モトリー寝室1 シーンテキスト
モトリー
「王子さまは、えっちなのがお好き」
開口一番にそう言われたことにも面食らったが、
状況はそれどころではなかった。
――真夜中。
ふと目覚めた俺が最初に目にしたものは、
胸元をはだけて双乳を露にしたモトリーの姿だった。
あどけない相貌と、
不釣り合いなほど豊満な乳房の対比に、
思わずごくりと喉を鳴らす。
モトリー
「だいじょうぶ。わたしはプロの道化。
男の人を楽しませる方法も、ちゃんとわかってる」
眠たげな声でそう言いつつ、
ズボンから取り出した俺の勃起を握る
モトリー
「わたしは道化。白の帝国の宮廷道化師。
でも今は、王子さまの国にお世話になってる」
モトリー
「場所は違っても、やることは一緒。
わたしは道化。皆を楽しませる、それがお仕事」
モトリー
「働かざるもの食うべからず。
だからわたしは、王子さまを楽しませる。
そして、おいしいごはんを手に入れる」
モトリー
「というわけで、オチ○チンをペロペロする。
んー……」
舌を伸ばして赤黒い亀頭にゆっくりと近づけていった。
モトリー
「ぺろ、レロっ、れるるぅっ……」
尖らせた舌先で亀頭の鈴割れ部分をくすぐられる。
くすぐったさに思わず鼻から息が漏れた。
モトリー
「ふふふ……王子さま、笑った。
やっぱりわたしは上手。天性の道化師。
楽しませることなら、なんでも得意」
モトリー
「もっと楽しませてあげる。
ん……ぺろっ、ペロロっ、れろ、れろぉ……」
モトリー
「……え? くすぐったい?
面白いから、笑ってたんじゃ、ないの?」
モトリー
「む……でも、お友達はこれでいいって言ってた。
オチ○チンをペロペロすると、男の人は喜ぶ」
モトリー
「わたしは間違ってない……とすると、
王子さまが変? ……変態さん?」
否定するのも馬鹿らしく思えたので、
俺は、変態さんがどうすれば喜ぶのかを教えてやった。
モトリー
「――っ!?」
モトリー
「お、オチ○チンを……食べられるのが好き?
そ、それはさすがに……変態すぎ?」
珍しく動揺するモトリーに、
くれぐれも歯を立てないようにと念を押す。
モトリー
「わ、わかった。やってみる……」
モトリー
「みんなを楽しませる、それが道化の務め。
変態さんの王子さまも、わたしが楽しませてみせる」
モトリー
「あーん……」
小さな口を大きく開けて、
モトリーはペニスの先端を口に含む。
湯のように熱い口内粘膜が
優しく亀頭を包み込んだ。
モトリー
「ん、むぅ……ふぐ、ふむぐ……」
モトリー
「ぐ……ぷはあっ! げほ、けほ……ッ!
む……ムリ。根本までなんて、咥えられるわけない……」
モトリー
「……え? できるところまででいい?」
モトリー
「……うん、わかった。ありがとう」
モトリー
「わたしは道化、王子さまを楽しませる。
モトリーはできる子、やればできる子……」
自分に言い聞かせるようにそう言うと、
小さな口を大きく開いて無骨な男根に顔を寄せる。
モトリー
「ん……あむっ……。
ん、ふ……ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅっぷ、じゅぷぷ……」
モトリー
「……んむ? ひもひいい?」
モトリー
「……むふふ……ならもっほ、
ひもひよく、ひてあげう……」
肉棒を含んだ口をモゴモゴさせるモトリー。
何を言っているのかはよくわからなかったが、
微かに当たる歯の尖った感触が妙に心地よく、
背筋がゾクゾクと震えた。
モトリー
「ん……んじゅ、じゅる、じゅるる、じゅるるるっ……」
モトリー
「じゅる、ぢゅるぷ、ぢゅるずずずッ……、
く、ふぅ……ん……じゅぷッ、ぢゅぽっぢゅぶるるッ……」
ふいに、ペニスの根本を押さえていただけの手が
膨らんだ胴回りを撫でさするように上下に動き始めた。
唾液たっぷりの口での吸茎と、繊細な指での愛撫。
二重の快感に促され、射精感が急激にこみ上げてくる。
モトリー
「ふむむっ?
ん……ぷはっ……はぁ、はぁ……っ」
モトリー
「なんか……、なんてゆーか……、
王子さまのオチ○チン、味が変わった。
びくんびくんって、口の中で動いてた」
モトリー
「……これ、大丈夫?
このまま続けても、王子さまは、へーき?」
少し心配そうに俺を見上げるモトリー。
俺は少し迷った末に、
眼前の無垢な少女の口内に射精するのは
かわいそうだという結論に達した。
モトリー
「……ペロペロしながら、手でゴシゴシする?
王子さまは、それで楽しくなれる?」
モトリー
「……ふふふ、御意。
王子さまは、変態さん。
変態さんは、ペロペロだけじゃ満足できない」
モトリー
「でも、だいじょうぶ。わたしはプロの道化。
王子さまが変態さんでも、嫌いになったりしない」
モトリー
「王子さまのオチ○チン、もっと楽しくさせてあげる。
ん……ちゅ、ぺろ、レロ、れろォ……」
もどかしくもいじらしい舌技と、
小さな手によるせわしない摩擦。
すっかり敏感にさせられた愚息が
耐えきれなくなるのは時間の問題だった。
モトリー
「ぷあっ!? あ、あぁ……はぁぁ……っ!」
モトリー
「なに……これ? ……んんん……っ。
オチ○チンから、びゅびゅーって……
ふぁぁ……熱いのが、わたしのお顔に……っ」
ほのかな桃色に染まった頬や乳肌を、
噴水のように噴き上げた粘液が白く汚していく。
無垢なる少女を己の色に染めたのだという意識が、
背徳的な愉悦を伴う達成感となって総身を満たした。
モトリー
「ん……なんか、変な匂い……。
それに……うぇ……変な味……」
口元に付いた白濁を舐め、眉をひそめるモトリー。
だが、ほどなくして眉間のシワが薄れると、
少女は惚けたように頬を染めた。
モトリー
「でも……不思議。
なんかこれ……嫌いじゃないかも。
あったかくて……気持ちいいかも」
それは精液というのだと教えてやると、
モトリーは目を丸くした。
モトリー
「おー、せいえき。じゃあわたし、
王子さまにせいえきびゅびゅーってされるの、好きかも」
モトリー
「……そういえば、お友達も言ってた。
えっちなことをすると、男の人は喜ぶ。
でも、えっちなことをすると、女の子も気持ちいい」
モトリー
「ふふふ……これは大発見。
王子さまを楽しませられて、わたしも気持ちいい。
まさに一石二鳥、一挙両得……」
モトリー
「……次はもっと、えっちなことを覚えてくる。
その日まで、震えて眠れ……ふふふ♪」
奇妙な宣言を残し、
モトリーは俺の部屋から去っていったのだった。