メープル寝室1 シーンテキスト

妙な感覚が下半身を苛んでいることに気づき、
俺はまだ眠っていたいという欲求に逆らって、
眼を開けた。

メープル
「ちゅぷっ……ペロっ……ちゅむぅ、んふぁ……
ふぁっ……はむ、ちゅるっ……れろっ、ちゅっ……」

なんだろうこれは。

なんで彼女はそんなモノを舐めてるんだ……?

メープル
「んっ……ちゅるっ、あむぅ……ぺろ、れろぉっ……、
んはぁ……はぁ、はぁ……あ、王子さま?
ようやく起きてくれたんだねー♪」

満面の笑みを浮かべるメープルがそこにいた。

寝惚けた頭で、
おはよう、と口にしようとしたが、
下腹部に奔った甘苦しい感覚がそれをかき消した。

メープル
「ちゅぱっ……んっ、何度も何度も……ちゅっ、ちゅるるっ、
王子さまの身体をゆすって……んはぁっ……じゅるっ……、
おきてー、ってやったんだよ?」

彼女はそう言いながら、
美味しそうに俺のペニスを舐めたり、
口に含んだりしている。

メープル
「ぺろっ、ペロっ……でも、起きてくれないから、
すっごく困ってたの……んふぅっ……ちゅぶっ、ちゅぷるっ……」

彼女が何かを言うたびに、
少しだけ乱暴な舌の動きと、
吐息とが敏感な部分を刺激する。

あまりの心地よさと、
現実感の薄いその光景に、
自分の息が荒くなっていくのが分かる。

メープル
「でも、王子さまのココだけは起き上がってきたから……ペロっ……、
気になって……ちゅっ、っちゅる……何が入ってるのかなって、
ぺろ、ぺろっ……王子さまのお洋服から取り出してみたの……」

先走る粘液でメープルの小さな唇と指先は
すでに淫らに濡れている。

その絡みつく十指が、
あどけない仕草で肉棒を上下に動かしたり、
愛おしそうに撫でたりしている。

メープル
「じゅるっ、ちゅぱ……ちょっと……変な匂いがしたけど……
王子さまのココ……んはぁ……ちゅるるっ……触ったらね、
びくんびくんって、動き出したの……はむぅ、ちゅぱっ……」

じれったい愛撫だが、
その拙さと幼い外見が合わさって、
視覚的にも俺を興奮させていく。

メープル
「ちゅぶ、ちゅぶるぅっ……最初はね、びっくりしたけど……
なんだか可愛かったし、森のキノコみたいに……ぺろっ……
おいしそうだったから、なめちゃった……んふぁ、じゅるるっ……」

ごめんね、とでもいうような
少しだけ申し訳なさをにじませた笑みが
メープルの顔に浮かぶ。

メープル
「……王子さまも、おきてくれたし……ちゅるぅ、ちゅぱっ……、
ぷはぁ、はぁ……なんだか嬉しそうなお顔してるし……、
もっともっと、舐めてもいいよね……王子さま?」

こんなことしちゃダメだ、と声を出そうとしたが、
その小さな口がより深く男根を咥え込んだことで生じた
途方も無い気持ちよさに言葉が消えた。

メープル
「ぢゅぶっ……ふぅ、んっ……ずちゅっ……じゅぶるっ……、
ぷちゅっ……じゅるるっ……」

上目遣いでこちらを見つめながら、
美味しそうに肉竿を咥えるメープルの頬が、
艶めかしく赤らんでいる。

未だ夢心地の頭と、
絶え間ない愛撫のせいで、
累積されすぎた興奮の灼熱を彼女の口にぶちまけてしまった。

メープル
「――んふぅぅぅっ!! んっ、じゅぶるっ……んんっ……!?
ぷはぁっ、やぁっ、んっ……お、王子さま!?
な、なに、これぇっ!? ふぁぁっ、アツぃよぉ……」

突然の精液の射出に、
驚きを隠せないメープル。

メープル
「で、でも、すっごーい♪
ここをゴシゴシってすると、どんどん白いのでてくるよぉ!?
王子さま、なにこれー!? あはははっ♪」

まるで面白い玩具を見つけた時のような
好奇の輝きをその瞳に湛えながら、
メープルは何度も何度もペニスを扱いた。

だが、射精の勢いが衰え、
ついには欲望の奔流がゆっくりと収まると、
彼女は少しだけがっかりしたような顔をした。

メープル
「あ~あ、もう出なくなっちゃった……。
もっといっぱいいっぱい白いの出るとこ、
見てたかったなぁ……」

そうは言うが、
自分としては驚くほどの射精量だった。

その証拠にメープルの美しい髪と顔には、
俺の欲望の名残が淫らに付着している。

メープル
「ねえねえ、王子さま!
また王子さまのココ、なめなめしていい?」

メープル
「メープルね、
またいっぱいいっぱい白いの出るの見たいの!
ねえ、いいでしょ~? ねえねえ、お願い王子さまぁ~」

まだ萎えきっていないペニスを両手で握りながら、
メープルが懇願してくる。

そんなにしたいなら、と一瞬言いそうになったが、
ようやくまともに駆動し始めた思考と理性によって
俺は、もう二度としちゃだめだ、と彼女に注意の言葉を向けた。

メープル
「だめなのかぁ……はぁ~ぁ。
わかったよぉ、王子さま……はぁ……」

あ……。

そこまで残念そうな顔をされると、
先ほどの忠告の言葉を後悔しそうになる。

いやいや……。
これもメープルの為だ。
間違って他の男に同じ事をしたらそれこそ大事だ。

メープル
「王子さま、メープルね、
顔も手もぬるぬるになっちゃったから、
お風呂にはいってくるね……」

そうするといい、と返すと、
彼女は俺のベッドから離れる。

メープル
「まだ、城内の場所がよくわからないから、
アンナさんと一緒にお風呂にいこ~っと。
ふんふんふ~ん♪」

陽気な鼻歌を口ずさみなら、
口ずさみながら、彼女が部屋を出て行く。

……え?
……アンナ?

メープルの言葉を脳が認識するのと同時に、
メープルを引き留めた。

メープル
「え? 本当? 王子さまが大浴場まで
つれていってくれるの~?
やったー♪ それじゃあ一緒に朝風呂だね?」

いやさすがに一緒には……。
と口ごもっていると、
メープルが快活な笑顔を向けて言った。

メープル
「朝から王子さまと身体を洗いっこできる~♪
今日はいい日だよぉ~♪
ほら、王子さまぁ、はやく行こうよぉ~!」