モーレット寝室1 シーンテキスト

モーレット
「お、おにいちゃん……?」

不安気で、今にも泣きそうな声がドアの外から
聞こえ、返事を返す。

するとゆっくりと寝室のドアが開かれ、
入ってきたのは目に涙を浮かべたモーレットだった。

モーレット
「ふえぇ……。ここまでくるのに、暗いから
怖かったよぉ……」

夜の海も航海する海賊とは思えない弱気な発言に、
俺が苦笑をもらす。

モーレット
「なんで呼ばれたのかは、その、聞いたけど……。
だけどその私、怖くて……」

初めてで恐怖心が拭えないのか怯えるモーレットに、
俺はひとまず触れることに慣れてもらおうと提案する。

モーレット
「慣れる……?」

不安そうな顔を見せる彼女をなだめ、
優しくベッドに促す。

痛いことなど何もないことを告げ、
ぷっくりとしたその唇に吸い付くように
キスをした。

モーレット
「んぅ……」

小さな舌を絡め取りながら、
口内を犯していく。

モーレット
「くちゅ……、ンンッ、ふ、ぅ……、
ふぁ、んふぅ……ッ」

生温かいその舌に酔いしれながら
彼女の服を乱すと、小さな胸が現れた。

彼女の口から離れると、透明な糸が引かれ
ぷつんと途切れる。

モーレット
「ふぁ……、おにい、ちゃん……」

ふにゃ、と力が抜けたような彼女の様子に、
俺は胸元に手を這わせていきつつモーレットを支える。

そのまま舌を突き出し、
ゆっくりと乳輪の外側からなぞっていく。

モーレット
「おにい……ちゃ……、ふにゃ……っ」

また頂にはいかず、焦らすように弱い刺激から
与えていく。

もう片方は手でなぞるだけで、それだけでも
彼女の体温が上がってきているのがわかる。

モーレット
「この感じ……、なにぃ……っ、
んぁッ、ぁあ、んっ……」

まだ触れていないのに、
すでにその頂はぷっくりと浮かび上がり、
今か今かと舐められるのを待っているようだ。

モーレット
「おにいちゃん……この感覚って
なんなの、かなぁ……?」

モーレット
「ぞくぞく、して……、
んぁっ……、なんていうのか……」

じれったいと言いたいのだろうか、
彼女のなかで何かが育ちはじめたらしい。

そろそろ頃合いかと、焦らしていた
彼女の突起に吸い付くと、待っていたとばかりに
モーレットの口から甘い声がこぼれだした。

モーレット
「ぁあん……ッ、そんな……ひゃあんッ……!!」

彼女のその反応に、こりっと甘噛みしつつ
モーレットの反応を楽しんでいく。

モーレット
「あんっ……、ん、ふぁっ……」

最初は驚きの声かと思ったその言葉は次第に
甘くなっていった。

胸の蕾は、舌で転がすほど硬くなり、
ぴんと張っている。

モーレット
「んうぅっ……、ンぁ……、
おに、ちゃ……」

名前を呼ばれ、気持ちいいか? と尋ねると、
彼女が潤んだ瞳で小さく頷く。

その返事を聞き、俺は先ほどよりも
強く吸い上げる。

モーレット
「はぁああんッ……! 急に強く……っ」

ぴくんと体を震わせ、俺の服を
掴む手に力がこもっていく。

イキそうになっているのか、
小刻みに痙攣している。

モーレット
「あっ、いや……っ、変にッ、おにいちゃっ……、
私……っ、ぁああんッ!!」

びくびくっと体が震え、やがてぺたんと
もたれかかってきた。

モーレット
「んっ……おにいちゃん……。
もう少しこのままで……、いてもいい……?」

見上げる彼女の髪を優しく撫でながら、
俺はゆっくりと頷いた。