ランファ寝室1 シーンテキスト
ランファ
「お、王子様、なにをして――きゃっ!?」
薄闇に包まれた執務室に、乙女の短い悲鳴が響く。
背後からふいに抱きしめられたランファは、
振り向いた顔に困惑の表情を浮かべていた。
ランファ
「い、いけません、王子様……ん、んんっ……。
そんな……ぁっ、む、胸を、揉んでは――ひッ!?」
服の胸元を掴み、ぐっと力を入れて引き下げると、
たわわに実った二つの果実がぷるんと跳ねて躍り出る。
手に余るそれを掴み、やわやわと揉みしだくと、
冷えた柔肌の感触が心地よく手に馴染んだ。
ランファ
「お、お戯れを……ふぁ、あぅぅっ……。
私は……んんっ……きょ、キョンシーなのですよ?」
それがどうした、と返しながら、
上体を前屈させて肉付きのいい尻を突き出させる。
そのまま邪魔な服を脇へずらして恥部を露出させ、
ズボンから取り出した勃起をそこにあてがった。
ランファ
「ひゃんッ……!?
こ、これって、その……王子様の……」
股間に押し付けられたモノの正体を悟ったのか、
こちらを見上げるランファの瞳に焦りの色が浮かぶ。
そのまま割れ目に沿って
剛直の表面で柔らかな秘丘を前後に擦り上げてやる。
ランファ
「あぁぁ……い、いけません……ん、んん……っ。
そんな……ふぁ、ぁっ……き、キョンシーの……、
私なんかに……欲情、なさっては……ぁぁっ」
無理を言うな、と返しながら、
湿り始めた女の入り口に亀頭の先を突きつける。
たとえキョンシーだろうが、
ランファが魅力的な女性だという事実は否定できない。
そんな彼女が、恩返しだ等と言って俺の許を訪ねては
健気に世話を焼いてくれるようになったのだから、
情を移すなと言う方が無理な話だ。
ランファ
「あぅぅ……だ、ダメぇ……んんっ……。
このままでは……んっ……ほ、本当に……
入って、しまいま……ぁっ……んんんッ!」
ずぷ、と先端を浅く膣口に埋め込みながら、
嫌ならそうはっきりと言ってくれ、と囁く。
ランファ
「ひッ!? か、硬いのが、入って……くぅぅん……っ!」
ランファ
「い、いけません……っ。
これ以上、入ってきては……あ、あぁぁ……ッ」
少しずつ膣内に挿入されていく肉塊の異物感に、
ランファの青白く肉感的な尻がぶるぶると震える。
熟した果実に挿入しているかのような、
ひんやりとした抵抗感が火照った肉棒にまとわりついた。
ランファ
「く、うっ……あ、つい……っあぁッ!
お願い、します……んんっ……どうか、お、御慈悲を……」
嫌ならもっと本気で拒んだらどうだ――。
そう囁きながら、腰に力を入れて
亀頭の先に触れた薄膜にじわじわと圧力をかけていく。
ランファ
「ぁっ……い、嫌というわけでは……ぁんっ……」
ランファ
「で、ですが私は……キョンシーなのですよ?
んっ……お、王子様のような御方なら……っ、
もっと……ぁあっ……ふさわしい女性が……」
いい加減にしろ、と俺は
苛立ち混じりに腰を大きく突き出した。
ランファ
「ひぅッ!? あ……あぁぁああぁあッ!!」
高らかな悲鳴が夜気をつんざいたのと同時に、
抵抗を突き破った亀頭が乙女の最深部に激突する。
ランファ
「く、ぅぅッ……嘘、でしょう……?
や、ぁぁっ……王子様の、熱いのが……、
一番奥に、届いて……んぁ、あぁぁっ!」
ランファ
「やッ! だ、ダメです……んんんッ!
そんな……アッ、や、あぁあんッ!
いきなり……激しく、動いては……ヤぁあンッ!」
おもむろに腰を律動させて抽挿を開始すると、
眼前の乙女はイヤイヤと頭を振って身悶える。
ずちゅっ、ぐちゅっ、と淫らな水音が響くたびに、
冷えた媚肉に男根の熱が擦り込まれていった。
ランファ
「んぁあッ、アッ、あンっ、あぁぁあンッ!
や、やめッ……んんッ! やめ、てぇぇ……ッ!」
ランファ
「あぁぁっ……おなか、熱ッ……熱いんですぅ……ッ!
あっ、あぁっ……ダメ、膣中ッ、火傷しちゃぅぅッ!!」
一突きする毎に熱と淫らな湿り気を増していく、
膣内の具合の変化がたまらない。
パンパンと音を立てて腰を打ち据えるたびに、
結合部から飛び散った飛沫が点々と床を濡らしていった。
ランファ
「あっ、い、イヤぁ……こんな……んんンっ!
