リアナ寝室1 シーンテキスト

リアナ
「失礼します……」

すっと物腰も穏やかに、リアナが寝室に入ってくる。
澄み切った空のような瞳で見つめる彼女に、
そのまま吸い込まれそうになる。

リアナ
「王子様に呼ばれるなんて……、
私なんかがよろしいのでしょうか」

苦笑を浮かべる彼女にかまわない、と告げると、
リアナが嬉しそうに微笑んだ。

リアナ
「あ、そうです王子様。もしよろしければ
ご一緒にお風呂でもいかがですか?
私が王子様のお背中を流します」

疲れも取れますよ? という彼女の言葉に流され、
そのまま浴室へ向う。

リアナ
「…………では失礼いたします。
なんだか緊張しますね」

湯気が立ち込める中、彼女の澄んだ声が響き渡る。
背中を流すからと後ろを向くように促された。

リアナ
「ではお背中を……」

そのとき、彼女の言葉がふと途切れた。
少し待ってみるが、動く気配がなく、
どうかしたのか? と聞くと背中に感触が伝わる。

それがリアナの指だとわかり、
再び口を開こうとしたとき彼女が呟いた。

リアナ
「この傷は……戦ですか」

その声はとても小さく、か細い声だった。

リアナ
「こんなにも、体に傷を負っていたのですね……」

中には訓練でついた傷もあるが、戦闘時についたものが
ほとんどだろう。

俺の体はあちこちが傷だらけだ。

リアナ
「私もいくつかの戦闘を経験いたしました。
ですが私はヒーラー……。
前線に立つことはありません」

リアナ
「傷を癒すことが私の役目であっても、
癒せないものもあります……」

リアナが俺の傷を指でなぞりながら、
辛そうに呟く。

リアナ
「王子様は誰よりもお優しい……。
自分よりも、仲間を大事にするお方。
皆が知っています」

リアナ
「王子様……私はもっとあなた様のお役にたちたい。
あなた様のお側で、ずっと……。
私が傷を癒して差し上げたいのです」

そういってリアナが立ち上がり、
俺の前にくるとその顔を近づける。

リアナ
「ですから今は、私にご奉仕させてください。
少しでも、あなた様の傷が癒えるように……」

リアナは俺をゆっくりと押し倒すと、
石鹸を軽く泡立たせて、体につけはじめる。

リアナ
「私が隅々まで洗って差し上げます……。
王子様はそのまま私に、身を委ねていてください」

彼女は泡を自分の体につけると、
そのまま俺の体に擦り寄る。

自分の体を使って洗おうとする彼女に、
俺自身我慢しきれない部分も出てくると
言うものだ。

リアナ
「んん……、はぁ、ん……。
王子様のココ……。洗ってほしそうにしていますね」

くすっと小さく笑い、彼女の指が俺のペニスに触れる。
ぬるっとした石鹸の感触もあいまって、
体がびくっと反応する。

リアナ
「あ、ん……、もうこんなに硬くなってしまって……。
すぐにほぐして、綺麗に洗って差し上げますから」

リアナは体を上下に擦り付け、片方の手でペニスを
しごき始める。

リアナ
「んっ、ん、ぁっ……私の体を使って、んっ、
王子様を綺麗にしますから……」

ぴんっと立った乳首が俺の体をなぞるその光景は、
いやらしくも妖艶な姿だった。

ペニスをしごく手は、泡のおかげもあるのか
ぬるぬると止まるところをしらない。

湯気が立ち込める中、彼女の頬は赤く染まり
その表情は俺の興奮を駆り立てた。

リアナ
「あっ、……もっと、硬く……。
ふふっ……、泡の音なのに私の体も
熱くなってきちゃいます……」

くちゅ、くちゅっと泡のこすれる音は、
まるで膣内に入っているような感覚を生み、
自然と俺の腰も浮き始める。

リアナ
「あ、んんっ……、王子様のペニスがビクビク、
してきてます……。我慢しなくて、いいん、ですよ?」

まるで絶頂を促すように彼女の体は上下にゆれ、
ペニスをしごく手が速さを増していく。

リアナ
「さぁ、王子様……っ、ん……、
全部、私に……」

その言葉に導かれるように、
彼女の指が亀頭をきゅっと刺激し
たまっていた欲望が解き放たれる。

あたりに精液特有の香りが漂い、
その中でリアナが嬉しそうに微笑んでいる。

リアナ
「んふふっ……。これで綺麗になりましたね、
王子様……」

ペロッと唇を舐めつつ、リアナは嬉しそうに
そう呟いた。