モーレット寝室2 シーンテキスト

静まり返った中、寝室では目の前で
モーレットが決意したかのように
意気込んでいた。

モーレット
「大丈夫……。私、おにいちゃんに抱かれる決意が、
できたから……」

とは言うもののまだ肩に力が入っている
モーレットの体を優しく抱き、
そのままベッドに促していく。

服を脱がし、首筋からお腹にかけて
いくつもキスを落としていく。

モーレット
「んっ……」

高まる体温を肌で感じながら、
優しく愛撫していく。

モーレット
「おにいちゃんの指……大きくて、優しい……。
もっと、触ってほしい、な……」

恥ずかしそうにおねだりをする彼女が愛らしく、
時間をかけて体に触れていく。

胸に触れた時、前回感じたことを思い出したのか、
彼女が甘い声をもらす。

モーレット
「あンッ……、あっ……そこ、は……ッ」

すでに硬くなっている突起にしゃぶりつきながら、
片手は足の間へと滑り込ませる。

ぬるりとした感触が指に伝わり、
彼女が感じていることに思わず
笑みがこぼれる。

モーレット
「んぅ……」

すでにいきり立つペニスをあてがうと、
とたんに彼女の体がこわばった。

大丈夫か? と声をかけると、
不安そうながらも小さく頷いた。

ゆっくりと挿入すると、
モーレットが苦痛に顔をゆがめる。

モーレット
「い……たい、よ……、おにい、ちゃん……っ」

涙を浮かべるモーレットに、
俺がペニスを引き抜こうとしたとき、
ふと彼女が手を伸ばす。

モーレット
「やっと……、おにいちゃんと一つに、
なれるん、だよね……?」

モーレット
「おにいちゃん……、手、握ってても、
いい……?」

一生懸命我慢しようとする彼女に愛おしさが
こみ上げ、伸ばした手を優しく握り返すと、
モーレットが嬉しそうに笑った。

モーレット
「だい、じょうぶ……だよ……」

無理をしていると分かっても、
早めにこの痛みを終わらせてあげたい気持ちもあり
俺はゆっくりと腰を動かしはじめる。

モーレット
「う……く、んぁっ……、
おにい、ちゃんっ……」

挿入する前と比べると、どこか安堵した表情を
浮かべながら、ペニスの律動を受け入れていく。

モーレット
「あっ、はぁ、んッ……、うぁ……、
ふぁ……ッ」

そのまましばらくすると、膣内が先ほどとは
違う締め付けを示しはじめた。

ためしに少しばかり腰のスピードを上げてみると、
肉壁がペニスをきゅうっと締め付ける。

モーレット
「あっ……、なん、だか……、変な……」

モーレット
「おに、いちゃん……、んぁっ……、
この感じ……な、にぃ?」

モーレットの顔も苦痛から悦の表情に
変わり始め、繋いでいる手に力がこもる。

モーレット
「おにいちゃんが、奥まで……、きてるよぉ……、
んッ、あんっ……、あっ、アッ……」

膣内から愛液もあふれ始め、
ぐちゅぐちゅと音をたて、辺りに甘い臭いが
たちこめた。

モーレット
「おにいちゃん、のが……、出たり、入ったり……、
あんっ、する度、に……ゾクゾク……してくる
よぉ……っ」

ペニスで肉壁をこすりあげると、
モーレットが快感に打ち震え、
俺自身、先端に欲望が集まりだす。

モーレット
「おにいちゃんっ、なにか、変にっ、
なっちゃうよぉッ……!
あっ、あんッ、んぁあッ……!」

互いの限界が近づき、激しく腰を打ち付けていく。

モーレット
「ひゃあんッ……! おにいちゃん、
おにいちゃん……ッ!」

自分を呼びながら、手に力がこもっていく。

モーレット
「好き、だよっ……、おにいちゃんっ、
ぁあああんッ……!!!」

ぎゅうっと中が強くしまり、
小さなうめきと共に最奥へと精液を吐き出す。

モーレット
「はぁ……はぁ……。
おにいちゃんと、一つに、なれたんだね……」

モーレットはそう言って、力なく笑う。
初めての行為に疲労が襲ってきたのか、
トロンとした瞳をみせていた。

モーレット
「おにいちゃん……大好き」

そのまま彼女は目を閉じ、
寝息を立て始めた。