リオン寝室2 シーンテキスト

リオン
「は・い・る・わ・よ!!」

ばんっと音がして、リオンがすでに不機嫌たっぷりの
表情で寝室に入ってくる。

リオン
「こんな夜更けに人を呼び出すなんて、一体何の用よ。
全く……。嫌だったけど来てあげたのよ」

その割には呼んですぐにきたものだ。と思ったが、
口には出さず悪かったな。と言葉を返す。

リオン
「で、またどうしたのよ」

けげんな表情を浮かべる彼女に、今度は夜の世話も
してくれないか? と話す。

すると彼女の顔がみるみるうちに赤くなっていき、
口をパクパクさせている。

リオン
「……べ、べべべつにあたしは……」

俯きながらごにょごにょ口ごもる彼女は、
やがてゆっくりと顔を上げた。

リオン
「初めて……だけど、王子なら……、
私は別に、いいわよ……」

それは小さくか細いが確かに聞こえた。
恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら話す彼女に
愛おしさが増し、思わず抱き寄せる。

どちらからともなく見つめ合い口づけを交わすと、
それは軽いものから深いものへと変わっていく。

リオン
「ん……」

歯の隙間から舌を入れ、口内を犯すと望んでいたかのように
絡み合う。

それを堪能し彼女の服に手をかけ脱がしていくと、
リオンが腕で体を覆った。

リオン
「人の体、そんなにじろじろ見ないでよ!
その……あまり綺麗じゃないでしょ……」

そう言って目を反らした彼女の腕を優しくほどき、
首元にキスを落としていく。

リオン
「あっ……」

恥じらう姿に愛らしさを感じつつ、
首からお腹に一つずつキスを落としていく。

弾力のある胸を包み、やわやわと揉みあげると
リオンがわずかに声をあげた。

リオン
「きゃ、ぁっ……、んッ……」

ピンク色の突起を口に含み舌で転がすと、
リオンが小さく喘ぐのが聞こえる。

リオン
「はっ……、ぁ、んッ……、
や……、噛んじゃ……っ」

わざと音を立てて吸い上げ、
リオンの五感を少しずつ支配していく。

リオン
「んぁあっ……!」

びくっと体をわずかにそらせる彼女のその反応をみて、
俺は彼女の秘部に顔を近づける。

そこは、すんっと甘酸っぱい香りが漂い、
愛液によっててらてらと光っている。

リオン
「はっ……、息が、かかって……る……っ!
ひぁッ、ぁ、ぁんっ……!」

強気な彼女が快楽に震えるその姿に、
俺の下半身はうずき、すでに硬くなっていた。

そそり立つペニスを取り出すと、
それをみたリオンが目を見開いた。

リオン
「えっ、そ、それ……、今から挿れる……の?」

初めてみるペニスとその大きさに、
リオンの表情がこわばるのが見て取れる。

大丈夫だ、力を抜いて。と言って、ゆっくりと
膣内にペニスを挿入する。

リオン
「いったい……!」

挿れた痛みにリオンの顔が苦痛にゆがむ。
みちみちと奥に進んでいくペニスを膣内が
無意識に止めようとしているのか、きつく締まっている。

リオン
「こん、なの……、む、りぃ……ッ、
入らない……ってば……!」

目に涙を浮かべる彼女をあやすように、
ゆるゆると出し入れを繰り返していく。

クリトリスを弄り、快楽で膣内をほぐす。

リオン
「あッ……、ふぁ、ンっ……!
そ、こ…………ぁあん……っ!!」

だいぶ慣れてきたのか、膣内の締りが良くなり始めた。
愛液も分泌され、俺は腰のスピードを上げる。

リオン
「あッ、あんッ、んぁっ……!
さっきと……っ、ちが……ッ」

痛みとは違う快楽に、リオンが甘い声を上げる。
もっと快楽を与えようと、彼女を四つん這いにさせて
後ろから責め立てる。

リオン
「あぁッ……! さっきよりも、ふかぁ、い……ッ」

ぶるっと体が震え、ずちゅずちゅといやらしい音が
互いの耳を刺激する。

リオン
「こんな声……っ、聞かれたく、ない、のに……、
我慢、できない……よぉッ……!! ぁあッ!!」

無意識に尻を突き出し快楽を求めるリオンに、
俺自身の興奮も高まっていく。

それは自然と腰のスピードを上げて、
絶頂へと導いていく。

リオン
「あっ、んンッ……! あぁ、んッ、ぁんっ、
あんッ……!!」

リオン
「また……、あの時みたいにっ、体の奥から……ッ」

ぱんぱんと肉のぶつかり合う音のなか、
リオンの膣内が収縮しはじめる。

リオン
「あっ、だめっ。壊れ、ちゃう……っ、
らめぇえええ……ッ!!!!!!」

びくびくっとリオンの体が震えあがる。
体が弓なりにしなり、ペニスを締め付けた。

その締め付けに促されるように欲が吐き出され、
ペニスを引き抜くと、どろっと愛液と精液が零れ出した。

リオン
「初めて……なのに、こんなに激しいなんて……、
…………感じちゃったじゃない。……ばか」

息を荒げつつもそう小さくつぶやいた彼女に、
俺は苦笑しつつ頭を撫でる。

リオンは力尽きたのか、そのまま眠りについた。