ラクシャーサ寝室2 シーンテキスト
うとうとと目を閉じたままベッドで横になっていると、
ふと部屋に人の気配を感じた。
ラクシャーサ
「もう寝てしまうのか?」
そう言われ、目を開けるとラクシャーサがベッドの
ふちに座ってこちらを見ていた。
突然だな。と返すと、くせなんだよ。と
彼女は笑みを浮かべる。
ラクシャーサ
「お前の戦場での勇ましい姿……。
魔神である私にすらも臆することなく、他の者と
変わらず気さくに接する態度……」
ラクシャーサ
「どれが決め手なのかは私にもわからないが、
そうしているうちに、どうやら私は自分でも
抑えきれないほど、お前を愛してしまったようだ」
彼女からのその突然の告白に、
俺は驚いて体を起こした。
ラクシャーサ
「私とお前では生きている時間が違う。
だが、この気持ち……。
お前のすべてを、愛している」
初めて見るその彼女の切ない表情に、
俺はその体を優しく抱きしめた。
嬉しい気持ちを伝えると、
彼女は少し驚いたのち、嬉しそうに笑みを浮かべる。
ラクシャーサ
「あぁ……。こんなにも嬉しいと思うとはな。
この私をここまで本気にさせたのだ。
逃げようとしても逃がさんぞ?」
望むところだ。と返事をした俺に、
彼女はその形の整った唇を俺に押し付けた。
ラクシャーサ
「その言葉、忘れないからな」
そのまま彼女を押し倒し、目があうと
どうしようもない愛おしさがこみ上げてくる。
ゆっくりとした手つきで服を脱がしていくと、
徐々に見える素肌に息をのんだ。
ラクシャーサ
「もっと触ってもかまわないぞ」
にこっと笑う彼女の言葉に促されるように、
俺はピンク色の胸の突起に吸い付いた。
ラクシャーサ
「あんっ……」
感度がいいのか、すぐに突起は硬くなり
彼女が甘い声を上げた。
ラクシャーサ
「んふふ……、好いている者に触れられるだけで
こうも違うとは……」
そのままゆっくりと秘部に触れようとしたとき、
彼女の手が上から重なる。
ラクシャーサ
「ここの奥がうずいて仕方ないんだ。
私としてはこうなることをずっと待っていたからな」
ラクシャーサ
「はやく……中に……」
ラクシャーサ
「ひぁああっ!!」
中の溶けるような熱に思わず
息がもれる。
ラクシャーサ
「あんっ、アッ、はぁ、んッ……!
ぁああんっ!!」
卑猥な音があたりにこだまし
甘い香りが空間に漂い始める。
ラクシャーサ
「もっとっ……、ふか……くッ……、
あッ、んぁあっ……!!」
俺はその言葉に沿うように彼女の体を
後ろ向きにさせ、さらに深く届くように
突き上げた。
ラクシャーサ
「あぁああっ!! 気持ち、イイ……っ!
それ……ッ、ぁあっ、すご、い……ッ!!」
ぐぐっと奥に届くそれは、
次第に絶頂に向かって腰の動きを早めていく。
その瞬間ふとした強い締め付けが
襲い、俺はこらえきれずに達してしまった。
ラクシャーサ
「あっ、ふぁ……っ、なんだ、先に、
イってしまったのか……?」
こちらを向いてにやっと笑った彼女は、
俺の胸を指でなぞりながらきゅっとソレ
を締め付けた。
その強弱にすぐにまた元気になった
下半身に、彼女が満足げに口を開く。
ラクシャーサ
「まだ朝まで時間はあるんだ……。
もっと愛を確かめあおうじゃないか」
そしてそのまま夜が明けるまで、
俺たちは愛を深めていった――。