ミレイユ寝室1 シーンテキスト
ミレイユ
「こんなに、大きくされて……」
ミレイユは鼻先に付き出された
歪な肉棒を見つめながら、
少しだけ困ったように呟いた。
ミレイユ
「こんな夜更けに私の部屋に来たかと思えば、
……こちらのお世話を、してほしいのですか……?」
返事の代わりに、
ミレイユの吐息に撫でられた愚息が、
ビクンと大きく震えた。
ミレイユ
「他の女性にではなく、私にしてほしいと……
そういうことなのですね?」
ああ、と俺が子供の時から付き従ってきてくれた彼女を
今はひとりの女性として見てしまっていることを正直に伝えた。
ミレイユ
「……分かりました」
赤らんだ頬を綻ばせて、ミレイユが言った。
ミレイユ
「あなたの面倒を幼き頃より見て参りましたが、
このようなことをするのは、初めてですね……」
ミレイユ
「こんな私でお役に立てるのなら……ご奉仕、させてください……」
可憐な桃色の唇から零れた言葉はいつもよりも甘やかで、
熱く濡れたその瞳はしっかりと俺のモノを映している。
そして、彼女の指が熱くなった肉塊に、
ゆっくりとそよ風よりも穏やかに触れた。
ミレイユ
「きゃぁっ……」
触れた瞬間に小さく痙攣したペニスに驚き、
指を引っ込めるミレイユ。
だが、それでも好奇と献身の心に衝かれるようにして、
彼女はそろそろと白く細い指先で男根を包み込んだ。
ミレイユ
「ふぁ……また、ビクンって跳ねてます……。
痛く、ないですか……?」
大丈夫だということを彼女に伝えると、
少しだけ安心したようにミレイユが息をついた。
ただ触れられているだけなのに、
甘い電流が全身を駆け巡るように心地いい。
ミレイユ
「えっと……確か、こう……すればいいんですよね?」
ミレイユの両手の指が、
ペニスを優しく掴みながら、
ゆっくりと前後に動き始めた。
ミレイユ
「ん……はぁ、ぁ……こんなに……大きく立派になって……。
……浴場にて身体をお洗いしていた時とは、
比べものに……んっ……ならないですね……」
若い見た目に反して、
俺が子供の時からミレイユは
王国のロイヤルガードを務めている。
噂によれば、
あのロイよりも古株だと言うが、
真相を知る者はいない。
ミレイユ
「はぁ、ン……んんっ……また、ビクンって……。
本当に、痛くはないのですか?」
男根のたくましさに感嘆しながら、
ミレイユがぎこちなく肉棒を扱いて問いかけてくる。
首を振って快感を伝えると、
彼女の白い頬が歓喜により赤らんだ。
ミレイユ
「でしたら……もっと、私の手で……んっ……、
はぁ、はぁ……ンぅ、ふぁ……気持ち良くなってくださいね……」
拙く、ぎこちない愛撫だった。
握力も足りないし、リズムも悪い。
だというのに、気持ち良くなってほしいという
ミレイユの誠実な想いに溢れた両手が動く度、
途方も無いほどの心地よさが総身を奮わせた。
ミレイユ
「あ……王子……せ、先端から……、
ヌルヌルしたものが出ていますよ……」
鈴口から零れ始めた粘液が、
ミレイユの美しい指先を濡らしていく。
彼女の無垢な指が、
少しずつ自分の匂いと液体に汚れていく様に、
爛れた征服欲が満たされていくような気がした。
ミレイユ
「す、すごいです……どんどん、溢れて……ん、ふぁ……」
――くちゅ、くちゅ……ちゅぷ、くちゅぅ……ちゅぷっ!
ミレイユの手の動きに合わせて
淫らな粘着音が部屋に響く。
気づけば彼女は一心不乱にペニスを扱いていた。
その精一杯の奉仕が、
絶え間なく腰の奥へと甘美な快感を与えてくる。
ミレイユ
「……え? は、はい……もっと、強く握るのですね……?
それに……もっとはやく……こう、ですか……?」
俺の指示に頷きながら、
ミレイユの両手がさらにきつく肉棒に絡みつく。
ミレイユ
「はぁ……んふぁ、ぁ……すごい……んっ……、
王子の、どんどん大きくなってます……はぁ、ン……」
彼女の切なげな吐息が、
扱かれ続けるペニスの先端を心地よくくすぐる。
限界を超えた快楽の受容に、
俺は思わずミレイユの小さな肩を掴んで、
その端正な顔の前に歪に膨らんだ肉槍を突きつけた。
ミレイユ
「んっ、あぁ……ど、どうしたのですか、王子……ふぁあっ……」
不意に腰を振り始めた俺の動きに困惑しながらも、
ミレイユは尚もペニスを扱き続けた。
その律儀さと、ロイヤルガードらしい
忠実な奉仕によって膨れあがった欲望が、
肉棒の内側を駆け上がっていく。
ミレイユ
「え? で、出る? 出るって何が……きゃぁあッ!?」
――ドピュるるるぅっ!! びゅるっぴゅるるるるぅぅッッ!!
彼女が俺に問いかけるのとほぼ同時に、
ぱっくりと開いた鈴口から、
白濁液が勢いよく飛び出していった。
ミレイユ
「ふあぁあンっ……んっ、そんな……、
ゃぁンッ……あっ、ぁあ……!」
愛らしい声を上げながら顔を少しだけ背けるミレイユだったが、
その避難も間に合わず、噴き出した大量の精液が彼女の
頬や唇に飛び散ってはべったりと張り付いていった。
ミレイユ
「へ、変な匂いですぅ……んっ、んんっ……、
すごい……これが、王子の……はぁ、ぁ……」
嫌がる素振りなど見せず、
むしろ精液まみれになりながらも、
陶然とした微笑みを浮かべるミレイユ。
ひとしきり吐き出した後に訪れた倦怠感によって
僅かに身体がふらつくと、
すぐにミレイユが俺を抱き留めてくれた。
ミレイユ
「大丈夫ですか……王子?」
柔らかい彼女の身体と、
慈愛に満ちた声に安堵する。
と、同時に、
抱きしめられているという状況と心地よさに、
再び身の内に情火が灯り始めた。
ミレイユ
「え……そんな……王子……。
また、大きくなってますよ……?」
少しだけ心配そうにミレイユが俺を見つめる。
ミレイユ
「そんなに……溜まっているのですか?」
そんなことは、と言おうとしたが、
正直なところ物足りないという気持ちは確かにあった。
ミレイユ
「それでは、暫くお時間を頂けますか……?」
ミレイユ
「今度は、きちんと準備をして、
お相手をさせていただきますから……」
その言葉に頷きを返すと、
ミレイユはゆっくりと一度だけ頷いた。
ミレイユ
「ありがとうございます。
それでは、少ししたら私の部屋に来てください……」
ミレイユ
「今度こそ、王子を……
ご満足させられるように、頑張りますから」