モルテナ寝室3 シーンテキスト
モルテナ
「ふぁっ、ん……だ、め……王子……、
これじゃ、集中……できな、い……あっ、ぁン……」
調理場にモルテナの艶やかな声が静かに響いている。
料理の練習に付き合ってというから、
こんな深夜に調理場に来たというのに。
あまり集中出来ていないようだな、と
背後から抱き締めた状態で彼女の耳もとで囁きかける。
モルテナ
「だ、だって……ンっ、ぁ……」
モルテナが泣きそうな表情でこちらを向く。
モルテナ
「貴方が、いやらしい手付きで、触る……
からぁ、あっ……ぁっ、やぁン……」
裸体にエプロンだけという格好で調理場に立っておいて、
俺だけが悪いみたいな物言いはどうかと思うぞ、と
言葉を重ねながら、彼女の豊満な胸に指先を滑らせる。
モルテナ
「んっ、ぁあ……でも、こういう格好が、
男の人は好きだって……本に……
書いてあったから……ふぁっ、ぁ……」
魔物使いとして戦場で凶暴なケルベロスたちを
従える彼女だが、その実、人との関わりに臆病で、
独りで読書をすることが日課となっているモルテナのことだ。
大方、また何か妙な本で新たな性知識を蓄えたのだろうが、
それが俺との関係をより深いものにしようという意図に
起因していると思うと、何だか微笑ましかった。
モルテナ
「あっ、ぁ、ん……ねぇ、何だかいつも以上に……、
手付きが、いやらし……くふぁっ、ああん……ッ」
エプロンから零れた双乳を優しく揉みながら、
既に興奮に尖り始めていた先端を摘まみ上げると、
ぴくん、と愛らしくモルテナが身を震わせる。
モルテナ
「――ふぅぁンッ……!
ね、ねぇ……これじゃ……せっかく、溶かしたチョコが、
固まっちゃう……よぉ……んっ、ぁあっ……ンッ……」
だったら、固まる前にちゃんとかき混ぜないとな、と
俺は既にパンパンに勃起した愚息をズボンから取り出して、
露わになっている膣口に先端を咥えさせた。
モルテナ
「ひにゃぁっ――んっ、ふぁあっ……あっ、ぁ……っ、
王子の……いつもより、おっき……やぁ、はあぁんッ!」
彼女もこうなることを期待していたのだろうか、
既に膣中は愛液で満ちており、すんなりと俺を受け入れた。
モルテナ
「んっ……くふぅっ、あっ、ぁあんっ……、
だ、めぇ……これじゃ、お料理……できないよぉっ……」
彼女の左手が俺の腕に触れ、
打ち込まれる快楽に耐えようと
健気にもぎゅっと握ってくる。
そんなモルテナが可愛くて、
わざとらしく、ゆっくりと腰を動かしては、
味わうように男根を出し入れする。
モルテナ
「んふぁあっ、あっ、やぁあっ、ンッ……、
ずるい、よぉ……そこ、私が弱いって知ってるくせにぃ……ッ、
あっ、ぁあっ……ふぁあっ、だめぇ、そこ、感じすぎちゃうぅっ」
甘く蕩けるような感触に酔いしれながら、
俺はモルテナの狭苦しい膣中を堪能していく。
淫らな出し入れに応じて膣ヒダが甘く絡みつき、
歪に膨らみ過ぎた男根を心地よく引っ掻くと、
ビリビリとした強めの快感が背中を駆け上った。
モルテナ
「やぁっ、ふぁあんっ! そんなに、かき混ぜちゃっ、
あっ、ぁあっ、ああんっ……すぐ、イッっちゃうよぉ……っ!」
こちらを振り返りながら
切なく潤んだ瞳を向けるモルテナ。
魔物を使役する彼女だが、
夜になればこうして俺に調教される側に回るのだから、
余計に加虐の念に焚き付けられ、欲望が燃え上がる。
モルテナ
「――えっ!? だ、め……そんなとこ、さわっちゃ……、
ふぁあっ、ぁああんっ……!!」
ぷるんと瑞々しい尻の谷間にある、
鮮やかに色づいた器官を指で弄ると、
彼女は羞恥と未知の刺激に一際大きな反応を見せた。
モルテナ
「ひゃぅっ、んっ、ぁあっ……そ、そこはダメだってっ、
んぅっ、やぁあっ、ああっ、そんな……お尻、さわったら、
……あっ、だめ……なのにぃ……んっ、ふぁああんっ!!」
俺の指先が恥じらいの器官に忍び込むと、
モルテナは当惑と羞恥で更に瞳を潤ませ始める。
だが、そんな彼女の感情とは裏腹に、
生じてしまった羞恥すらも快楽に転じてしまったのか、
モルテナの身体は俺の指先を嬉しそうに締め付けてくる。
モルテナ
「やぁぁあっ、あっ、らめぇっ……おかしく、なるぅっ……、
あっ、ぁあっ……おう、じ……こんなの、だめ、だよぉ……っ!!」
モルテナ
「あぁぁあっ、そんな……わたし、もうイッちゃ……、
イッちゃうよぉ……んっ、ふぁあっ……、
王子……私、んっ、ぁあっっ、やぁあんっ……」
独りではイヤだ、というように小さく首を振りながら、
モルテナが快楽に蕩けるその顔で俺を見つめる。
周囲には高慢として映る態度を取る彼女だが、
その実、とても寂しがり屋であることを知っているからこそ、
共に絶頂を迎えてやりたいという想いが募る。
気づけば、俺は彼女に覆い被さるように抱きついて、
まるで獣のように息を荒げながら、
腰を大きく振り乱していた。
モルテナ
「ふぁあっ、あっ、ぁあっ、やぁあ、あぁああんっ!
