ミヤビ寝室1 シーンテキスト
ミヤビ
「……それでは、お願いしますね、王子様……?」
少女の密やかな囁きに、意識が現実に連れ戻される。
我に返った俺が目にしたものは、
しどけなく裸身を晒したミヤビの姿。
はにかんだように上気した媚笑と、
未成熟ながらも均整の取れた肢体に目を奪われる。
ミヤビ
「私……ずっと王子様に
こうやって身を捧げたいって思ってたんです……」
言いながらミヤビは、寝台に仰向けになったまま
腰を少し浮かせ、両脚を左右にゆっくりと開いていく。
露わになった股間の合せ目は、
未開通であることを示すように
ぴたりと閉じ合わさっている。
その光景にごくりと喉を鳴らしながら、
俺はなぜこんなことになっているのか、と
今更のように首をひねった。
ミヤビ
「なぜって……王子様が、
舞以外に興味のあることはないのかって、
私にお尋ねになったのではないですか?」
ミヤビ
「なんでも願いを聞いてやる、と
言ってくださったのも、王子様ですよ?」
確かにそんなことを言ったかもしれない、と
俺は彼女の発言の正しさを認める。
しかし、清楚を絵に描いたようなミヤビが
このようなことを望むとは、一体誰が予想できようか。
ミヤビ
「……王子様だから、ですよ?」
ミヤビ
「王子様が相手だから……、
こんなに恥ずかしいことも、できちゃえるんです……」
羞恥に頬を染めたミヤビが、
ふっくらとした恥丘に刻まれた
小さな切れ込みを指で左右に割り開いていく。
桃色の可憐な華が咲き、
かぐわしい香りが鼻腔をくすぐった。
気づけば俺は、
吸い寄せられたようにミヤビの股間に顔を埋めて
その可憐な花の芯に無心で舌を這わせていた。
ミヤビ
「ひゃんっ……ふぁ、あ、あんっ……」
ミヤビ
「お、王子様……んんっ、そ、そんなとこ……ひぅっ、
し、舌で……ペロペロされると……はぅうっ、
は、恥ずかしい……です……んぅぅ……っ」
羞恥に赤らんだ顔を向けるミヤビ。
本当にくすぐったいだけか、と訊ね、
慎ましい肉の芽を舌先でちろちろとくすぐる。
ミヤビ
「い、いえ……えっと……ぁ、あん……その……」
ミヤビ
「頭の、裏が……フワフワしてて……んんっ、
おなかの、奥から……ふぁあっ、
じわぁって、なにか……湧き上がってくるみたいな……」
ミヤビの言葉の通り、
奥からにじみ出てきた甘酸っぱい蜜が
舌に絡み始めていた。
十分に濡れたことを悟った俺は、
ミヤビの股間から顔を上げる。
そして、腹まで反り返った剛直の先を
艶やかに濡れ光るミヤビの花芯に据えた。
ミヤビ
「あぁ……王子さまぁ……っ。
ついに……入ってきてくださるんですね?」
嬉しそうに瞳を細めたミヤビの笑顔に、
切ないまでの情愛がこみ上げ、総身を満たす。
けれど同時に、こんなにも可憐な花を
自分が散らしてもいいものかとためらってしまう。
ミヤビ
「……いいんですよ、王子様」
ふいにミヤビが、
俺の内心の葛藤を察したかのように微笑んだ。
ミヤビ
「我慢しないで……んっ……、
ひと思いに、入ってきてください……」
ふるふると震えながら腰をもたげ、
健気にも挿入を待ち受ける体勢を取る。
ミヤビ
「……それとも、王子様は、
私みたいに貧相な体つきの女は、お嫌いですか……?」
切なげに瞳をうるませてそう囁かれた途端、
俺の中で何かが音を立てて崩れた。
ミヤビの細腰を両手で掴み、
欲望の猛りを彼女の狭穴へゆっくりと沈めていく。
ミヤビ
「ンッ……んんん、く、ふぅ、んぅううぅんんン……ッ!」
固く閉じ合わさった牝肉をめりめりとこじ開けていき、
亀頭の先端が薄い膜に触れた途端、
ミヤビは悩ましげに目をつむった。
ミヤビ
「王子様……んンッ……、
もっと……ふぁあ……お、奥に……っ」
ミヤビの訴えに頷きで応じると、
ぐっと腰を押し出して、最後の砦を突き破った。
ミヤビ
「んぁあッ! ぁ……あぁあああぁああぁアアッ!!」
刹那、少女の叫びが寝室の壁に反響する。
食いちぎられそうな締め付けに腰を震わせながら、
そのままミヤビの一番奥へとペニスを押し進めていく。
ミヤビ
「はぁ、はぁっ、はっ……はぁぁ……っ」
ミヤビ
「す、すごい……こんなに……んんっ、奥まで……っ。
王子様の、大きいのが……ふぁあっ……私の、中に……っ」
自身の未熟な性器が男の象徴を咥えこんでいる姿を、
ミヤビは感動したような表情で見つめる。
痛くないのかと訊ねると、
彼女は涙ぐんだ目許をにこやかに細めた。
ミヤビ
「……はい、大丈夫です。
ちょっとだけ……ンッ……ジンジンしますけど……」
ミヤビ
「……でも、王子様の気持ちよさそうなお顔を
見ているだけで……幸せで胸がいっぱいで……、
痛みなんて……吹き飛んじゃいますから」
心底幸せそうにそう語るミヤビの姿に、
目まいがするほどの愛しさを覚える。
たまらず顔を寄せ、
ミヤビの可憐な唇に自らのそれを交わらせた。
ミヤビ
「はむん……ん、ちゅ、くちゅ……ちゅぷぁ……っ」
ミヤビ
「はぁ、はぁぁ……っ。
えへへ……王子様と、ちゅーしちゃいました……」
ミヤビ
「ん、ふむぅ……ちゅ、くちゅ、れる、れちゅる……っ。
ぷぁ……舌、くちゅくちゅするの……気持ちいいれす……っ♪」
互いの舌を淫らに絡ませ合い、唾液を混ぜ合わせる毎に、
ペニスを包む膣肉が妖しくうごめき、熱い蜜を分泌する。
ミヤビ
「ちゅぷぁ……はぁっ、はぁ……っ。
ふふっ……王子様も、気持ちいいんですね?」
ミヤビ
「王子様の……、
おなかの中で、むくむくって膨らんできてます……。
えへへ……なんだか可愛いです♪」
よしよし、とばかりに、
ミヤビが膣内に入り切らない竿の根本を撫でる。
そのささやかな刺激に、愚息が小躍りした。
ミヤビ
「ひゃんっ……!
