きに言い知れぬ喜悦を感じながら、
ゆったりとした前後運動で寝台をきしませる。
リナリア
「ふぁあっ、あっ、あんっ……んぁっ、ぁ、あぁんっ♪」
リナリア
「王子、様ぁっ、あっ、あっ……やぁあんっ!
お、おなか……ぁ、熱いの、ズリズリって、こすれてぇ……っ!」
リナリア
「はぁあっ、う、うれし……ひゃっ、あっ、あぁあんッ!
わ、わたし……んんっ……王子様と、繋がってぇ……っ、
あぁんっ……いい……キモチ、イイっ……れすぅっ♪」
恍惚に染まった瞳を蕩かせ、
口端から垂れる涎もそのままに、
リナリアは肉竿で貫かれるたびに身をよじらせる。
突き込まれるたびに飛沫を散らすほど濡れているくせに、
引き抜くたびに必死でしがみついてくる膣肉に、
腰奥で煮立つ白熱が急速に吸い上げられていく。
リナリア
「んゃあっ、あっ、あぁんっ……ひゃあぁんっ!
おうじ、さまぁっ、アッ、やぁン……っ!
わたしの、オマ○コっ……きもち、イイッ……れすか?」
リナリア
「わたひっ……おうじ、さまのっ、ことぉ……んんん~っ、
キモチ、よくっ……んぅンっ……で、できて、ましゅかぁ?」
枕をギュッと握りしめ、
なんともいえない目つきで俺を見つめるリナリアは、
迫りくる絶頂の波に無意識に抗っているようだ。
我慢する必要などないのだと教えてやるべく、
最も敏感な肉の芽を指先で愛でながら、
頷きを返し、一緒にイこうと囁いた。
リナリア
「ひにゃぁあんっ! アッ、らめっ……んんぅんンっ!
そこっ……んにゃあぁっ! らめっ、らめれすぅっ!」
リナリア
「そんにゃ……あッ、あぁあっ、はぁあぁッ!
イヤっ……オチ○チン、ズプズプされながらっ、
ぁッ、そこぉ、クニクニされたらぁっ、あっ……あぁンッ!」
高く裏返った嬌声が何度も口を衝くたびに、
グッと絞るように収縮する膣に射精を催促される。
こみ上げた熱いものが竿の根本を躍動させ、
目の前が真っ白になりかけた、その時――。
リナリア
「あっあっあっ……ヤぁああンッ!
やっ、やらぁっ……らめっ、ホントにらめぇッ!
んゃぁっ、でちゃっ……おしっこでちゃうぅぅッ!!」
危機感に染まった叫びが突如リナリアの口を衝き、
一瞬、去りかけていた理性が舞い戻ってくる。
だが、その次の瞬間――。
リナリア
「あぁあっ……でもっ、い、イきたい……っ!
わたし、お、王子様と……イきたいっ……れすぅッ!!」
恥も外聞もない、少女の心の叫びが、
卑小なる理性を跡形もなく吹き飛ばした。
気づけば俺は彼女の最奥に自身の先端を強く押し付け、
熱い欲望のたぎりを激しくほとばしらせていた。
リナリア
「ふぁああぁああッ!!
ぁっ、あぁあッ……ああぁぁああぁああぁああッッ!!」
言葉にならない歓喜の叫びと共に、
褐色の身体が大きく反り返る。
とその直後、快い熱が下腹に噴きつけられるのを感じ、
見れば少女の股間から透明な飛沫がきらめきあふれていた。
リナリア
「あぁぁ……でちゃってるぅ……っ。
わたし……王子様と繋がったまま……、
お……おしっこ……しちゃってるぅ……っ♪」
リナリア
「は……恥ずかしいぃ……のに……ふぁぁ……っ♪
や、だめぇ……こんなの、気持ちよすぎですぅ……っ♪」
うわごとのように呟きながら、
少女は受容と放出の甘美な愉悦に
小さな身体を長々と震わせていた。
すべてを吐き出し尽くした俺は、
彼女を抱き上げて移動し、湿っていないシーツの上に
二人分の身体をそっと横たえる。
リナリア
「ご……ごめんなさい、王子様……。
わたし……王子様のベッドに、お、おもらししちゃって……」
今にも泣き出しそうになりながらそう囁くリナリア。
その小さな頭に手を伸ばし、優しく撫でてやりながら、
初めてなのにそこまで気持ちよくなってくれて嬉しい、
と偽らざる本心を告げた。
リナリア
「王子様……」
リナリア
「……はい♪
わたし……初めてなのに、すっごく気持ちよかったです♪」
俺も同じ気持ちだと伝えると、
リナリアは満ち足りたような笑みを満面に咲かせた。
リナリア
「ふふっ……うれしい♪
わたしみたいなダークエルフでも、
王子様とひとつになれるんですね?」
リナリア
「王子様……。
やっぱり、わたしの王子様はあなただけです……」
その一言を伝えたかったのだと言わんばかりに、
リナリアは満悦そうに瞳を閉じると、
ほどなく安らかな寝息をたてはじめたのだった。