メル寝室 シーンテキスト
寝室にメルを呼び、会話を楽しんでいる
時だった。
徐にメルが俺に向き直る。
メル
「あ、あのね……、その、前回の続きっていうか、
この前は途中で終わったから……」
その言葉に、俺が「いいのか?」と尋ねる。
メルは顔を真っ赤にしつつ、俺の手を握った。
メル
「王子にあたしの初めて……あげたいの」
消え入りそうな声で告げられたその言葉に、
俺は理性の糸が切れ、次の瞬間にはメルを
押し倒していた。
メル
「王子……」
自分を呼ぶ甘い声に、まるで誘われるように
その唇に吸い付く。
そのまま舌を絡ませ、彼女の口内を犯していく。
メル
「ふっ、うん、んんんッ……」
少し息苦しそうにしながらも、必死に絡みつこうとする
メルが愛おしく、胸の奥がうずきだす。
彼女の身体に手を回し、ゆっくりと衣服を脱がしていく。
キスのせいか体が火照っているメルは、
小さく息を乱しながら目を潤ませていた。
メル
「はぁっ……はぁっ……、王子っ、熱い……」
胸に吸い付き、肌の感触と体温を味わう。
やわやわと揉むと、湧き上がる快楽にメルが
身をよじる。
メル
「ぅンっ……、はぁ、ん、
そんな、いじっちゃっ……」
舌で肌をなぞっていき、下へ降りていくと
甘い匂いが鼻をくすぐる。
メル
「んぁっ、そこ、はっ……、きゃんッ」
下着を脱がすと、透明な汁が糸を引いていた。
独特の甘い匂いを漂わせながら湿っている秘部へ
舌を這わすと、彼女の声が高くなる。
メル
「やっ、そこ、汚い、からっ……、らめッぇっ
ああんッ」
ちゅるっとわざと音を立てると、
恥ずかしそうに顔をそらした。
メル
「あっ、ぁあんッ、んッ、ぁあっ……!」
びくっと腰を浮かした彼女の秘部から舌を離し、
指を入れると以前に慣らしておいたのもあるのか
すんなり飲み込んだ。
ゆっくりとだが膣内を広げていき、
そろそろか、と思い指を引き抜く。
すでにはち切れそうなペニスを取り出すと、
メルの顔がこわばった。
メル
「そ、それが入るんだ、よね……」
怖いか? と尋ねると、メルは俺の手に
自分の手を重ねた。
メル
「ちょっとは……。でも、不思議。王子にもっと
触れてほしいって思ってる……」
メル
「ね、……ちょうだい?」
ねだるように言うメルに、俺は頷いて返し
ペニスをゆっくりと挿入する。
メル
「ンッ、つぅっ……」
いくら指で慣らしているとはいえ
まだきつい膣内は、ぎちぎちとペニスを
飲み込んでいく。
キスを落としたり胸を揉んだりと、
少しでも痛みを和らげようと愛撫する。
メル
「あッ……、ぅ、あっ……」
やっと全ておさまり、彼女が息を整えるのを待ち
ゆっくりと律動を始める。
メル
「んぁっ、あっ、あんっ、んッ、
つ……あぁっ」
すでにこれでもかと言うほどに
包み込んでいる膣内の奥へ奥へとペニスを
進めていく。
メル
「ひゃうっ、奥まで、届いてるぅっ。
ふぁッ、ぁああん」
しばらくすると彼女の声が艶のあるものに
変わっていき、愛液が混ざりあう音が響き始めた。
メル
「ふにゃ、んっ、あんッ、んんッ。
あっ、す、ごい、なんだか体の奥からっ……!」
甘い声が部屋に響き渡り、
互いに熱が高まりあっていく。
一つになれた喜びからなのか、
彼女の顔が悦の表情を浮かべている。
メル
「あんっ、あッ、あッ、んぁあっ、
お、音がぁっ」
愛液の音が恥ずかしいのか、
膣内がきゅうっと締まりだす。
メル
「あッ、んぁあっ、何もっ……、
考えられ、ないぃッ」
目から涙をこぼし、快楽に声を上げるメルを
絶頂へ導く。
自身も限界が近づいていたせいか、
最奥を目指すようにペニスを打ち付ける。
メル
「ぁああんッ、そ、んな激しくッ……、
お腹がっ、ひっぱられるぅうっ……」
息もつかせぬほど激しく打ち付け、
肉壁がペニスを締めあげるように絡みつく。
メル
「ひゃぁ、んッ、あッ、イっちゃ……、
……あ……ッ!!」
びくんっと大きく痙攣し、膣内が大きく収縮する。
ペニスに溜まった欲を外へとはきだす。
メル
「ふぁっ……、んぁっ」
まだどくどくと脈打つペニスに体を震わせる
メルは、まだ絶頂の余韻に身を任せつつ
こちらをみた。
メル
「王子とのエッチ……、楽しかった、です……」
まだ頬を紅潮させつつそう呟き、
メルはふわりと笑みを向けた。