ミヤビ寝室2 シーンテキスト
ミヤビ
「――ふぇえっ!?
い、いますぐに……したいと仰るのですか……?」
舞の稽古を終えたばかりのミヤビにある提案をすると、
彼女の額に運動後のそれとは別種の汗が浮かんだ。
ミヤビ
「で……ですが、その……、
私、さっきお稽古を終えたばかりで、汗をかいてますし……」
だからこそ興奮するんじゃないか、と
俺は汗の浮いたミヤビの背中に指を這わせながら囁く。
ミヤビ
「ひゃっ……!?
うぅ……王子様、今でないとダメなのですか……?」
羞恥に涙すら浮かべるミヤビに、
舞を舞うミヤビが魅力的すぎるのが悪い、と囁く。
ミヤビ
「あう……ず、ずるいです。
そうやって、人をその気にさせるようなことを言って……」
ミヤビの困り顔が、たちまち真っ赤に紅潮する。
その表情の変化を了承の意と捉えた俺は、
ミヤビを壁際に押していき、そこに両手を突かせた。
ミヤビ
「……え? お、王子様、なにを――」
ミヤビ
「――って、ひゃうぅッ!?
や、ダメ、脱がしちゃ――やあぁんっ!!」
下腹を覆う水着のような薄布を剥ぎ取ると、
瑞々しい果実のような尻が目の前に現れる。
ぷっくりとした秘丘の肉を左右に割れば、
可憐な桃色の淫華が誇らしげに咲いた。
ミヤビ
「あうぅ……は、恥ずかしいから早くしてくださいね……?」
小動物じみたつぶらな瞳いっぱいに
涙を浮かべてこちらを振り返る。
愛らしすぎるその涙目に、
倒錯した苛虐心がふつふつと湧き上がる。
ミヤビ
「ひゃんッ!? や、ゆ、指入れちゃ……んんンッ!」
ミヤビ
「や、だめ、ですぅ……っんンッ、そん……なぁんっ、
ナカ、指で……ぐちゅぐちゅしちゃ……ひゃ、ああぁんっ!」
指で弄るのは駄目だという訴えに応じ、
膣に挿れた指を引き抜いてミヤビの眼前に示す。
ミヤビ
「……ふぇ? 私、もうこんなに濡れて……?」
ミヤビ
「ちちち……違いますっ!
これはその、い、いやらしいお汁などではなく、
ただの汗……そう、汗なんですっ!」
ミヤビ
「で、ですから、決して期待してなんか――ひゃッ!?」
ミヤビ
「あ……すごい……、
もうそんなに大きくなって……んん……ッ」
亀頭の先を膣口に据えられただけで、
途端にしおらしくなってしまうミヤビが愛らしい。
急に芽生えた悪戯心に駆られ、
竿の先端をミヤビの敏感な粘膜に何度も執拗に擦りつける。
ミヤビ
「ふぁあっ、あっ、あぁぁ……んっ、お、王子様……?
あの……んんっ……まだ、挿れないのですか……?」
ちらちらと投げかけられる物欲しそうな視線を
あえて無視し続け、亀頭での愛撫を繰り返す。
ミヤビ
「や、そ、そんなぁ……くふぅ……んぅっ、
お、王子様……そんな、焦らしちゃ……や、
だめ……もぅ……げ、限界です……っ!」
お預けをくらい続け、我慢できなくなったミヤビが
突き挿れられる快楽を求めて自ら尻を突き出してくる。
そのいじらしい仕草に報いてやりたい気持ちをぐっと堪え、
意地悪に腰を引いてお預けを続行する。
ミヤビ
「あうぅ……王子様、イジワルですぅ……。
ぐすん……もう……挿れてくださいよぅ……」
ミヤビ
「……え? なにを挿れて欲しいか、ですか……?」
ミヤビ
「うぅ……言います、言いますからぁ……っ。
そのかわり、言ったらちゃんと挿れてくださいね?」
うるうると瞳を潤ませ、恨めしそうに俺を見ると、
ミヤビ
「お……オチ○チン……ですっ。
王子様の……オチ○チンを……
私のココに……挿れてください……っ」
羞恥に声を震わせながら、一際高く尻を突き出した。
すると、満たされた支配欲が切なる愛しさへと変貌し、
湧き上がる情愛を注ぎ込むように、
俺はミヤビの内部へと時間をかけて沈潜していった。
ミヤビ
「あっ……ふぁあ、あぁ……は、入ってきます……っ、
王子様が……んんっ……どんどん、奥に……っ」
ミヤビ
「や……うそ、前より……んんっ……お、大き……ひぁあっ!」
先端が子宮の口に擦れると、
膣道がキュンと狭まって愚息に吸着する。
その愛らしい反応に病みつきになり、
俺は小刻みに腰を揺すっては
ミヤビの最奥をコツコツと執拗に責め立てた。
ミヤビ
「ひあぁっ、それダメっ、だめぇ……ですっ!
