ミルノ寝室1 シーンテキスト

仰向けにされたミルノは、
なんだか困っちゃったな、というような
何ともいえない表情でこちらを覗うような視線を向けていた。

ミルノ
「あの、王子……私、べつに疲れてなど……、
マッサージなんて、堕天使の私には……必要……んっ」

いいからいいから、と彼女の言葉を受け流し、
俺はベッド端に放られたミルノの足下付近に
腰を下ろして、ふくらはぎに触れた。

赤いフリルがあしらわれた黒のニーソックスの感触を
楽しむように、引き締まった両足をほぐしていくと、
ミルノは観念したように俺の行為を受け入れ始めた。

ミルノ
「き……気持ちいいです……。
王子の手、温かくて……
変な感じ、です……んっ……」

それはよかった、
と俺は徐々に指先の力を強めていく。

ミルノ
「ふ……ぁ、王子……なんだか、こういうこと、
慣れてるような……んっ……感じなのですね……、
んん……変な声が出て……すみません……ぁっ……」

疲れを効果的にとるなら声を出した方がいい、
と俺はミルノに優しく言葉を投げる。

ミルノ
「はい……なんだか、
とっても気持ちよくて……、
は……ぅぅ……このまま、眠ってしまいそう……」

安らぎに満ちた微笑みを浮かべるミルノ。

俺はそんな彼女の満足そうな表情と、
僅かに上気する頬がなんだか色っぽく見えてしまい、
よからぬ想いが脳裏に浮かぶのを感じた。

ミルノ
「ふぁ……はぁ……王子、もう結構です……、
ミルノは、十分に癒やしていただきました……、
これで明日も……え? 王子? ……ひゃうんッ!」

それまでふくらはぎと太股を往復するだけだった俺の手が、
急に彼女の秘部に触れたことで、それまで気を許していた
ミルノの細められた両眼が大きく見開いた。

ミルノ
「そ……そこはっ……ちが……王子!?
変なところを、触って……ふぁっ……あっ……、
そんな……下着を……脱がさないでくだ……ひぃあんっ……」

ミルノの弛緩しきっていた警戒心が戻ってくるよりも先に、
俺は彼女の下着をするりとはぎ取る。

すると、その下からは、
乙女の淫花が現れ、あろうことか、
その割れ目はうっすらと濡れていたのだ。

ミルノ
「み、みないでくださいぃ……王子、こんなの……
変です……私……もう、恥ずかしくて……
え? なぜ、ズボンを……?」

ミルノの理解が追いつくよりも先に、
俺は僅かに硬くなり始めていたペニスを取り出して、
羞恥に閉じられていた彼女のむちっとした太股の間に滑り込ませる。

ミルノ
「ふぁっ……あ、熱いぃ……足の付け根の間に何か……挟まって……
そんな……これが王子の……だめ、ですぅ……こんなこと……、
ひぅ……ぅあ、ああ……こすれて……なに、これ……んっ……」

股の間に灼熱の異物感を覚えたミルノは、
イヤイヤと左右に身悶えするが、
その動きが逆に陰茎を刺激し、鈍い快感が全身を駆け巡る。

ミルノ
「王子の、先っぽが……みるみる大きく、なって……ふぅぁっ……、
えっちな汁が……でてますぅ……はぅんっ……ぴちゃぴちゃって、
こんな……マッサージ……私、しらな……ぃいいっ……ぁあっ……」

先走る汁の滑りを利用して、彼女の濡れそぼった肉扉を
なぞるようにペニスを押しつけていくと、
それに反応するようにミルノの嬌声があがる。

かたくなに閉じられていた彼女の秘部の表面をかき分けると、
蕾のようなクリトリスが顔を出し、俺は自分の亀頭で口づけ
するように、何度も何度も押しつけてはこすりを繰り返した。

ミルノ
「ひぃあっ……ふぁあっ……王子、そ、そこは……だめ、です……、
びりびりって、変な気分に……これ……くせに、なっちゃう……、
ミルノ……えっちな堕天使になっちゃいますぅっ……ふぁぁンッ!」

キュッと白くすべやかな太ももがペニス全体を圧迫し、
ドクドクと奥底から射精感が駆け上がってくるのが分かる。

ミルノ
「だめ、だめです……王子、もうやめ……ふぁっ……ゃあん……、
そこ、じんじん……して……やぁっ……ダメっ、ダメぇっ!
何かキちゃう……奥から……キちゃいますぅッ!」

絶頂が近いのは彼女も同じらしく、
ぷっくりと大きくなった秘豆をカリ首が引っかくたびに
ミルノの艶めかしい悲鳴が部屋に響いた。

無理矢理な素股だというのに、
ミルノはかすかに開いた花弁をみっともなく濡らし、
亀頭を受け入れようとするように吸い付いてくる。

ミルノ
「んんっ……ふぁっ、熱ぅいっ…はぁ、ぁあっ……
オマ〇コに……入ってしまいますぅ……硬いのが……
入って来ちゃいますぅっ……はぁああんッ!!!」

いっそこのまま堕天使マ〇コに俺の肉棒を突っ込んで、
たっぷりと中出ししてやろうか、という下卑た衝動が沸き立ったが、
仲間であるミルノを大切にしたいという理性がそれを押し止めた。

だが、こみ上げていた爆発寸前の射精感は
抑えることができず、ついに限界を突破した。

ミルノ
「ンんぁっ! あぁっ……あつ、いぃ……
いっぱい、白いのが……これが人間の……せ、精液……?
王子……まだ……出て、んんっ――ッ!!」

ぐしょぐしょになった淫唇と、
可憐なミルノの顔を、赤黒の衣服と共に
白濁の欲望がびゅるびゅると汚していく。

灼熱の精液の奔流が、
何度も尿道を駆け上がっては放出される感覚に、
意識がすこしだけ遠のく様な気がした。

ミルノ
「こんな……熱くて濃いのを、中に出されたら……、
私……どうなって……んぁ……お、王子……」

蕩けたミルノの表情と視線が、
まるで何かを懇願するような淫らな光を湛えている。

ミルノ
「わ、私……身体、もう……アツくて……このままじゃ、
どうにかなって……しまいそうです……あの……
この続きは……して、いただけないのですか……?」

拒むはずなどなかった。

火照った身体が互いを求めていることを理解すると、
ミルノと俺は、何のためらいもなく抱き合って、
口づけを交わし、次なる行為への期待を高めていった。