モルディベート寝室2 シーンテキスト
灰色の空から降り注ぐ雨粒はしとしとと
辺りの地面を湿らせていく。
雨を避けて入った軒下。
そう、目的は雨宿りだった……筈。
モルディベート
あっ、は……んぅ……んっ……
響く水音は雨の音ではない。
粘り気のある卑猥な音は俺とモルディベートが
繋がった場所から聞こえる。
俺は強過ぎる快楽に半分腰砕け状態で
壁にもたれ掛かっていた。
モルディベートは俺に背を向け、腰を突き出している。
既にしとどに濡れた恥部は俺の雄をいとも簡単に
飲み込み、根元まで包み込む。
モルディベート
あん、硬い……ぃ、……ふぅっ……ん
不意に振り向いたモルディベートが俺を煽るように
妖しく笑む。
彼女の目論見通り、きつ立が膣内でびくびくと震え
体積を増した。
モルディベート
……まだイカないでね……っ、
んぅ、もっとあなたを味わいたいの……ぅんっ……
モルディベートはそう言うと再び正面を向いた。
それはお願いではなく命令に等しい。
俺は歯を食い縛り、
すぐにでも達してしまいそうな感覚を
どうにかやり過ごそうとした。
彼女が腰を揺らめかせる度に、
ヌポヌポと怒張が出入りする。
卑猥過ぎるダンスに立ちくらみがしそうだった。
ちゅう挿を繰り返す度に愛液が溢れ、
響く音はより淫びさを増した。
モルディベート
はぁっ……んっ、んっ……
モルディベートは繋がりを解かないままで
衣服を脱ぎ始めた。
剣や防具は既に取り払っている為、
いくらも掛からないうちにきめ細かな肌が露わになる。
湿気がある所為か、彼女の肌はいつもより
潤んでいるような気がした。
下着を外すと、解放を待ちわびていたように
豊満な乳房が大きく揺れた。
モルディベート
ぅっ、はぁ……あっ、あ、ぁ……
モルディベートは吐息を漏らしながら
自らの乳房を揉みしだく。
すると膣内がきゅうっと締まった。
絡みつく肉壁の感触が堪らない。淫奔な体に溺れそうだ。
もう我慢ができなかった。
今すぐに欲望のままこの熱を解放してしまいたい。
まだイクなと言われたが、先にモルディベートを
イカせれば、俺が達しても問題ない筈だ。
モルディベート
ひぃぃっ! はあっんっ……ぅ、あっ、あぁ……
俺はモルディベートの腰を掴むと、
思い切り楔を突き入れた。
腰を回して内部を掻き混ぜ、
どうにか彼女を快楽の最果てへと押しやろうとする。
モルディベート
ぅんっ、ぁあっ! ……ぃい、いい……っ!
パチュン、バチュン!
と激しく肉のぶつかる音をさせながら、
俺は何度も腰を打ちつける。
モルディベート
あっ、もうっ!……はぁぁぁんっ!!!
絶頂を迎えたモルディベートの膣内は痙攣を繰り返した。
とろけたような肉の感触がもたらす快楽に、
俺はモルディベートの一番奥深くで射精した。
モルディベート
あぁぁっ、ふぁ……ん、んぅっ……
ビュクビュクと精を放つと、それをすするように
モルディベートの内部が淫びにうごめく。
その強烈な感覚に俺はうめき身震いした。
すべてを搾り取られたような気分で硬度を失った分身を
引き抜くと、白い液体が溢れ出る。
俺は壁にもたれ、
そのままずるずると地面に腰を下ろした。
モルディベートが俺を振り向く。
秘部からは未だに粘液がたらたらと漏れ出ていた。
俺はただ呆然と刺激的過ぎる光景を見つめていた。
モルディベート
……いい顔ね……
満足気な笑みを湛えたモルディベートは、
するりと俺の頬を撫でる。
モルディベート
あなたは私の想像以上だわ。
……これから先が楽しみよ……
こ惑的な声が囁く。
この先もモルディベートは懇願するように俺に命じ、
褒め称えるように煽って、
俺を意のままに動かすのだろうか。
それでも構わないと思ってしまう俺は、
もうどっぷりと彼女に溺れているのかもしれない。