モトリー寝室2 シーンテキスト

モトリー
「オチ○チンをココに挿れさせてあげると、
男の人は喜ぶ。お友達が、そう言ってた」

その夜、突然ベッドに潜り込んできた理由を訊ねると、
白の帝国の宮廷道化師はこともなげにそう言った。

モトリー
「王子さまは、えっちなのがお好き」

モトリー
「だから裸で横に寝てれば、
自分からオチ○チンを挿れてくれる。
……そう言ってた」

そのお友達とやらはどこのどいつだと問い質したいが、
罪のないモトリーに詰問するわけにもいくまい。

モトリー
「わたしがなにもしなくても、王子さまが喜んでくれる。
ごはんだけじゃなくて、お金もくれるかも。
だとしたら、とってもラクちんなお仕事」

モトリー
「それに、えっちなことは、女の子も気持ちいい」

モトリー
「前に王子さまに、せいえきびゅーってかけられたとき、
けっこう気持ちよかった」

モトリー
「喜んでもらえて、ラクちんで、しかも気持ちいい。
本当なら最高のお仕事。そうなったら道化は廃業。
えっちなことをいっぱいして、いっぱいお金を稼ぐ」

脳天気に語るモトリーを見るうちに、
ふいに背筋に寒気が走った。

彼女は間違った知識と予想のもとに
自らの大切な身体を売ろうとしている。

誰かが、今すぐにでもその歪な幻想を壊し、
正しき道に戻さなくてはいけなかった。

そして考えた末に、
俺はモトリーに荒療治を施すことを決意する――――。

モトリー
「おー。王子さまのオチ○チン、やっぱり大きい……。
ん……わたし、オマ○コの穴……ちょっと小さい。
だから……んんっ……ちゃんと入るか、ちょっと心配」

脚を開かせ、腫れ上がった亀頭を秘所にあてがうと、
モトリーは少し緊張したように声を震わせた。

何も知らぬ少女の純潔を奪うのは気が引けたが、
彼女の未来を守るためだ。

俺は、心を鬼にして硬化した肉鉾を一気に突き入れた。

モトリー
「――ひぐッ!?」

モトリー
「い……痛い痛い、いたぁい……ッ!」

悲痛な声が寝室の壁に反響し、
無数の刃となって俺の心に突き刺さる。

モトリー
「や……血が……血が出て……んんぅぅっ……!
こ……こんなのウソ。聞いてたのと……ぜんぜん、ちが……うぅっ」

苦痛に悶えるモトリーに胸を痛めつつも、
心と引き離した愚息は尚も硬く歪に尖る。

そして俺は。彼女にひとつ嘘をつく。

モトリー
「す……好きじゃない人としても、
女の子は……痛いだけ? そ、それって……本当、なの……?」

現に、今モトリーは痛みを感じている。
それが何よりの証拠だった。

モトリー
「たしかに……んっ、ぁ……痛い、けど……」

俺の伝えたかったことは、もう十分に理解してくれたはずだ。
そう思い、膣中に半分まで入り込んでいた男根を引き抜こうとする。

モトリー
「――ま……待って!
まだ、抜かないで……っ!」

珍しく強い意志を示したモトリーに、
俺は驚き、同時に呆れる。

話を聞いていなかったのかと訊ねると、
モトリーはふるふると首を横に振った。

モトリー
「ううん……ちゃんと聞いてた……」

モトリー
「でも……もしかしたら……んんぅ……っ!
王子さまとなら……気持ちよく……なれるかも……」

俺は眉をひそめ、何故だ、と訊ねる。

モトリー
「わ……わたしは道化。笑われるのが……お仕事。
笑われ者は……愛されはしない。
だから……わたしも……愛しはしない……っ」

モトリー
「でも……ふあぁっ……、
お友達に……初めては、好きな人とするべきって、
……そう、言われたとき……」

モトリー
「王子さまのお顔が……最初に思い浮かんだ」

とくん、と心臓が脈打った。

モトリー
「だから……っぅぅ……まだ、よくわからないけど……っ、
わたし、王子さまのこと……好き……かもしれない」

恥ずかしげに視線をそらすモトリー。

幼さの残るその相貌から、
苦痛の色が薄れ始めたことに気づく。

押し返すような抵抗を示し続けていた膣も、
徐々にほぐれてきているように感じた。

モトリー
「だから……もう少しだけ、続けてほしい。
もし、王子さまのオチ○チンで気持ちよくなれたら……、
それはわたしが……人を好きになれた証……」

モトリー
「それは、とっても嬉しいこと……。
それは、とっても幸せなこと……」

モトリー
「……お願い、王子さま。
王子さまは、わたしを好きじゃなくてもいい。
気持ちよくなりたいだけでもいい……」

モトリー
「だから……お願い」

モトリー
「わたし……王子さまを好きになりたい。
そのためのチャンスを……わたしに……ください」

得体の知れない感情が堰を切ったように溢れ出し、
無防備な俺を押し流した。

その激情に促されるままに、
俺はモトリーの唇を奪う。

モトリー
「んむぅっ!? ん、んぅ、んっふ……っ」

モトリー
「ふぁ……ぁ、おうじ、さま……?」

モトリー
「ん、ふ、くふぅん……ちゅぴっ、ちゅる、ちゅっぷ……、