いい、よ……いっぱい、射精して……んっ、ぁあっ……!」
モルテナ
「だから一緒にぃっ、あっ、はぁんっ、んっ、ぁあっ……!
いっしょに、イッって……あっ、ぁあっ……王子……ッ、
おうじぃ……んっ、ぁあっ、イクぅ、イッっちゃうぅぅ!!」
モルテナが艶声と共に美しいその身体をしなやかに反らすと、
膣肉が急撃に狭まり、付随して生じた強烈な快感に
身を委ねるようにして白精が解き放たれた。
モルテナ
「――ふにゃぁあぁぁあっ、あッ、ふぁあぁあンッ……!
あ、熱いのが、いっぱい……んっ、ぁあっ……もっと……、
もっとちょうだい、王子ぃ……ぁあっ……やぁあンッ!」
求めるように媚肉がぎゅっぎゅと何度も締め付け、
その度に白精が彼女の中を淫らに満たしていく。
そうして、全てが放たれ尽くすと、
俺たちは興奮の名残が消え去るのを待つように、
互いに抱き締めあって、その場にへたり込んだ。
モルテナ
「はぁ……は、ぁ……もう、王子の……ばか……」
モルテナ
「せっかく……んっ、ふぁぁ……、
あ、貴方のために……はぁ、はぁ……、
お料理……作ろうと、思ってたのにぃ……」
拗ねたような口調で言う彼女に、
すまなかったと謝りながら、その頬に唇を寄せる。
モルテナ
「誤魔化そうとしたって……だめ、なんだから……」
言いながらも、
彼女は優しげな笑みを浮かべて、
同じように頬へキスをしてくれる。
その仕草が甘える子猫のように可愛らしく、
途方もない愛しさが胸を満たした。
モルテナ
「いい……?
お料理してる時は、危ないから……こういうことは、
もう、しちゃダメ……なんだからね?」
気をつけるよ、と言いながらも、
こうしてまた裸にエプロンで調理場に立たれてしまっては、
約束を守れるかどうかの保証は出来そうになかった。
モルテナ
「……ばか」
モルテナ
「でも、王子がそうやって求めてくれるなら……、
こういうのも……悪くないのかも……なんて……」
言ってみて恥ずかしくなったのか、
モルテナは顔を真っ赤にして俯いてしまった。
その仕草が愛らしくて、
俺はモルテナのほっそりとした顎を
優しく持ち上げて唇にキスをする。
モルテナ
「んっ……ちゅ、ぅ……ちゅ……」
モルテナ
「ふ、ぁ…………おう、じ……」
眼前に映る彼女の美しい顔が、
穏やかな微笑によってより麗しいものになる。
モルテナ
「ずっと……一緒、だからね……?」
モルテナ
「貴方はもう……私のもの……なんだから……」
モルテナ
「誰にも、奪わせたりしない……」
モルテナ
「相手が、例え神であろうと……」
モルテナ
「……私が、貴方を死なせやしないんだから……」
その言葉を誓いへと変えるように、
モルテナは再び俺と唇を重ねる。
モルテナ
「王子…………愛してるわ」
モルテナ
「世界中の誰より……貴方のことを、愛してる……」