そんな、奥、グリグリってしちゃ……やぁんッ!」
ミヤビ
「ひぁあっ、あ、あ、ぁ……やあぁあんっ!
ひゃめっ、も、もぅっ……き、キちゃいますぅ……っ!」
我慢しないでいい、と囁きながら
ミヤビの胸を覆う布をずらし、
小ぶりな乳房を露出させる。
ミヤビ
「きゃあんっ! や、王子様……は、恥ずかしいですっ!
あっ、アンっ、やぁんっ……ひゃあぁアンっ!
お、おっぱい……見ちゃらめれすぅ……っ!」
いまさら何を恥ずかしがっているのだ、と苦笑しつつ、
なだらかな双丘の頂きにある桃色の可憐な突起を摘む。
ミヤビ
「ひッ……!? ひゃ、ひゃめぇッ!
や、ちくび、弄っちゃ――きゃあぁあアンッ!?」
甲高い嬌声と共に、
ミヤビの尻がビクンと震える。
搾り取るように収縮する膣内に
すべてを吐き出したい欲求に駆られたが、
紙一重で踏みとどまった。
ミヤビ
「あぅぅ……ズルいですぅ、王子様ぁ……。
私だけ……んンッ……先にイかせるなんてぇ……っ」
恨み言を述べるミヤビに、
お前が勝手に達するから悪い、と意地悪を言う。
ミヤビ
「むぅ……こうなったら、
次は絶対に一緒にイってもらいますから!」
そう宣言するなり、
ミヤビは自ら腰を振って
膣内のペニスを刺激し始めた。
子供のような身体つきの少女が、
欲望のままに艶めかしく腰をくねらせる姿に興奮し、
押しとどめていた射精感が竿を昇り始める。
ミヤビ
「ふぁあっ、あっ、あンっ、あぁんっ、ひゃあぁんッ!
や……これ、私も……んんんッ、
気持ちよく……はぅんっ……なっちゃいますっ!」
ミヤビ
「あッ、ダメ……んくぅっ、イ、イクっ、
またイっ……イっちゃいますぅ……っ!」
ミヤビ
「あ、ふぁっ、はぁあッ、ああぁ、あはぁああッ!
おうじ、さまぁっ! は、早く、射精して……んんンッ!
いっしょ……あぁあ……いっしょにぃ……っ!」
喘ぎ喘ぎの懇願に頷きを返すと、
俺は乱暴に腰を振り乱して
ミヤビの膣中を激しく往復しはじめる。
痛いほどの締め付けが竿を巻き、
甘い電流が腰元から脳へと何度も駆け抜けた。
ミヤビ
「んぁあっ、アッ、ぁ……ああぁあンッ!
や、はげし……ひぁあっ、アッ、あはぁあッ!」
ミヤビ
「アッ、らめっ、奥っ……ズンズンしちゃ……やぁあッン!
おうじ、さまぁッ、も……わたひ、イ、イきましゅ……っ、
イっちゃい……まひゅぅ……ッ!」
ミヤビ
「おねが……ひっ……れすぅっ!
も、だして……んぁあっ……ナカに、いっぱい……
びゅっびゅって……して、いいれすからぁ……ッ!」
舌足らずな懇願に、理性のタガが外れた。
溜まりに溜まった劣情が腰奥で弾け、
ミヤビの膣内に渦を巻いて流れ込む。
ミヤビ
「あはぁぁああッ! あ、ぁ……あぁああぁあああンンッ!!」
同時に、悲鳴のような嬌声が室内の空気を切り裂いた。
ミヤビ
「あぅぅ……いっぱい、でてます……ん、んんン……ッ、
や、そんなに……あはぁっ……は、はいりませんよぉ……っ」
雨に濡れた子犬のように全身をぶるぶると震わせながら、
ミヤビは吐き出される精を受け容れ続ける。
自分でも驚くほどの量をミヤビの中に注ぎ終えると、
俺は最後の力を振り絞って彼女の身体を抱き寄せた。
ミヤビ
「ハァッ、ハァッ……。
も、もぅ……王子様、強引すぎです……」
肩で息をしながら不平を漏らすミヤビ。
背中や額にびっしりと浮いた汗が、
行為の激しさを物語っていた。
ミヤビ
「はぁ……それにしても、
こんなにいっぱい汗かいたの、
生まれて初めてかもしれません……」
ミヤビ
「舞よりも激しいなんて……。
ふふっ、ちょっとびっくりです」
ミヤビ
「……え? 舞とどっちが気持ちいいか、ですか?」
ミヤビ
「あぅ……そ、そんなこと……よくわかりません」
ならば今後もじっくりと検証する必要があるな、と
俺が冗談交じりに言うと、
ミヤビ
「……もう。
王子様ったら、本当にえっちなんですから……」
呆れたような声音でそう言いつつも、
ミヤビは期待するような笑みを浮かべていたのだった。