んんっ……える、れろ、れるぅ……」

モトリー
「……ぷは、はぁ、はぁ……これ……ちゅー、するの、
すごく、気持ちいい……すごく、幸せぇ……っ」

唾液が糸を引くほどに濃厚なキスを交わすと、
夕焼けのような色の瞳がうっとりと細められた。

モトリー
「ふにゃぁっ!? ……お、王子さまぁ……っ、
おっぱいと、おしり……ふうぅぅんっ……
モミモミしちゃ……ダメぇ……んっ、んふぅぅ……っ」

滑らかな尻肌と、驚くほど柔らかな乳房の触感を楽しむ。

軽い愛撫をするだけで、
ぴくんと総身を震わせる感度の良さは、
極上の美酒のように俺を甘く酔わせた。

モトリー
「ひゃうっ、あっ、あ、ひゃあぁんっ!
ゃん、だめ、おしり、あなっ……
コシュコシュしちゃ……んんっ……らめぇ……っ」

硬く尖った乳首を摘み、
ヒクヒクとうごめく窄まりをくすぐる。

それだけでモトリーは面白いように身悶え、
ペニスを咥えた膣内は熱と潤みを増していった。

モトリー
「う……うん。
もうだいじょうぶ。わたしはへーき」

モトリー
「だから……オチ○チン、ズポズポってして、
いっぱい……楽しくなってほしい」

自ら脚を開き、
次の段階へ一歩足を踏み出す覚悟を示すモトリー。

その姿に安堵して、俺はゆるやかな抽挿を開始する。

モトリー
「あ、ふぁ、ふわぁ……っ、
ん、んんっ……あぅん、はぁ、ふあぁぁん……っ」

可憐な唇から甘い艶声が漏れはじめる。

モトリー
「んぁっ……な、なんか……さっきと、違う……?
おなか、奥……ジンジンして……ふぅうんっん……っ」

モトリー
「あ、あん、あぁん、ふぁあんっ、ひゃあぁん……っ!
な、なんで? オチ○チン……硬くて……っ、
まだ、ちょっと、痛いのに……っ」

モトリー
「奥……奥のとこ、コンコンってされると……、
アソコが……んぅんっ……きゅーってなって……、
頭、なか、ぽわわーって、熱く、なって……っ」

モトリー
「……え? きもち、いいかどうか……?」

込み上げた射精感を紛らわせるために、
少し意地悪な質問を投げる。

モトリー
「ひゃうぅ……そん……な、ことぉ、
わから、ない……っけどぉ……っ」

モトリー
「でも……はぁ、はあぁぁ……っ。
わたし、すき……これ……んふぅうっ……好きっ。
オチ○チン、ジュプジュプされるの……すきぃっ♪」

モトリーの言葉を裏付けるように、
出し挿れするたびに彼女の膣が愛液を撒き散らす。

ねっとりと絡みつくようになった媚肉に病みつきになり、
執拗に竿を擦りつけては快楽を貪る。

モトリー
「……あ、あんっ! あん! ああん! やああンッ!
だめ、おうじ、さまぁ……んっふうぅぅんっ!
そ……んんっふ……はげ、しく、したらぁ……っ!」

モトリー
「んにゃっ……ダメ、わたし……っふうぅん……っ!
もとから、おバカなのに……もっと、おバカさんにぃ……っ」

モトリーの乳房がマリのように前後に弾んでいることが
淫行の激しさを物語っている。

だが、今や彼女を労る気持ちよりも
彼女と共に達したいという想いの方が上回っていた。

モトリー
「ふあぁっ! あんっ! あはあぁッ!
あンっ! あっ! あ! あ! あ、あ、あ……」

切れ切れの嬌声が漏れ始めたのを契機として、
俺は最奥に亀頭を押し付けると、そのまま小刻みに腰をゆすり、

モトリー
「あ……はあぁああぁ~~ッ!!」

大きく背を反らしてモトリーが達したのと同時に、
彼女の蕩ける膣奥へ激情をほとばしらせた。

モトリー
「はあぁあぁぁん……せーえき……っ、
おうじさまの……あったかい、せーえき……っ、
おなか、おく……んンッ……いっぱい、びゅーってされて……」

モトリー
「はあっ、ふあ、はぁ、はあぁぁ……っ。
お顔とか、おっぱいに、かけられるより……
ずっと……ずっと、気持ち……イイ……っ♪」

夢を見るような表情で
初めての膣内射精を甘受するモトリー。

俺は彼女の火照った身体を強く抱きしめ、
愛しい相手に自身を分け与える幸せを
心ゆくまで堪能した。

モトリー
「……ふふふ。
王子さまとわたし……ラブラブ」

モトリー
「ん……ちゅ、ちゅっ……」

口先でついばむような、戯れのキス。

快楽を貪る口づけとは違った甘さに夢中になり、
モトリーは飽くことなくそれを繰り返した。

だが、しばらくすると急に口づけを止め、
熱っぽい眼差しで俺の瞳を見据えて言った。

モトリー
「……いまなら言える。自信を持って言える」

モトリー
「王子さま、わたしはあなたが……大好き」

モトリー
「熱いお風呂よりも、
あったかいお布団よりも、
百匹の猫たちよりも……大好き」

どういう基準だ、と俺は笑う。

モトリー
「だから……約束する。
えっちなことは、王子さまとだけ。
他の人とは、絶対にしない」

モトリー
「だから王子さまも……ね?」

問うような視線を俺に向けると、
そっと唇を差し向けてくる。

その唇に、
俺はためらいもなく自分の唇を重ねたのだった。