メルヴィナ寝室2 シーンテキスト

ちゃぷ……、と湯船につかると
お湯の温かさが体の中にジワリと
溶け込む。

一息つくと、人の気配を感じて振り返る。

メルヴィナ
「一緒に、構わないだろうか」

薄手のガウンをまとった彼女は、
こちらにゆっくりと歩み寄る。

メルヴィナ
「今日の戦いも見事だったな。
その、まぁたまには一緒に
はいるのも悪くないと思ってな」

メルヴィナ
「構わないだろうか」

湯気がこもる中、その表情はかすかに
照れているように見える。

頷いて返し、彼女がガウンを脱ぐと
風呂の中に入っていく。

メルヴィナ
「すまない。どうにも濡れた体に服が
張り付くのは好きじゃないんだ」

メルヴィナ
「王子から見て、私の体は魅力的なのか?」

突然の質問に、首をかしげると
彼女は立ち上がり俺の目の前でその肉体を
晒した。

メルヴィナ
「私は男性から求められたことがない。
もし王子が……、私に少しでも魅力を
感じてくれたのなら」

メルヴィナ
「私を、もらってくれるだろうか……」

普段強気な彼女が見せた、
女の顔にどきりとする。

返事の代わりに彼女を引き寄せて、
激しい口づけをした。

メルヴィナ
「ん、ふぁ、んんッ……、くちゅ、んっ、
んちゅ……、んッ……」

唾液を絡め、口を離せば名残惜しそうに
二人の間を透明な糸が引かれる。

メルヴィナ
「王子、私はこういったことが初めて、
なんだ……」

メルヴィナ
「だから……、優しくして、ほしい……」

あまり戦場以外で自分の感情を
表に出すことのない彼女の言葉に、
徐々に欲が高まっていく。

濡れた体に触れていき、
その肌に舌を這わせていく。

メルヴィナ
「あ、はぁ、ンッ……、んんッ」

ざらっとした舌が肌に触れて感じているのか、
胸の周りを舐めているだけで
彼女が小さく声を上げた。

秘部に手を触れてみると、お湯とは違う
ぬるりとした感触が伝わる。

メルヴィナ
「ひぅ、あっ、んぁ……っ、
王子の指が、アソコに、初めて……
触れて、いる……っ」

秘部からトロッと透明の愛液がこぼれ、
湯気とともに甘い香りが立ち込める。

香りの媚薬に包まれたような感覚になり、
高ぶる感情を抑えきれずに自身のペニスを
取り出した。

メルヴィナ
「そんなに、大きい……のか……」

彼女が息を飲みながらペニスをまじまじ
見つめる。

後ろを向かせ、壁に手をつかせると
そのままゆっくりとペニスを挿入
していく。

メルヴィナ
「あ、がぁっ……、ん、ぐ……ッ、
いった、ぃ……」

処女膜を破る感触が亀頭から伝わり、
秘部からわずかに血がしたたる。

ぐっと奥に押し込むように膣内に押し進めて
いくと、彼女が苦しそうに声を漏らす。

メルヴィナ
「ん、ぁ、ぁあっ……!」

早く慣れさせようと腰を動かし、
膣内を擦りあげていく。

動かすたびに風呂に波紋が広がり、
わずかに血が混じる。

メルヴィナ
「私の全部が、王子に……ッ、
ぁっ、んぁ……」

俺しか知らない、自分を求める彼女の
その姿に気持ちも昂り腰の速度も上がっていく。

メルヴィナ
「あっ、ぁぁンッ……、ふぁ、あんっ!
あんッ、んっつ、あっ、あッ、んん……」

そして最奥まで届いたとき、
膣内のきつさに耐えきれずに
思わず達してしまう。

メルヴィナ
「んっ……、熱い何かが、中に流れて……
くる……」

ぶるっと体を震わせ、彼女の中からペニスを
引き抜く。

メルヴィナ
「今回は痛かったが、次は、もっと王子と
繋がれるだろうか……?」

濡れた瞳で俺を見つめる彼女に
頷いて返すと、彼女は嬉しそうに
笑みを浮かべた。