い、いま、ビクビクって、中で跳ねて……ひゃうンッ!?」
ミヤビ
「んぁあっ、あっ、や、ふあぁッ、あぁあ……ッ!
ダメ、王子様……んんっ、いきなり、動いちゃ……ひゃあンッ!」
だしぬけに腰を揺すって肉棒を出し挿れすると、
ミヤビの口から甘い喘ぎが漏れ始める。
小さな肉の芽に軽く指をあてがい、
その裏側の肉壁を亀頭で擦り上げると、
ミヤビの腰がガクンと浮き上がった。
ミヤビ
「や、それ、らめっ、そこ……くぅんン……ッ!
あ! あっ! あぁあっ! やぁッ! あはぁあぁあッ!」
刺激が強すぎたのか、
ミヤビの身体が寝台の上で何度も跳ねる。
あどけない少女を性悦によがらせている事実に興奮し、
射精欲求が急速にこみあげてくる。
ミヤビ
「ふぁあっ、や、あぁんッ……おうじさま……んンッ、
でるっ、射精しちゃうん……ですねっ?」
ミヤビ
「えへへ、わかりますよぉ……んンッ、んぁ、あはぁ……っ、
だって……んぁあっ、おうじさま、すごく……んぅっ、
せつなそうな、お顔をなさって……ひゃっ、あアンッ!」
ミヤビ
「や……アッ、あんっ、あぁんッ、ひゃあぁンッ!
らめっ、らめれすっ……んんンッ、そんな、おくっ、
トントンしちゃ……や、アッ、ああぁッ、はぁああッ!」
至上の瞬間へ向けて抽挿を加速させていくと、
赤裸々なまでの嬌声がミヤビの口から何度も漏れる。
爆発寸前の射精感に抗いながら、
激しく腰を振り乱して限界ギリギリまで快楽を貪る。
ミヤビ
「んふぁあっ、あっ、ひゃあん、やあぁン……ッ!
王子さまぁ、あ、あはぁあぁ……ッ!
射精してぇっ……王子さまの、お好きなところに……っ」
ミヤビ
「私……ぁああっ、わたし……王子さまのなら……っ、
ぜんぶ……んんンッ……受け止めますからぁ……ッ!」
ミヤビ
「ですからぁ……んぁあっ、ああっ、あぁあアンッ!
射精して……いっぱい、好きなだけ……っ、
気持ちよく……んぅンッ……なってください……ッ!」
どくん、と竿が脈動する。
気づけば俺は本能のままに
ミヤビの最奥に亀頭の先を無遠慮に押し付けていた。
腰が抜けそうな快楽と共に、
欲望のたぎりが竿の先からほとばしる。
ミヤビ
「ひゃああぁああぁンッ! アッ、はぁぁああぁあぁッ!!」
射精の衝撃を受け、
ミヤビの短躯は一際大きく跳ね上がった。
腰を軽く反らせ、情愛の証を
一滴も余さずミヤビの中に注ぎ込んでいく。
ミヤビ
「ふぁあ、あっ、あぁあ……すごいです……んんん……ッ、
あ……あついの、どんどん入ってきて……ひぁあっ、
やぁん……おなか、やけどしちゃいそうですぅ……っ」
酔ったようにふやけた声音で
ミヤビは精を受ける感覚を伝えてくる。
白く泡立った粘液が、
ペニスを咥えた膣口の隙間からトロトロと溢れだした。
ミヤビ
「はぁ、はぁっ……えへへ、嬉しいです。
こんなにたくさん、射精していただいて……」
ミヤビ
「王子様も……私の身体で、
いっぱい気持ちよくなっていただけたんですね?」
ミヤビ
「私も……すごく気持ちよかったです……♪
初めてでも……こんなに気持ちよくなれるものなんですね」
夢を見るような表情で、ミヤビは甘い言葉を紡ぐ。
その笑顔のどこにも、嘘をついている様子は窺えない。
ミヤビがここまで淫らだったとは思わなかった、
と俺は苦笑交じりに感想を述べた。
ミヤビ
「もう……ですから、言ったではありませんか。
私がこんな風になるのは、お相手が王子様だからだって」
心外です、とでも言いたげに、
ミヤビはぷくりと頬を膨らませてむくれる。
ミヤビ
「……でも、ありがとうございます」
ミヤビ
「王子様のおかげで、
生まれたときから舞一筋だった私にも、
舞の他に好きなものができました」
ミヤビ
「こうやって、誰かと深く繋がり合うのって……、
舞と同じくらい、気持ちのいいことだったんですね……」
そう呟くと、
ミヤビは小さく欠伸をして、やがて瞳を閉じた。
安らかな寝息を立てはじめるミヤビの身体に、
そっと毛布をかけてやる。
ミヤビ
「ん……おうじさまぁ……っ。
これからも……こういうこと、いっぱいしましょうね……?」