私……ふぁあ……こんな、恥ずかしいお汁、漏らして……っ」
ランファ
「ど……どうして?
私……ひっ、んンっ……キョンシーなのに……。
なんで……ふぁぁっ……こんな、身体、熱く……ッ」
やるせない表情で俺を見上げるランファに、
感じているからだろう、と囁きを返す。
ランファ
「ひぁあッ……ち、ちがっ……んんんんンッ!
違い、ますぅ……んぁっ、あっ、あぁあぁンッ!」
ランファ
「だ、だって……あぅぅっ……私、初めて、なのに……っ、
んんンッ……それに、キョンシー、なのにぃぃ……っ!」
関係ないと言っているだろう、と囁きながら、
濃い蜜が混じり始めた肉壷をペニスでかき混ぜ続ける。
冷えた媚肉が徐々に熱を帯びていくにつれ、
他ならぬランファを我がものにしているのだという
得も言われぬ感慨が胸を満たしていく。
ランファ
「ひぁあっ、あっ、あっ、ぁ……あぁあアンッ!
やっ……ナカで、王子様のが、大きくなって……ッ」
膨れ上がった射精衝動が愚息を脈動させると、
ランファは敏感な膣粘膜でその意味を察知したようだ。
その反応を契機に、
俺はぐっと腰を入れて彼女の最奥に亀頭を押し付け、
そのまま小刻みに腰を揺すり始める。
ランファ
「ひうッ!? や……い、いけません……っ。
そんな……あぁぁっ! ご、後生です……っ、
奥は……あっ、あぁン……奥に射精しては……ダメぇ……ッ!」
爆発寸前のペニスで子宮口を執拗に小突きながら、
なぜダメなんだ、と震える声で訊ねる。
ランファ
「な、なぜって……んぁあッ、アッ、あぁあ……っ、
そ、そんなの……あぁんっ……ダメに決まって……ひゃンッ!?」
ランファ
「や、ダメっ、そこは……あっ、や……ぁはぁああッ!
そこっ……い、いま、イジられたら……ん、んんんン~~ッ!」
無意識に伸びた手が蜜濡れた陰核を撫でた途端、
ランファの膣中がキュっと狭まった。
圧し潰された愚息が悲鳴を上げ、
駄々っ子のように暴れまわる。
奥底で弾けた閃光が意識を白く染め上げる寸前に、
嫌なら嫌と言ってくれ、と最後の問いを投げかけた。
ランファ
「わ、私は…………っ」
ランファは背後の俺に
迷うような視線を向けたかと思うと、
ランファ
「…………ンッ」
なにかを決意したように目をつむり、
無言で尻をこちらに突き出してきた。
その仕草を合意の合図と受け取った俺は、
我慢していたものをランファの中心部へ解き放った。
ランファ
「んんんんんンン~~~~~~ッッ!!
ひぁあッ……ぁっ……熱ッ……んぅんんン……っ!」
愚息が大きく脈動して濁精を流し込むたびに、
むき出しになった乙女の肩が小さく跳ねる。
ランファ
「はぁぁ……来てる……熱いの、ドクドクって……っ。
だ、ダメぇ……おなか、火傷してしまいますぅ……っ」
内部が己の熱で満たされたことに満足すると、
俺は物欲しげに収縮する膣内からペニスを抜き取った。
直後、ぐらりと前傾して倒れそうになった
ランファの身体を寸前で抱き支え、
そのまま硬く抱きしめる。
ランファ
「ぐすん……膣中は駄目だと申し上げましたのに……」
目許の涙を袖で拭いながら、
抗議するように俺を見上げるランファ。
悪かったよ、と謝った後に、
だがお前は最後まで俺を受け容れてくれたじゃないか、と言うと、
ランファ
「だって……嫌ではありませんでしたから」
ランファは恥ずかしそうに目を伏せながらそう呟いた。
ランファ
「ですが、今度からこういうことをする時は
事前にちゃんと仰ってくださいますか?」
ランファ
「いくら御恩があると言っても、
いつでも抱ける便利な女だと思われるのは嫌ですから……」
わかっているさ、と囁いて、その白い肌にキスを落とす。
そして、ランファがキョンシーだろうがなんだろうが、
一人の女として情愛を注ぐことをはっきりと伝えた。
ランファ
「……ふふっ、変な御方ですね。
こんな身体になってしまった私をお気に召されるなんて」
そう言ったランファの唇が
ようやく笑みの形になったのを見届けると、
俺は満を持してその唇を奪ったのだった。