ラーティ寝室1 シーンテキスト

ラーティ
「あっ、王子、そこ……ダメ!」

ラーティのつくった、振動弾──。
それは標的の体内に入ると、激しく振動することで、
より威力を高めるものだという。

その試作品ができたと部屋に招かれたのだが、
そこは試作品である。やはり振動はまだまだ弱く、
実戦で使い物になる段階ではないらしい。

しかしラーティに魔力を注がれ、振動を始めた弾を手に取った俺は、
別の使い道をふと思いつく。
そこでさっそくラーティ本人に試してみたのだ。

ラーティ
「あっ、くっ……。なんでこんな、気持ちいい、の?」

──最初は首筋から攻めた俺だが、当然それだけで収まるはずもなく。
あっという間に上着をはだけさせ、今は執拗にラーティの胸を弄んでいた。

ラーティ
「はっ、ん……あふっ!」

甘い吐息がラーティから漏れ、白い肌が上気している。
誰かに直接肌を触られるのも初めてなのだろう。
とにかくラーティは最初、戸惑うばかりだったが。

ラーティ
「え。友達どうしの、スキンシップ? ……うん、なら、別に」

あっさりと了承すると、もう抵抗はしなかった。
そのままあっという間に、下まで脱がして、下着姿にさせてしまう。

ラーティ
「え、え、え? は、恥ずかしいぞ、王子……」

さすがに身をよじるラーティだったが、これも
「汗をびっしょり掻いて暑そうだから」
で誤魔化した。

ラーティ
「そっか。王子は、あたしのこと考えてくれてるんだな」

ラーティ
「それってやっぱり、と、友達だから……? あッ、あああ!」

まあそれはともかく、俺は振動する弾で愛撫を続けた。
もう薄布一枚で隠された、ラーティの大事なところはびしょ濡れだ。

ラーティ
「こんな、こんな……なんで? あたし、どうかしちゃったのか?」

ラーティ
「王子の前で、こんなに漏らすなんて、恥ずかしい……」

ラーティ
「え、違うのか? これ、普通? ……そっか、よかった」

ラーティ
「王子ってなんでも知ってるな。
そういうの、友達が多いから……? あっ」

ラーティ
「え? 全部、脱いじゃうのか? でも……そんなこと」

ラーティ
「うん、汚れたら、着替えなきゃな。
と、友達ってそんなことまで手伝ってくれるものなのか?」

とりあえずラーティをソファに座らせると、俺は下着を脱がしてやった。

ラーティ
「あああああ……全部、見られてる。王子に、友達にっ、はあああん!」

剥き出しのピンクのふくらみに振動弾をあてがうと、
ラーティはソファの上でのけぞった。
なにもかも初めての体験なのだろうが、面白いくらい敏感だ。

ラーティ
「あっああ、あああ! こんなの、こんなの知らないいい!」

ラーティ
「体が、変だぞ、王子い! なんか、切ないの……苦しいのお!」

いつしかラーティは汗まみれになっている。初めての快楽に戸惑い、
腰をがくがく揺らしながらこちらに向かって手を伸ばしてきた。
だから、大丈夫と軽く抱きしめ、ぽんぽんと頭を撫でてやる。

それはラーティにとって、
振動弾による愛撫よりよほど刺激的だったのだろう。

ラーティ
「あうっ! 王子、王子いいーーーー!」

ぎゅっとこちらを抱きしめてきて、いっそう体を震わせた。
軽く果ててしまったのだろう。あてがっていた俺の手に、秘所から漏れた
愛液がどろりと垂れる。それはすっかり白濁し、本気汁に変わっていた。

だから俺はゆっくりと、さらに愛撫を続けてやる。

ラーティ
「あ、あああ……気持ちいい、気持ちいいぞ、王子……」

ラーティ
「ずっと、して? もっとして……いいさ。友達だから」

ラーティ
「王子の、したいように、して」

さすがは鍛え抜かれた銃使い、というところか。一度果てただけでは、
まだまだ体力が余っているらしい。こちらも望むところだ。
さらに振動弾を、ようやく口を開け始めた割れ目の中へと滑り込ませた。

ラーティ
「あっ、痛ッ! ……べ、別に。大丈夫だ」

処女膜に触れたせいか、わずかにラーティが表情を歪ませた。
しかし快楽が勝るのだろう。
すぐに自ら腰をくねらせ、振動弾と俺の指の感触を楽しみ始める。

ラーティ
「もっと、こう? こうすればいいのか? あ、ああん!」

ラーティ
「ふああああ……ふわふわする、ふわふわするの。王子、王子っ」

ラーティ
「今度は、なんかさっきと違う。安心するんだ、王子……」

ラーティ
「王子、見てて! あたし、またどうかしちゃうから!
ちゃんと見てて!」

ラーティ
「あ、ああああああああああああああああああああああ!!」

きゅっと膣内を締め付けて、ラーティは派手に潮を噴いた。

ラーティ
「あ……ご、ごめん。王子のこと、汚しちゃったか……」

絶頂にくたりとなりながら、
ラーティは潮を噴いた自分に戸惑い、涙目になる。
それが可愛くて、つい俺はラーティのおでこにキスをした。

ラーティ
「王、子? ……ち、近いぞ」

とろんとした目でラーティは、もじもじする。
だがすぐにまた、びくんと体を震わせた。

振動弾はまだラーティの体内で、元気に震え続けているのだ。

ラーティ
「あっ、あ、気持ちいい……気持ちいいぞ、王子!」

もっと、とラーティがまた腰を動かし、おねだりをする。
仕方ない──俺は徹底的に付き合ってやることにした。

だけどいつまでも同じ場所を攻めていてもつまらない。

ラーティ
「はひゃ!? 王子、そ、そこは……!」

ちゅぽん、と一度振動弾を引き抜くと、
次に先端をあてがったのはその下の蕾だった。
そこは上からの愛液のおかげで、十分に濡れそぼっている。

ラーティ
「だ、ダメえ! そんなとこ、汚いし……あああああああン!」

わずかに抵抗を見せたラーティだが、
蕾はすぐに弾の先端を受け入れ、ほぐれた。

ラーティ
「え、あっ、嘘!? お尻、お尻がああっ、王子い!?」

ラーティ
「熱い、熱いぞ! あああ、しびれるッ……!」

今までとは種類の違う感覚に混乱しつつも、
すぐにラーティは快楽の虜になる。
まったく、調教のしがいがある娘だった。

しかし唐突に振動弾の震えが止まる。どうやら持続時間が切れたらしい。

ラーティ
「あ……止ま、っちゃ、った?」

ラーティ
「……うん。もっともつようにするぞ、王子」

ラーティ
「そしたらまた、遊んで……ひんっ!」

別に振動弾がなくても、楽しませてもらうさ──。
俺は指でラーティの割れ目を掻き回しながら、自分のズボンを片手で
下ろした。初めて見せるそそり立ったモノを前に、ラーティが息を呑む。

ラーティ
「え、え? なに、それ、王子? ……あああああ!」

そのまま戸惑う彼女の処女を奪い去った。
もう痛くはないらしい。繋がった瞬間、
いっそう甘い息を漏らして、ラーティが抱きついてきた。

ラーティ
「王子、王子、王子いーーー! はあん、あん、ああああん!!」

俺たちはこの日遅くまで、特別な友情を確かめ合うのだった。